2月半ばから 忙しくも楽しい スミレ散策の日々を過ごしましたが
近隣で見られるスミレは もうお終いです。
今回は 高原へ サクラスミレを見に行きました。
花が大きく美しいことから 「スミレの女王」とも呼ばれる サクラスミレは
明るい落葉樹林から草原で多く見られます。
葉柄が長く、葉は直立気味
側弁基部には 白毛が密生します。
↓ こちらの株は、萼片や距の色が濃いです。
サクラスミレとは
桜の花びらのように 花弁の先がへこむことからついた名前ですが
実際には、そのような花弁は多くはないため
見つけると嬉しくなります。
↓ 後ろの花の上弁が 少しへこんでますね。
紫色と黄色の組み合わせは 目を惹きますね。
自然にできたブーケです。
葉脈に沿って 濃紅紫色の斑が入る チシオスミレもいました。
「赤斑」ではなくて「血潮」なんですよね。
高原で他に出会ったスミレは
スミレ(マンジュリカ)、アケボノスミレ、ヒメスミレサイシン
ヒゴスミレ、タチツボスミレ
お天気が良く、今回も 楽しいスミレ散策でした。
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おまけです。
近づいたら逃げられてしまい、ボケボケですが
ゾウムシの仲間かな? メタリックカラーが美しいです。
サクラスミレ、奥多摩とか奥秩父でごくわずに見たことはありませんが、やはり会えると嬉しいスミレですね。
チシオが入っているスミレもやはり珍しいですね。自分は滅多に会えたことがありません。
やはりハナネコさんはすごいなぁ~。
少し遠くまで行かないと見られないスミレはそれだけでも特別ですが
サクラスミレは華やかですしね。
私は今はスミレを見るために出かけていくのですが
リブルさんのように 山歩きの途中で出会えた時はより嬉しいでしょうね。
チシオスミレは普通に歩いていて見られたので全然すごくないのですが
奥多摩では見ていないので、やはり嬉しかったです。