虹色オリハルコン

命にエネルギーを与えるパワーの力

命からエネルギーを奪うフォースの力

どちらを選ぶかは自分次第

人の活動が止まって見えたもの 「利己から利他へ」

2020年04月25日 | パワーかフォースか・新型コロナウイルス

ここ数年の間に、SNSが普及して、人の承認欲求という欲が、拡大した。

頂上にこの行列… エベレストでさらに4人死亡、混み合う「死のゾーン」

【5月24日 AFP】世界最高峰エベレスト(Mount Everest)で24日、新たに4人の死亡が報告された。

 

写真は、2019年5月のエベレスト山頂



インスタ映えを狙って、人々は世界中を移動して、観光地が耐えられる以上の観光客が押し寄せる状態「オーバーツーリズム」が生れた。
日本では、高尾山に登るのも行列、富士山頂まで行列、京都の嵐山の橋を渡るのに行列。
万里の長城やヒマラヤ登山ですら、人ヒトヒト。

スペイン・カタルーニャ地方の独立運動では、歴史の因縁も事情もあるだろうが・・・バルセロナの観光客の増加で町にあふれるゴミや、公衆トイレ事情の悪さによる汚物問題が深刻な状態で、スペインに納める税金をバルセロナのために使いたいということも理由の一つにあるという。
オーバーツーリズムは利益を得る者と不利益を被る者、人と人の分断にも一役買うようだ。






中国の「一帯一路」構想は、中国を中心として海と陸からかつてのシルクロードのように経済をつなぐ道。というが、かつてのラクダに揺られて砂漠を旅する文化と物が交流したシルクロードとは似て非なるもの。
ユーラシア大陸、アフリカ大陸、インド洋などをつなぐダイナミックな経済構想だけど、人間と巨額の金の移動、多くのエネルギーが伴うもの。
「すべての道は中国に通じる」とも言いたげな習近平の支配欲と、人々の金銭欲が膨らませた風船のような構想に私には思えた。

習近平も、マイナス消滅フォースになっていたから、このままではすむはずがない、とは思っていたけれど今のコロナ騒動は、搾取によって貧富の格差を助長するグローバル経済と止めどない環境破壊、人類の暴走に歯止めをかけるきっかけにもなるかもしれない。


中国の大気汚染、新型ウイルスで減少 NASA衛星画像で判明

【3月3日 AFP】米航空宇宙局(NASA)は、中国の大気汚染が激減したことを示す衛星画像を公開した。

 


NASAが公開した中国上空の衛星画像。
今年の1月(左)と2月。一目でわかる、二酸化窒素の汚染状況。

おそらくはスモッグとPM2.5で満たされていた北京の空も、当たり前のきれいな青空に変わったことだろう。

アフターコロナが、今までのやり方の踏襲であってはいけないとあらためて思う。

少し前なら、地域の風土病であった新型コロナウイルスは、ワールドワイドに広がった人に移動によって、短い時間で世界中に広がった。
21世紀の人類が呼び寄せ、豪華で楽しい旅行などと、はしゃぎながら、また金目当ての享楽の中で、無防備に世界に蔓延させてしまったのがきっかけだ。

人類は何を優先すべきか、金なのか、命なのか。表向きは命と言いながら、本音は経済が一番であったこと。
そして世界中に触手の伸びたグローバル経済は、コストを削減するためにより安い人件費を求め、富の格差がどんどん広がっていった。

一部の持つ者の享楽の陰で、たくさんの持たざる者の苦悩や命がけの労働があり、また虐げられた命があり、物言わぬまま消えていった命があったこと。
金が優先されるあまり、安全安心、環境への負荷など、ないがしろにされていたところもあるだろう。
今回の新型コロナウイルスも、生きた稀少動物を含む野生動物をその場で殺して売るという、残酷で衛生観念のない野生動物市場が発生源となった。

そのことに気づかない限りは、たとえ今を乗り越えたとしても、第二第三のパンデミックもたやすく起ってしまうのではないだろうか。


余談ですが新型コロナウイルスは、トランプ氏のいうようなウイルス研究所から出たものではなく、野生動物から人間に感染したものである、と、テストではそういう答えでした。


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5 コメント

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チェルノブイリ事故から34年 (ひろみ)
2020-04-27 02:01:26
今日、4月26日はチェルノブイリの事故から34年周年の日でした。

