三浦海岸へ出かけたときに お初に会ったお花です。
出会いの場所は、海岸にほど近い耕作放棄地で
遠目に何か背の高いものが生えているのが見えました。
とりあえず写真を撮り、帰宅後に調べてみると
熱帯アメリカ原産の アメリカツノクサネムというマメ科の1年草で
本州中部以西に散発的に発生しているとのこと。
草丈は 1.7m ほどあり、あまり分枝していません。
葉は偶数羽状複葉の互生
花は 1.5cmほどと大きく
旗弁の裏面には 紫色の斑点(白い矢印)があります。
この日は莢果は見られませんでしたが
キササゲの果実のように 細長い形で、20cmほどにもなるとのこと。
いつもと違う場所や地域を歩いてみると
なじみのない植物にも会えますね。
おまけ +++++++++++++++++++
花の陰に 翅が傷んだウラナミシジミがいるのが見えるでしょうか。
熱心に産卵していました。(白い点が卵)
ウラナミシジミは南方系の蝶で
越冬できずに死に絶えてしまうとされていますが
このまま温暖化が進むと
このあたりでも 越冬する個体が 出てくるかもしれませんね。
ウラナミシジミの産卵に居合わせるとは、
凄くて素敵ですね。
ウラナミシジミは、
県境の山で見た事はあります。ですが、
長岡の東山連峰界隈では、まだ見た事がありません。
印象がどうしても、はかなげで、それでいて、
勇気のある蝶に思えて、
いつか、東山辺りで、見られたら良いな、と思ってます
そうですか・・ 東山あたりではウラナミシジミはまだ見られませんか。
でも、県境の山で会われたことがあるなら
いずれそちらまで移動していくのではないでしょうか。
今年はウラナミシジミをあっちでもこっちでもたくさん見ました。
シジミチョウにしては大き目で翅の模様が綺麗で、よく目立ちますね。