虹色オリハルコン

命にエネルギーを与えるパワーの力

命からエネルギーを奪うフォースの力

どちらを選ぶかは自分次第

今年のノーベル賞に思ったこと

2014年10月12日 | パワーな人々・パワーな本
9条も村上春樹さんも残念だったけれど、今年の青色発光ダイオードの研究者の皆さんのノーベル物理学賞受賞は快挙でした。
エネルギーの意識レベルを測った時に、「省エネをする」ということも、とても高かったので、消費電力の少ないLEDが普及することは未来につながる選択ですね。省エネ技術は、第三のエネルギーとも言えますから。もっとも、いくらLEDが省エネだからといって、不必要なものまで過度に使うことは本末転倒ですが。

省エネといえば、二重窓にするだけで、熱伝導率が50分の1に下がるということです。つまり断熱効果が50倍高まるってこと。
突然ですが、新しく建築物を建てる時はどんなものにも二重窓義務付け&補助金を!と私は政治家の皆さんに訴えたい。(二重窓にエコポイント追加した民主党政権であったなら、きっとそういう選択もあったはず、と今でも残念に思うけど、自公でもやってくれるならお願いしたい)
(参照:小宮山エコハウス




マララさんにノーベル平和賞=インド人権活動家も―子供の教育権擁護、抑圧防止評価(時事通信) - goo ニュース

【ロンドン時事】ノルウェーのノーベル賞委員会は10日、2014年のノーベル平和賞を、インドの児童人権活動家カイラシュ・サティアルティさん(60)とパキスタンの教育活動家マララ・ユスフザイさん(17)に授与すると発表した。今も世界で労働に従事させられる子供が約1億7000万人もいる中、2人が子供の権利を守るために続けている活動が評価された。

 委員会は授賞理由として「子供や若者への抑圧に抗する闘いや、子供たちの教育の権利のための努力」を挙げた。
 マララさんへの授賞は全分野のノーベル賞受賞者の中でも史上最年少。未成年者への授与は初めて。昨年も候補となり「受賞には若過ぎる」と慎重な見方もあったが、イスラム武装勢力タリバンに銃撃されるなど暴力にさらされてもひるまず活動する姿や、事件が世界に喚起した問題の大きさが考慮されたとみられる。
 マララさんは居住している英バーミンガムで記者会見し、「この賞は、声を上げられない世界中の全ての子供たちにささげられたものだ」と喜びを語った。
 マララさんは、タリバンに抑圧された女子校での生活について11歳の時からブログを執筆するなど、女性の教育の権利を訴えて反響を呼んだ。タリバンはこれに反発、12年10月、北西部ミンゴラで帰宅途中のマララさんを銃撃。マララさんは頭部に重傷を負ったが、英国の病院で手術を受け回復した。その後も各地で人権擁護の活動を続けている。
 一方、サティアルティさんは「児童労働に反対するグローバルマーチ」の代表として子供の権利を守る活動を展開。8万人の子供たちを奴隷状態から救ったといわれる。
 ノーベル賞委員会はヒンズー教徒のインド人(サティアルティさん)とイスラム教徒のパキスタン人(マララさん)が共に教育や反過激主義で闘うことが重要だと指摘した。
 賞金は800万スウェーデン・クローナ(約1億2000万円)で、授賞式は12月10日にオスロで行われる。 




「少女たちに教育の機会を」と訴えて襲われたマララさん。銃撃という卑劣な暴力にも屈せず訴え続ける、とても17歳の少女とは思えぬほどの、強い意志。うんと年下ですが、尊敬しています。
もう一人は、インドの人権活動家の方。こういう草の根の活動に脚光が浴びるのはとてもいいと思います。インドの子どもたちの悲惨な現状を、映画「スラムドッグ$ミリオネア」で知ったのだけれど、現実は、エンターテイメントなんかじゃないから多分映画に描ききれていないこともあるはず。
また、インドとパキスタンは、長年紛争が続いていることもあり、両国の良心を評価することで紛争解決の糸口になるかもしれない、と。・・・オスロは、そこまで考えていたのか!

ノーベル平和賞は、改めてこの世界の難問を、世界に突きつけてくるようです。受賞によって、すぐに何かが解決するわけではないですが、それでも頑張っている人々を見過ごさない、応援している、というスタンスは、大事なことだと思います。

前にもどこかで書きましたが、ノーベル平和賞は、本当に平和な世界であったなら必要ないもの、世界が平和でないからこそ、必要な賞であるのですね。
9条をノーベル平和賞に・・という日本人の運動も、9条が危機であるからこその活動だったのだから。
本当は、このような運動が必要ないくらい、9条が安泰であることが願いです。来年はどうでしょうか。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 川内原発は火山リスクなしと... | トップ | 「新ぱっとしない時代」の代償 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

パワーな人々・パワーな本」カテゴリの最新記事