先日から、チェルノブイリ付近で山火事があり、まるで、忘れちゃいけないよ、というメッセージを感じていました。

日本でも、長野や岐阜で、地震が頻発しています。

そして、なんといっても、COVID-19...新型コロナウイルスの感染拡大。
WHOのパンデミック宣言は、3月11日でしたよね。
こちらも、東北大震災、福島原発事故を忘れちゃいけないよ、というメッセージのように感じてしまいます。

BCとAC、先日までは、キリストが生まれる前と後、という意味でしたが、今年からは、コロナ前、コロナ後というように、意味の書き換えが起こるかもしれませんね(笑)

チェルノブイリの事故から34年
https://ameblo.jp/hiromiamigo/entry-12592653036.html


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ひろみさんへ BC&AC (金木犀+α)
2020-04-27 19:41:14
34年も経ってしまったのですね。(年取るわけだ・・)
ついこないだのように、いろんなことを思い出します。
多分、今の時代、特にこの10年以上.社会に対して自分自身すごく居心地が悪いところがって、こうなる前の時代の方に親和性があるのだと思いますが・・
この34年間、環境問題はどんどん深刻さを増し、日本でも原発事故が起り、大きな津波はリアルタイムの動画が配信され、便利さは増しても、自然災害もパンデミックも終わることはないのだろうと思います。

今日、この記事にタイトルに「利己から利他へ」という言葉を付け加えました。
今回のパンデミックは、とてもスピリチュアルな意味があって(昭恵夫人のスピとは違いますが)、
地球意識がたった一押ししただけなのですが、それぞれが自らの意思で、意識レベルを高めたり、低めたりした結果が今起っていることです。
今は、「利他・無欲」で生きている人でも無風状態とは行かないですが、どこかの国のリーダー達のように「利己・我欲」中心で生きている人には「何をやっても裏目」に出て本当に、本当にますます大変になりますから・・
返信する
美しき緑の星 (ひろみ)
2020-04-29 07:25:54
「工業時代のあとは、大裁判になる」
「大裁判?」
「有害物を製造した人間全員に、有罪判決が下されるんだ」
「誰に?」
「食品、化学物質、武器、たばこ、酒、医療品、原子力、自動車、建築などの業者、それで蓄財した政治家」

5年前に出会った映画「美しき緑の星」のワンシーンです。

https://shihihaida.blog.fc2.com/blog-entry-550.html

今、まさに、わたしたちは、この時期を過ごしているのかもしれませんね。
一旦立ち止まって、もう一度振り返り、より良き未来を実現するために。。。


「愛の法則」から、両極端な二つの未来のビジョン
https://shihihaida.blog.fc2.com/blog-entry-731.html

どちらの未来が実現するかは、私達次第・・・

1503
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尻切れでした。。。 (ひろみ)
2020-04-29 14:40:54
ごめんなさい。
肝心な部分が抜けていました。

「工業時代のあとは、大裁判になる」
「大裁判?」
「有害物を製造した人間全員に、有罪判決が下されるんだ」
「誰に?」
「食品、化学物質、武器、たばこ、酒、医療品、原子力、自動車、建築などの業者、それで蓄財した政治家」
「まさか」
「不買運動が始まった」
「不買?」
「有害物を買わないようにしたんだ」
「軍隊も警察も手が出せなかった」
「時代の名前は?」
「ええと・・・・復興前の混乱期」
「復興するんだ!」
「もちろん」

http://greenbirdletter.blog31.fc2.com/blog-entry-1988.html
この部分の書き起こしはこちらの記事からです。

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ひろみさんへ (金木犀)
2020-04-29 23:42:21
ありがとうございます。
今は先が見えないですが、きっと良くなるはずと信じます。
美しき緑の星、懐かしいです。
見られるときに見られて良かったです。

私は、「男はつらいよ」の寅さんの時代がよかった。
便利な科学技術もほどほどで良かった。それ以上は望んでなかったなあと今になって思います。

コロナの不安とともに、人々の中にはすさんだウイルスが広がっているようです。
特に日本では感染者叩きや関係者への偏見がこういうときに出てきてしまうのが残念です。

>「時代の名前は?」
 「ええと・・・・復興前の混乱期」
 「復興するんだ!」
 「もちろん」

すてきですね。こうじゃなくちゃ!笑
復興して暖かくやさしい世界を望みます。
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