倒木や地面から赤くて太い紐のようなキノコが出ていました。
これは アンドンタケ(行燈茸)だそうで
別名はアカカゴタケ(赤籠茸)
出初めは かごを伏せたような形をしているそうです。
出現してから どのくらい時間が経ったのでしょう。
かごはくずれて 暗褐色のグレバが悪臭を放っていました。
↓ 下向きに出ていたもの
割れる前の形がイメージできるかも。
地面に出ていた 白いボール状の幼菌を引っ張りあげてみると
根?が見えました。
出初めの かごの状態を見てみたいものですが
アンドンタケは なかなかレアなキノコだそうです。
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特徴のあるシダが見られました。
小型で美しい ヒメウラジロ
葉の裏は白く 胞子嚢は 葉の辺縁にあります。
より繊細な ミヤマウラジロ
胞子嚢のある葉は見つけられませんでした。
ハコネシダ
マメヅタラン
胞子葉を持ちあげて、今にも動き出しそう
コバノヒノキシダ
他に、ミョウギシダ、フクロシダ、ビロードシダ
それから、自力で同定できないもの たくさん。
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あちこちで ヌルデが花盛りです。
ヒヨドリジョウゴは 実もできています。
カワミドリ と メハジキ
キハギ
花は他に、イヌホオズキ、センダングサ、アイノコセンダングサ
キツネノマゴ、ケヤブハギ(ほぼ終了)、アカソ、トキリマメ など。
果実は、ノブドウ、アオツヅラフジ、トキリマメ、クサギ など。
暑さは相変わらずでも 季節は秋へと進んでいます。
多摩NTの住人さんもご存知なかったですか。
観察した方によると、出現してから3時間ほどで形が崩れてしまうそうです。
偶然に出会って、しかもきれいなカゴのような姿を見るのは難しそうですが
もしかしたら・・と 楽しみでもありますね。