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菅前総理、「もんじゅ」の必要性を否定

2012年07月31日 | 脱原発


菅前総理は、30日、辻元清美議員や福山哲郎議員など15名の国会議員や地方議員らと高速増殖炉「もんじゅ」を視察。
自身のブログでも書かれているけれど、原発をやめればもんじゅの必要もなくなると明言した。

以下、緑字は菅さんのブログより抜粋。


使用済み燃料から取り出したプルトニウムを燃やして発電し、同時に新たにプルトニウムを生み出すという、一時は夢の核燃料サイクルと期待されたもの。しかし、核廃棄物からプルトニウムを取り出すこと自体が経済的理由や、保有の危険性から止める国が増えている

 日本でも、ナトリウム事故などで膨大な費用を長年かけながらうまくいっていない。最近では核廃棄物の処理に役立つ技術ということが言われるようになっている。しかしいずれも、原発稼働をを前提としており、脱原発に向かうことを決めれば、必要性はなくなる

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アメリカでも自分たちの農場の上で訓練するなと反対されたオスプレイも、もともと50年以上の歳月とお金をかけて開発し作ったものだから、不完全で危険だとわかっているのに、今更やめるにやめられない・・・という色々なしがらみがあって、惰性のように動いてやめられない。「もんじゅ」もしかり。

始めるのにたやすく、やめるのに難しい。お金をかければかけるほど、なんとか元を取らねばと思う心理は、ギャンブルみたいだ・・・。誰も責任をとりたくないから、やめたほうがいいと思いつつも、うやむや先送りして、やめると言えない責任者たちの無責任さでここまで来てしまった。
だけど、勇気を持って、どこかで断ち切らねばならない。


菅氏、もんじゅ視察で「なくても影響ない」 

2012年7月30日 20時13分

 菅直人前首相ら脱原発を訴える民主党議員が30日、福井県敦賀市の高速増殖原型炉「もんじゅ」を視察した。菅前首相は視察後、報道陣に「もんじゅがなくても日本のエネルギー政策には影響がない」と述べ、核燃料サイクルの実現に疑問を投げかけた。

 訪れたのは福山哲郎参院議員や辻元清美衆院議員ら国会議員と、脱原発を主張する地方議員の計15人。「もんじゅ」の原子炉建屋内や中央制御室などを視察した。

 菅前首相は「もんじゅ」の役割に関し、「最近は使用済み核燃料に含まれる放射性廃棄物を、半減期の短い物質に変える技術だという議論もあるが、原発をやめれば廃棄物を有効処理する必要性もなくなる」と研究開発としての存続も否定した。

 菅前首相らはもんじゅ視察後、敦賀市内で反原発団体の「ストップ・ザ・もんじゅ」のメンバーとも意見交換した。

(中日新聞)



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