虹色オリハルコン

命にエネルギーを与えるパワーの力

命からエネルギーを奪うフォースの力

どちらを選ぶかは自分次第

命を大切に出来ない日本の出入国在留管理局

2022年01月08日 | 社会のニュースを考える

昨年、入管収容中に、スリランカ人女性ウィシュマ・サンダマリさん=当時(33)が死亡した事件。
それぞれの入国管理局には医師が常駐していないため、具合が悪くなっても適切な治療が行われず、以前から、死亡事案が後を絶たなかったという。
入国管理局というところは人間を「もの」としか扱わないのだろうか、どこまでも事務的な対応で、「人権」というものは存在しないらしい。
ローマ時代の組織なのか、と、つくづく思う。
死亡事案の一番の問題は、医師の意見ではなく、入管の職員が医療の判断をしているところだという。


入管収容者の死亡事案絶えず 面会活動の医師「医療体制見直さなければ同じこと起きる」:東京新聞 TOKYO Web

名古屋出入国在留管理局で収容中に体調不良を訴えたスリランカ人女性ウィシュマ・サンダマリさん=当時(33)=が死亡した問題で、収容中に亡...

東京新聞 TOKYO Web

 



立憲民主党の石川大我参議院議員の報告。
またもや、悪夢が繰り返されようとしている・・




あれほど問題になってもなお、改善されない入国管理局。
「私は少数派」さんよりいただいたコメントを全文掲載。
行動は自由意志ですが、まずは知ること。

入管への申し入れのお願い (私は少数派)
2022-01-06 22:46:54
入国管理局の横暴により、
またしても死者が出そうな状況にあります。
もしもよろしければ
命の危機にある入所者を救うために即時解放を求めるメールやFAXをお願いします。
名前もメアドも明かさず、
匿名でメールできます。
(あくまで自由意志の範囲でお願いします。)
この場をお借りして申し訳有りません。

#ジャヤンタさんの即時解放を求めます



意識の二極分化は、そこかしこにある。
意識レベルマイナスフォースと200以上のパワーは、地動説と天動説のように相容れない。目指すべき未来と過去の過ちが、今は交錯している。
人権の問題も同じだ。

●以下ツイッターより










こんなひどいこと……怖い、怖すぎる。中国や、よその国の批判をしてる場合じゃない。

車椅子の病人に集団暴行、1時間半―入管「コメントは差し控える」(志葉玲) - 個人 - Yahoo!ニュース

またも入管による不祥事が発覚した。健康状態が悪化し車椅子を使っていた被収容者に対し、入管職員が数人がかりで1時間半も暴行を行ったというのだ。...

Yahoo!ニュース

 


上記記事より抜粋


○入管施設内でコロナに二度も感染

 今回、筆者の取材に応じたのは、スリランカ人男性のジャヤンタ・マルダケ・スガット・クマラさん(47歳)。2000年に来日し、日本で結婚したが、その後、離婚したために在留資格を失ってしまった。また、母国スリランカ内戦では現在の政府と応戦していた勢力に属していたため、帰国すれば迫害される恐れがあるとして、難民認定申請を行ったが、昨年3月に東京入管の収容施設に収容されてしまった。収容後、ジャヤンタさんは二度も新型コロナウイルスに感染し、現在も頭痛や倦怠感などの後遺症に苦しめられている。さらに肝機能障害も患っており、吐き気のために、脂っこい入管の給食は食べても吐いてしまう状況だ。入管内の面会室で筆者の取材に対応した際も、バケツを持参していた。常に吐き気に苦しめられ、取材中に嘔吐する可能性もあったからだ。


○入管職員による集団暴行

 ジャヤンタさんが入管職員らに暴行されたのは、今年(2021年)10月11日のこと。既に体調の悪化が著しく、苦しみもがく中で、ジャヤンタさんは、吐瀉物用のバケツを破損してしまった。その様な些細なことで、入管職員らはジャヤンタさんを雑居房から独房に連行したのだ。この、「懲罰房」とも呼ばれる独房は、入管職員に反抗的な態度を取った際に懲罰として、閉じ込められる狭い部屋だ。この連行の際に、入管職員らはジャヤンタさんを車椅子から無理やり引きずり下ろしたのだが、その際にジャヤンタさんの片足が車椅子の金具に挟まってしまった。入管職員らは、金具を外そうとする間、ジャヤンタさんの頭と両腕をそれぞれ一人ずつが、力いっぱいに床に押しつけた。特に頭を抑えていた職員は、ジャヤンタさんの頭の上に乗るようなかたちで、のしかかった上、何度も首を絞めてきたのだという。
 また、腕を押さえつけていた職員の肘がぶつかり、ジャヤンタさんの右目はまぶたが開かなくなる程、酷く腫れ上がった。車椅子の金具に挟まってしまったジャヤンタさんの足はうっ血し、途中から現場に来た入管内の医師が「道具を使って、車椅子を壊して。早く外さないと、足を切断しないといけなくなる」と職員らに注意する程だったという。だが、入管職員らは結局、力ずくでジャヤンタさんの足を車椅子から引き抜いたのだった。そのため、ジャヤンタさんは足を痛め、現在も痛みのために自由に動かすことができないのだという。この暴行は1時間半にも及んだ。

