出会いから 3年目自然交雑種のカワギシスミレは今年も元気でした。
カワギシスミレ(川岸菫)の名前は、初見された 岡谷市川岸からつけられています。
両親は エイザンスミレとマキノスミレ。どちらも美しいスミレです。
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花は中形の淡紅紫色~紅紫色で花数は少ない。側弁は有毛。距も紅紫色の袋状。
葉は母種によって差異があり、中裂・深裂に切れ込むが菊葉状にはならず
両面ともほとんど無毛。
ほおずき書籍「信州のスミレ」 より
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今年 見た カワギシスミレは
2014.04.16
花をたくさん咲かせていました。
これまでで一番 生気にあふれ 輝いて見えるのは
きっと 一番の見頃のときだったからなのでしょう。
全体をうっとり眺めていると
おやおや?
すぐ近くに生えている株どうしなのに、花の色と形が違う。。。と 思ったら
左は側弁が無毛、右は有毛でした。
交雑なのですから、どちらかの親の傾向が強く出るのは 当然考えられること
それぞれ マキノスミレ型とエイザンスミレ型ということなのでしょうが
花がエイザンスミレ型の株のほうが 葉が直上気味というのが 面白いところですね。
となると、一昨年と昨年のことも気になります。
画像を引っ張り出してみると
2012年
2012.04.28
花は、左が側弁無毛(マキノスミレ型) で 右が側弁有毛(エイザンスミレ型)
葉は、マキノスミレ型の方が光沢があるということなのですが、?? 逆に見えるような・・・。
2013年は
台風が過ぎ去った直後で、花も葉も傷んだ状態だったのですが
とりあえず 咲いている姿を見られて ほっとした覚えがあります。
2013.04.08
同じく
左が側弁無毛(マキノスミレ型) で 右が側弁有毛(エイザンスミレ型)
少なくとも 二年前の時点から 両方の型が混在していたことになりますね。
さて 来年はいかに?
一年後を楽しみに待つこととしましょう。
たしかに、手前の少し大きめの株は側弁無毛、奥の少し小さめの株は有毛・・
でしたね~・・不思議??だな~と思っていたのですが・・
マキノ型とエイザン型が混在?とは!・・同じ場所に咲いているのもおもしろいですね!
わたしたちは、今年初めて会ったのですが、3年前からご存じだったのですね。
その頃はまだ、小さな株だったのではないでしょうか・・
先日、私もこのスミレを探しに行ったのですが、発見できずでした。
マキノもエイザンも見つからなかったので、ないのも当然かも。
今年のカワギシスミレは美しくて、私も立ち去りがたかったです。
観察するとかいう気分ではなくて、ただうっとりと。。。(^^)
2012年よりも2013年の方が、花数は多かったですね。
そして、今年は比較にならないほど多いです。
来年はどうなるのか、今から楽しみですね。
もしかして、川岸に行かれたのでしょうか?
こちらは今年、場所にもよりますがスミレはだいぶ遅れています。
もしかして、Nick さんが見に行かれた場所も遅れているかもしれませんね。
私もこの日、マキノさんは蕾しか見つけられませんでした。
そちらのスミレはこちらとは雰囲気が違うでしょうか。
見せていただくのを楽しみにしていますね。
自分も先日、初めてこのスミレを見ることができました。
とてもかわいいスミレだと思います。
あまりにも舞い上がって、マキノスミレを見落としましたが。
交雑種はなかなか咲かない、あるいは消えてしまうものが多いようですが、3年も咲くとはかなり安定しているようですね。
こういうポイントをよくご存知なのは、さすがはなねこさんです。
文章から、とても楽しい、嬉しいが伝わってきますよ。
スミレちゃんたちを眺めていると
きっと相当幸せなんでしょうね。(^^)
やはり見てらっしゃいましたか。
今年は特に可愛らしかったと思います。
>あまりにも舞い上がって、マキノスミレを見落としましたが。
おんなじおんなじ (^^) よ~くわかります。
ここの株が育っているのは、雑種強勢なのかもしれませんね。
難しいことはともかく、来年もまた見られるといいですね♪
はい! とっても幸せでございます。 (笑)
nousagi さんは山に出かける前日はワクワクするでしょう?
多分それと一緒ですね。
特に、遠くまでスミレを見に行くときはワクワクドキドキ
眠れないときもあったりしてね。(^^;