虹色オリハルコン

命にエネルギーを与えるパワーの力

命からエネルギーを奪うフォースの力

どちらを選ぶかは自分次第

原発政策で立憲民主党と国民民主党は一つになれない

2020年01月18日 | 枝野幸男を応援


想定されている南海トラフの巨大地震のリスクもある上、伊方原発の立地は、グーグルアースで見ても一目瞭然くらいわかりやすい、日本で一番長い断層である「中央構造線」のすぐそばにある。
ウィキには、「世界第一級の断層」とも表記されている。
また、立地地区の佐多岬半島は細長く海に突き出しており、海側の住人は、万が一の時原発に向かって逃げるわけにもゆかず逃げ場がない。


伊方原発3号機 運転認めない仮処分決定 広島高裁 | NHKニュース

愛媛県にある伊方原子力発電所3号機について広島高等裁判所は、地震や火山の噴火によって住民の生命や身体に具体的な危険がある…

NHKニュース

 


今回、広島高裁が伊方原発3号機の運転を認めないという仮処分決定は、大変意味のあることです。

昨年の参院選、静岡で脱原発を掲げた立憲民主党公認の、徳川家弘氏が立候補した。
静岡新聞の取材によれば、大型新人候補の出馬で国民民主党の現職の榛葉賀津也氏(原発擁護・改憲容認)の陣営が危機感を強め、国民民主側から「榛葉が厳しいから票を回して」と自民党に要請。自民の組織票(軽自動車のスズキ票その他)が榛葉に回った経緯がある。(自民は見返りに改憲協力を要求か?)

参照:2019参院選 国民 静岡 榛葉賀津也 - 毎日新聞
   参院選静岡・自民党と国民民主の裏取引とその報道をストップさせた報道ステーション


映画「太陽の蓋」を見るとよくわかるけれど、立憲民主党の初期メンバー、東日本大震災において、当時の総理だった菅直人、官房長官だった枝野幸男、内閣官房副長官だった福山哲郎は、原発事故への恐怖と危機感を体感として共有している。 ・・・だからこそ「脱原発」の旗は当初から掲げられていた。
これは、立憲民主党の支持者にとっても、絶対に譲れない必要条件。

で、あるにも関わらず、昨年来より合流を呼びかけていた立憲側の「原発ゼロ法案」に、電力総連出身者が否定的な気持ちでいることは、漏れ伝わっていた。
 ↓
原発ゼロ否定は「合意違反」=国民幹部発言に不快感-枝野立憲代表:時事ドットコム
2019年8月23日



何度も話し合ってきたけど、今回、物別れに終わったことは、仕方なかったと思う。
立憲は立憲の立場で、今のままでいいです。社民や無所属議員の会の人たちとは、きっとうまくいく。
共産党も意識の二極分化の変化で、パワーアップした党ですから、協力もうまくいく。

でも、国民民主はいろいろと危うい種が多すぎるから。今回、破談になって正直ほっとしたところです。
もうできる限り関わらない方がいいと思う。もし、国民側で立憲とともにやりたいという議員さんがいらっしゃるなら、いったん離党して来てくれたらいいなと思う。



●年が明けても国民民主党はやっぱり原発ゼロ法案にイエスと言えないようだった。 
 ↓
立民と国民、再稼働厳格化で調整 合流協議、原発ゼロ政策
東京新聞 2020年1月9日
(抜粋)
立民が「一日も早い原発ゼロ実現」を掲げ、再稼働を認めないのに対し、国民は「2030年代」を目指し、再稼働を容認する電力総連などの組織内議員を抱える。このため政策は原発が主な論点となっている。


●協力できるところだけ協力で合流協議打ち切り。これでいいと思います。
国民民主党は、だらだら長引かせて先送りしてごまかす、原発維持へのスタンスと同じですね。
次の一手を早く打たないと、いざというときに間に合わないのよ。
 ↓
枝野氏、合流協議打ち切り示唆 「国会論戦に集中すべき」
東京新聞2020年1月18日
 立憲民主党の枝野幸男代表は18日、宮崎市で記者会見し、国民民主党が20日に合流方針を決めなければ、同党との協議を打ち切る可能性を重ねて示唆した。「できることは全部やったので、こちらとしては協議する中身がない。国会論戦に集中すべきだ」と述べた。

 国民の玉木雄一郎代表は17日の共同通信のインタビューで協議継続を要請したいとの意向を表明したが、枝野氏は応じない姿勢を示した形だ。

 枝野氏は「一つの政党になることが難しいと明確になれば、それ以外の方法を深掘りできる」と述べ、国会での野党共闘や次期衆院選の選挙区調整を本格化させていく考えも強調した。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 米民主党大統領候補選、ブテ... | トップ | あ、いわごうさんにゃにょだ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

枝野幸男を応援」カテゴリの最新記事