 (中略)

○法を軽視する行政組織は解体されるべき

 ウィシュマさんの件や、デニズさんの件は、国内外で大きな問題となり、今年春に法務省/入管が提出した入管法「改正」案も、高まる批判の中、廃案となった。だが、ジャヤンタさんの件を見ていると入管は全く懲りておらず、組織として致命的に自浄能力が欠落しているようにも見える。

 他方、在留資格を持たない在日外国人に対しては、主にネット上の匿名のユーザーからは「法に反しているのだから厳しく対応して当然」と、入管のやり方を擁護する意見もあり、筆者への記事に対してもそうした外国人を擁護するなとの意見もある。
 ただし、前提として、本来、庇護すべき難民や、様々な個別の事情から在留を許可すべき外国人を「不法滞在」にしてしまっている、法務省及び入管の差別的な対応にも問題は大いにある。

 また、仮に「不法滞在」だとしても、その人に対し何をしてもよいわけではない。
日本は法治国家であるから、法から逸脱した対応は許されない。実際、「制圧」は入管法に基づく省令(被収容者処遇規則の第17条の2)で「制止等の措置」として規定されているが、同省令においても「合理的に必要と判断される限度」であるべきだとされており、被収容者を虐待してよいとは、どこにも書いていない。
 そもそも拷問は日本国憲法で禁じられている。車椅子を使うまでに衰弱していたジャヤンタさんを「制圧」する必要はなく、何度も首を絞めるといった行為は拷問にあたるのではないのだろうか。個人に対し強制力を伴って法に従わせようとする組織が、自分達は法令遵守していないのだから、本末転倒だ。

その解体と再構築を含め入管のあり方を根本から問い直す時期に来ているのであろう。

ーーーーーーーーーーーーーー




youtubeに2019年に撮影された入管職員による集団暴行の様子が・・ひどい。

衝撃映像:入管施設での集団暴行の実態

難民認定申請者であるデニズさんは、日本人女性と結婚しているにもかかわらず、入管の収容施設に不当に拘束され続けている。
長期の拘束ストレスに苦...

youtube#video

 



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3 コメント

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Unknown (私は少数派)
2022-01-08 14:39:45
この問題を取り上げてくださってありがとうございました。

政治家にとって「この問題に取り組んでも選挙の票には繋がらない」(外国人のことだから日本人の有権者にとって直接の利益がない)ということがあって、政治家が動かない面があると感じます。

石川大我さんはこの問題に声をあげて動いてくださってありがたいです。
こういう政治家が日本にはあまりにも少ないですね。
私たちはこういう人権問題を放置せず、動いてくれる人を選挙で選ぶ国民にならにといけないと思います。
返信する
私は少数派さんへ (金木犀)
2022-01-08 22:51:06
こちらこそ情報ありがとうございました。
この件に関しては、テレビのニュース以外のことは知らなかったので、こんなことが今も起こっていることにショックを受けました。
これも隠されていた闇にスポットが当たり出したのかもしれないです。
石川議員、がんばれ。
返信する
ワクチンだけではない。日本の闇 (私は少数派)
2022-01-22 17:10:28
有料記事なので途中までしか読めませんが・・。
https://mainichi.jp/articles/20220121/k00/00m/040/144000c
入管は全く変わっていない。
反省もなく、外国人差別、人権侵害を繰り返しています。
国が本気でこの問題にメスを入れないとダメです。
野党はこの問題をようやく
追求し始めたようです。
この国は外国人の人権なんかどうでもいいという人たいばかりのようです。
でも「日本の評判を落としたくなかったら、外国人の人権を守らないといけない」ということが何故解らないのか?
頭悪過ぎますね。
日本の評判落としたくて仕方がないのでしょうか?
一刻も早く解放してほしい。すぐにも入院措置を!


以下の記事は
あの放火事件が起きたのは何故大阪だったのか?という問いへの答えとも言えるものです。
維新政治のせいで
大阪では方針で生活保護を申請したくでもさせないようにしている。
役所でも業務の多くをパソナに下請けさせており(維新はパソナと繋がっているのは、一般市民は知らずとも知る人には周知の事実)
あの放火事件の犯人も生活保護受けられず、犯行に及んだ可能性が・・。
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_61e77fe6e4b05645a6ede376
困った時のセーフティネットを奪うのは基本的人権の侵害です。
維新がこれ以上増えたら
これが全国に広がるのは間違いないでしょう。

言えることは、大阪で「生活保護がきちんと受けられる」ようになっていたら
あの放火事件は防げた可能性が高いのではないか?ということ。
セイフティネットを保証しないことで、犯罪を増やし、時に大きな悲劇をも生むのです。
こういうことがわからないのは想像力の欠如。
そういう人がどんどん増えているように感じます。
維新の台頭もそのひとつ。
返信する

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