虹色オリハルコン

命にエネルギーを与えるパワーの力

命からエネルギーを奪うフォースの力

どちらを選ぶかは自分次第

枝野経産相・電力改革に意欲

2012年02月03日 | 脱原発
反原発派の皆さんの中には、事故当時の混乱から、政府すべてひっくるめて批判の対象とし、枝野経産大臣や細野原発担当相についても、信用できないとおっしゃる方もいらっしゃるようですが・・・。

枝野さんは、官僚や経済界その他、原子力村の慣性の法則のごとく原発維持をしたい旧勢力に、一生懸命立ち向かっておられる数少ない力のある政治家だと、私には感じられます。
今の経産大臣が枝野さんで、よかったと思います。
細野さんも同様で、誰だって頭を抱えてしまうだろう原発の事故処理、がれきの処理と福島の復興のはざま、本当に命がけで仕事をされていると感じます。
お二人とも、あの試練の時を経て非常に高い使命感を持たれており、高い意識のフィールドの中にいらっしゃるとキネシオロジー的には感じます。
あの二人は、脱原発へと舵を切った菅政権の置き土産だねと、家でも話しております。・・・と前置きはさておき。

2月3日の東京新聞では、いよいよ「発送電分離」の議論が始まったと書かれていました。

■「発送電分離」議論スタート 電力選び「脱原発」も

 経済産業省の総合資源エネルギー調査会・電力システム改革専門委員会が二日、初会合を開き、発電や送電、小売りを分離する「発送電分離」の制度づくりについて議論を始めた。実現すれば、これまで発送電を一体的に手掛けてきた電力会社の独占が崩れ、消費者が電気を選べる時代を迎えることも可能だ。 (宮本隆彦)


Web版には、ここまでしか書かれていませんが、新聞には激怒、経産相、改革に意欲とサブの見出しがあって、枝野さんの思いが伝わってきました。
新聞はモノクロなのでもちろん「激怒」の部分は赤じゃないんですが、強調する点々がついてました。こういう書き方、けっこう好き(笑)。
こんなところも東京新聞に変えてよかった点ですね。経産相がいったい何に激怒したのかと、思わず読みたくなりますもんね。

一部、抜粋してご紹介しましょうか。編集は私の意図です。
 
■消費者の権利
「原発事故では、計画停電などで国民の皆様に大変なご迷惑をかけた。電力供給をゼロベースで見直す」。会合で枝野幸男経産相は発送電分離を含む制度改革の実現に強い意欲を示した。
根底には、東京電力福島第一原発の事故を機に独占の弊害があらわになった電力会社への不信感がある。東電の西沢俊夫社長は、原発停止で原油など火力発電用燃料の使用が増えたことを理由に電気料金を表明した際、「値上げは事業者の権利」と言い切った。独占にあぐらをかいた発言に経産相は激怒。「値上げするなら、ほかの事業者に変えるという(消費者や企業が)選択できる仕組みが必要」と繰り返し述べ、「消費者の権利」を旗印に電力改革に切り込もうとしている。


枝野さん、ありがとう!。応援します。
今後とも、足元をすくわれないように、十分ご用心しながら進めてください。


★関連サイト
 電力システム改革専門委員会を設置――発送電分離等を議論
 (オルタナオンライン)

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 争わない武道・合気道 | トップ | 原子力を平和的に利用できる... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ましまさんへ (金木犀)
2012-02-06 13:52:48
コメントありがとうございます。
キネシオロジーに関係なく客観的に見ても、両者からは誠実さを感じます。

>鳩山さんでこっぴどいうっちゃりを

鳩山さんは残念でしたね。
矢面に立つ立場にあると、意識レベルもよほどの高みに達してないと、自分の内在する弱さにひっぱられて、下がってしまうのだと勉強にもなりました。

しかし、いくらいい政治家が出てきても、国民の意識が上がらないことには、理解を得られず、同じことでしょう。
マスコミや周りの政治家の意識も低いから、正しく伝わらないし、報道できない。
宝の持ち腐れにならないように、国民も高い意識を持つ政治家を見分け、その人を支えてゆかないと、結局自分達の首を絞めることになるのではないでしょうか。
返信する
同感するところあり (ましま)
2012-02-05 16:10:11
私も二人には注目しています。他の政治家にくらべるとやはり言動が一枚上です。ウソをついているようなそぶりはありません。

鳩山さんでこっぴどいうっちゃりを食ったので、慎重にならざるをえませんがあなたの裏書があればたしかでしょう。

枝野さんはかつて自民党議員と国民投票法案をまとめた実績があり、左派からは評判がよくなかったのですが、よりましな民主党案を土台にして理路整然と立ち向かい、主張を通した力量を買っていました。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

脱原発」カテゴリの最新記事