スミレを追いかけているうちに
野や山の緑は すっかり色濃くなり
草花や木の花たちが、盛りになっていました。
今年はいったい何度この道を歩いたでしょう。
それも たった一か月の間に・・・。
頭上には、緑色の葉があり、萌黄色の枝があり、芽吹き色の梢もあって
この季節の緑色には 数えきれないくらいの種類があることを
そして それは、ほんのわずかの間に移ろってしまうものなのだということを
気づかせてくれます。
落ち葉の間から フデリンドウが咲き出していました。
あなたに会うと元気になるよ
同じ斜面の キランソウ
スミレが終わっても、紫色は健在です。
ジュウニヒトエは、いつの間にか大家族になっていました。
茎を伸ばしたタチツボスミレも
花が重そうなチゴユリも
いまが春の盛りなのだと 言っているようです。
タチツボスミレの花には
元気色のヤマツツジも見頃ですね。
近頃は写真も撮ってあげなくて、ゴメンね。
ニガイチゴ/クサイチゴ
ニリンソウの小径を辿って
今日は、ヒカゲスミレに会いに来ました。
整った顔立ちの美人さん
葉っぱの柔らかそうな ニョイスミレもいます。
どこからか逃げ出してきた 外来種のプリケアナも
あれあれ 最後はやっぱりスミレ目線になってしまいました。
南高尾周辺では、今年は驚くほどたくさんのアカネスミレやオカスミレが見られましたが
早くから咲き出した株は結実し始めていて、花はそろそろお終いです。
例年より多かったのは、伐採や手入れがされて 日当たりがよくなったからかも と
素人の私はそんなことしか思いつかないけれど
また来年も多くのスミレたちが咲いてくれるといいなぁと 思います。
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