立秋も過ぎ、お盆も過ぎ、子どもたちの夏休みも半分以上過ぎた。
しかし、蝉の声は今日も世界に響き渡り、ショウリョウバッタは、小さな庭のシソの葉に襲いかかるなり。
アゲハチョウは、サルスベリの花から、ゴーヤの花めがけて、緑のカーテンを舞上る。
夏は、虫たちが命を謳歌する季節でもありますね。
そういえば、菅善総理が以前「植物党」を作りたいと言っていたけれど、菅さんが言われていたように「地球の生物は、植物によって生まれ生かされている」という事実を忘れちゃならないなあと思います。
原発再稼働のために「停電になったら死人が出る。」と脅しをかけていた人もいたけれど、この世から植物が消えてしまったら、すべての生物が死に絶えてしまいます。電気も大事だけど、その重要さはとてもじゃないが電気の比じゃないよね。・・・な~んて話はさておいて。
bs朝日の「BBC地球伝説/緑の惑星」が、おもしろいんです。第2回は、「花の誕生」
植物の一大革命は、「花」が生まれたこと。
それまでは、花粉は風に頼って、運ばれていたものが、花が生まれたことにより、花と共存する生物が生まれた。花粉や蜜を求める虫はもちろん、動物も花がつくる実を食べることで、種が運ばれ、共存共栄の道ができた。
花や果実は、より効率的に子孫を増やすため、受粉や、種の運搬を特定の虫や動物にターゲットをしぼり、昆虫や霊長類だけが見分ける色を持つように進化した。
それは驚くべきスピードで「突然変異」を繰り返した、とナレーションでは、いっていたけれど・・・
オルフィウムとクマバチ(「緑の惑星」より)
たとえば、南アフリカ共和国の、とある崖の下に咲く「オルフィウム」というリンドウ科の花には、蜜がない。
この花は、クマバチだけに特化して、花粉を供給することで、自分と同じ花だけを行き来してもらうことに成功した。
また、クマバチは、他の虫と競争することなく、独占的にオルフィウムの花粉を享受できるという、ウィンウィンの関係。
つまり、そのクマバチのだす特別な羽音だけに反応して、雄しべが開き花粉が出てくるという、互いがいなければ、種として成立しない密な関係を構築している。(蜜はないのに)
植物が虫をよぶために進化したように、虫たちも、植物とともに進化しなければ、共存共栄の道は開けない。
それはどちらが先というより、同時に起こらなければならないという不思議。
スギナと同調するバッタ
虫と植物の関係においては、「同調進化」という可能性があると思う。
つまり、虫と植物は、別々の個体ではあるけれど、地球全体をひとつの進化する生命体と考えてみると面白い。
たとえば人の体で、右手と左手の爪が同じ早さで伸びてゆくこと、それは右手の爪、左手の爪はそれぞれ別の存在でありながら、同じ体の一部である、とわかっているから不思議には思わない。
同じように、植物も虫も動物も、同じ地球という生命体の部分だとしたら、それらの一部として、互いが同調しながら同時進行で進化してきた・・・と。
多分こういうことが、以前、うちの不思議人間が口走った、「共鳴」するということの一つの表れじゃないかって思った。
(参照:真実は共鳴し続ける)
★アゲハとバッタの写真は「写真素材足成」よりお借りしました。
湿度も70%越え。
あ あ あ 暑い!
残暑お見舞い申し上げます。
蝉はもう、ギャンギャン、ジャワジャワ
大合唱してます。
余計暑さが増すような(^_^;)
進化と言えば 蚊 も最近すごいですよー。
あのぶ~~んという音をさせずに
忍び寄るちっこいヤツ!
で、格段に素早く逃げ回る!
血ほしいぞ目的がハッキリしてますから
こちらも、シールド張らねば!です。
今週末の花火大会を終えると
例年秋めいてくるので
期待しつつ、夏乗りきっていきましょう。
今日も、暑かったですね~。へたれてました・・
とはいえ、豪雨と土砂崩れで、命を失った方々のことを思えば、平穏無事に過ごせることに感謝しなくてはなりませんね。
>あのぶ~~んという音をさせずに
忍び寄るちっこいヤツ!
たしかに、最近、よくいますよね、ちっこいの(笑)
昔は大きめのヤブ蚊がメイン?だったのに、蚊の世界も進化してるのかな
進化といえば、私も子供の頃は、蚊に刺されるとぷっくりふくれていたのに、最近は、あまり腫れなくなってるのですよ。
長年刺されすぎて、免疫ついちゃったのかしら?
>今週末の花火大会を終えると
例年秋めいてくるので
予報でも、来週は少し暑さもやわらぎそうですね。
がんばりましょう。