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SNSうつ病

2019年08月04日 | ジョブズの呪い

若者でも簡単にうつ病になってしまう現代ですが、時代が違うって言えばそうなのかもしれないけど、今の中高年世代、昭和の10代は、周囲を見渡しても、うつ病になる人なんて知らなかったし、そういう病気は、文豪とか芸術家とか、特別な知識階級の人がなる病気だと私は本気で思っていた。

今の10代、スマホに毒されすぎてかわいそうにも思えてくる。
自分の過去を思い返しても、10代のときの全能感と無力感の交錯、挙げ句に「ま、いっか」とリセットされてノーテンキで笑っちゃうの、若者の特権だったのになあ。(インテリは知らないけど)

10代のうつ病の増加、これは世界的な傾向だという。原因はSNSとテレビという以下の研究記事。
昭和のテレビっ子としては、テレビの影響でうつには、やや違和感もあるが、情報の洪水が押し寄せてくる現代はSNSとの相乗効果もあるのかもしれない。
たしかにアナログな昭和には、SNSどころか、ケータイすら存在しなかったからね。
(電磁波や化学物質など、目に見えない体へのストレスだって今とは比べ物にならないくらい少なかったし。)

人と自分を比べるのは意味がない。
幸せそうに写真をアップしている人だって、中身は本当に幸せかどうかなんか、それだけじゃわからんですものね。
以下、記事抜粋。



10代のうつ病が増加傾向。原因はゲームではなくSNSであるとする研究結果(カナダ研究)
2019年07月18日(カラパイア)

前略


SNSとテレビはうつ病を増加させる
 『JAMA Pedatrics』(7月15日付)に掲載された研究では、2012~2018年に中学1年生から高校2年生までの3800人の若者の行動データを収集した。

 被験者には、その週にSNS、ゲーム、テレビを見た時間を自己申告してもらい、このデータと病院の臨床データとを比較し、うつ病との相関関係とが分析された。

 すると、SNSおよびテレビを見る時間と、うつ病の増加とには相関関係があることが明らかになった。


もっとも有害なのはSNS

 まず画面を見る活動で一番有害だったのはSNSだった。

 コンロッド教授らの主張によると、うつ病の増加は、インスタグラムのようなSNSを通じた活動と関係しているという。

 そうした場では、やたらと華やかな写真ばかりが目に触れる。だが自分の生活を振り返ると、そんな華やかさとはちっとも縁がない。すると自己嫌悪に陥ってしまうというわけだ。

 そこは「悪循環を引き起こす反響室のようなもので、うつ症状を悪化させてしまう物事に常にさらされる結果になります」とコンロッド教授はいう。

 ちなみにSNSをやることで、運動などのうつ病を緩和する活動が行われなくなる可能性も考えられたが、今回の研究ではそうしたことはないという結果だった。

中略

SNSが心身に及ぼす影響はまだ未知数

 最近では直接的な人間関係にかわり、ネット上での人間関係が増えてきている。特に10代の若者の場合、1日平均で6~7時間画面を見つめて過ごしているといわれている。

 このような状況だが、研究チームの1人であるエルロイ・ボーアズ氏によると、ネット上の人付き合いが人々に与える影響をきちんと調べた研究はまだ少ないのだそうだ。

 彼はこの状況を70年代の喫煙になぞらえている。当時、タバコの有害さは今ほど知られておらず、人は自由に喫煙をしていた。しかし、現在の喫煙に対する風当たりの強さはご存知の通りだろう。

 SNSも最近でこそ、その心に与える悪影響を指摘する声が増えているが、今のところ子供であっても比較的自由に利用することができる。


 うつ病は年齢にかかわらず発症するが、若いうちに発症した場合、薬物の使用、自尊心の低下、対人スキルの悪化といった、社会生活を困難にする状況につながりがちであり、特に注意が必要だ。

 未来を担う大切な若者であるからこそ、健全なSNSの使い方を教えておくべきなのかもしれない。

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記事のコメント欄より

●自分の子供のころにSNSとかなくて良かった。クラスで浮いててもあえて無視して子供時代すごしてたけど、皆が何考えてるのか文字になったやつを見たりした日には、たぶん、心折れてどうなってたかわからんわ

●日本は未成年者の自殺率が増加していて、SNS上で仲間外れにされたり悪口を言われたりする事が要因のひとつだと言われている。SNS上であれば公開処刑と同じだから辛いよね。企業は会社の事を書いては駄目というルールのあるところが多いが、学校はそういう教育をしているのかな?

●私自身がうつ病だけど(10年越え)
ツイッターで同じような人達が集まって
経験者にしか分からない事も理解してもらえるし
パワーや希望をもらえる時もあるから、
SNSイコールうつ病に有害とは決め付けられないよ。

でも、些細な一言が最悪の結果を招く場面もこの目で見たし、
結局どうなんだろう…分からないや。

●なんかわかる気がするSNSはだめだわw
議論したってリアル以上に分かり合えないしとにかくすべてが虚構だからな
そこんとこ分かって楽しむならいいけどピュアな十代には無理かもなあ

●SNSは病むよな
なんであんなにやべーのか言語化できないけどすごい心がささくれる

●日本でもそうだけど24時間学校や友達気にする生活おくったら
誰だっておかしくなると思うわ
しかもグループに一人でも親から放置されてるようなガキがいたら
深夜までLINEやメッセージ送ってきて無視すると切れられたりとか
昔みたいに学校やクラスメイト友達と距離を置く時間が持てて
一人で日頃の人間関係見直したり一人の時間を味わうのも大切だと思うわ
世界規模で20歳以下のガキはSNS禁止にしてもいいと思う


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コメント欄の意見、いちいちわかる。最後のコメント、言葉遣いはちょっと・・だけど、強く同感。
うつの正反対にも思えるけど、キレやすくなる、ということも同時並行である。

子どもにタバコ吸わせたらいけないように、心身ともに成長過程の、ある一定の年齢以下の子どもは、SNSもスマホも禁止にしたほうがいい。
個人レベルの禁止だと新たないじめの温床にもなりかねないし、資本主義社会では企業献金で政治家もほぼ役立たずだから、WHO主導で全世界で。人類のために。



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2 コメント

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ひろみさんへ (金木犀)
2019-08-05 17:43:47
>SNS躁病もありそうな気がします。。。
ドーパミンが暴走して。。。
そして、反動で、今度はSNSうつ病になって。。。

それもありそうですね。
ツイッターなど、常に連続的に見なければならないのは、ストレスになりますし、ましてやその内容が不快なものだったら、本人が自覚するしないに関わらず、心身ストレスが掛かっています。

特に寝る前に電子機器に触れていると、快眠を促すメラトニンが出にくくなり、セロトニンも出にくくなる。

結果、SNSだろうが、テレビだろうが、ちょっとしたきっかけで鬱になってしまう現代です。
子どもだけに限らないかもですね。。
返信する
Unknown (ひろみ)
2019-08-05 04:20:43
SNS躁病もありそうな気がします。。。
ドーパミンが暴走して。。。
そして、反動で、今度はSNSうつ病になって。。。
を繰り返してる不安定な人多そうな気がします。

これも、二極化の一つの顕れでしょうかね。
返信する

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