虹色オリハルコン

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命からエネルギーを奪うフォースの力

どちらを選ぶかは自分次第

ぱぱをかえして

2013年09月23日 | 車社会を考える
秋の全国交通安全運動が始まりました。

東京新聞のこの記事は、5年前に交通事故で父親をなくした小4の子鹿柚祐(ゆずゆ)ちゃんの紹介。自転車に乗っていたパパは、後方から来た大型工事作業車にはねられ、病院で息を引き取った。
幼い心に、刻み込まれた思い出はとても衝撃的だったのでしょう。
  ↓
パパをかえして 事故で別れ 名古屋の小4・柚祐ちゃん

ネットでは読めないけれど、本紙に掲載された柚祐ちゃんの作文が、心に残りました。


【六歳だった子鹿柚祐ちゃんが交通遺児を励ます会で発表した作文】

 「ぱぱをかえして」

 ぱぱは、りょうりがじょうずで、やさしいです。わたしはそんなぱぱがだいすきです。
 ほいくえんで、えをかいていたら、おじいちゃんがいきなりむかえにきて、わたしはなんだろうとおもいました。 
 びょういんにいき、ぱぱのまわりは、ちだらけでした。おかあさんとおねえちゃんは、ないていました。
 わたしはぱぱのてを、にぎりました。ぱぱのちを、とめてもらいたかったので、ぱぱのちをてにためました。でも、ぱぱはおきてくれませんでした。
 ぱぱをころしたひとは、きらいです。ぱぱのことを「ごみをひいた」といいました。ぱぱはごみではありません。いまでも、そのことばは、わすれません。わたしは、ころしたひとをゆるさないです。
 だいすきなぱぱを、かえしてほしいです。ぱぱをかえしてください。ぱぱが、なかないでと、やくそくしたので、ゆずゆはなきません。
 わたしは、これから、くるまにきをつけます。


 

行楽シーズン、ドライブでお出かけの方もいらっしゃると思いますが、くれぐれも心してハンドルを握ってほしいなと思います。
テレビでは、あいも変わらず、人気タレント総動員のこじゃれたCMがあふれているけれど、その機械は、命を奪う可能性のあるものです。そこのところ、絶対に忘れないで欲しいです。


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