浅草岳で出会った ヒメサユリに
お隣(?)の守門岳へも会いに行きました。
眺望は前日よりも やや良好で
残雪の山は輝いて見えました。
保久礼登山口-大岳-青雲岳-袴岳(山頂)(往復)
2人(夫)
朝6時、民宿での朝食を済ませて、登山口へ向かいます。
二口へ行く道が車両通行止めのため、そのルートで保久礼へ行くことはできません。
ここまで遠路出かけてきたのだからと、もう一足伸ばして 栃堀側から入ることにして
宿から1時間かけて、保久礼登山口へとやってきました。
30台のスペースという駐車場は ほぼ埋め尽くされていましたが
なんとか止めて出発しました。今日は青空ですよ
まもなく、保久礼小屋があります。
一見 廃屋のようなさびれた様子です。
登山届を入れるポストがあり、ここが登山口でした。
登りはじめからしばらくは階段で
キビタキ清水が近くなると 階段はなくなり
粘土質の滑りやすい道になりました。
下りは滑らないように気を付けないとね。。。と言ったそばから、スッテンコロリン
とても歩きにくく神経を使う登りです。ギンリョウソウ以外には 全くといっていいほど
お花が見られなかったのは、むしろ幸いだったのかもしれません。
でも、お花がないのは やはりつまらない。
今日も淡々とした登りに 飽きてきた 1200m付近で、スミレ発見
細めの花弁、すっとした距
切型の葉は、マット状に広がっています。
もしや あなたは ツルタチツボスミレさん?
初めまして~ ・・・(かな
)
左手が開けると、【展望台 NO.2 約1250m】の表示があり
長岡方面が霞んで見えていました。
( NO.1はどこだったやら )
展望台を過ぎると、ようやくお花たちの姿が見られるようになりました。
濃い色薄い色のイワカガミがどっさり、ミツバオウレンもわんさか。
一気にテンションが上がります。
イワカガミ/イワカガミ/ミツバオウレン
不動平のあたりで、大岳が見えてきました。
不動明王像
その 大岳山頂(1537.2m)には
祠の置かれた岩の基には
ちょうど見頃の ヒメサユリ が。
いい場所に咲いていますね。
大岳山頂から進んでいくと
雪渓の先に、これから行く 青雲岳と袴岳(守門岳)が見えてきました。
あと 1時間半がんばらないと・・・。
わぁ・・・・・・
険しい顔のアルプスは魅力的で、もちろん この夏も行きたいけれど
新緑と残雪が輝く こんな山も やっぱり好き
さらに下っていくと
ヒメサユリやニッコウキスゲがたくさん見られるようになりました。
オニアザミにオオバギボウシ、シラネアオイも咲いています。
クモマニガナ/シラネアオイ/オニアザミ、ヒメサユリ
日射しを受けた 今日のヒメサユリは、ニッコウキスゲに負けない元気さです。
網張と呼ばれる 鞍部に下り立つと、まだまだ先は長い。
所々に雪渓を見ながら、お花も見ながら、時々は立ち止まって、進んでいきました。
大岳が遠く見えるようになり
二つ目ノピーク、青雲岳でした。
前方に山頂が見えてきました。(ガスの中ですが )
袴岳への登りでは、ヤグルマソウやコバイケイソウ、タニウツギなど
山頂下の木道では、ニッコウキスゲにご挨拶して、ようやく山頂(1537.2m)へ。
山頂に到着したときには 曇っていましたが
昨日登った浅草岳の奥に 会津朝日岳が見えてきました。
北側のガスは晴れませんでしたが
南側には、荒沢岳や越後駒ヶ岳がうっすらと見えていました。
お花を見ながら撮りながら、ゆっくりと帰ります。
コバイケイソウ/ヤグルマソウ/カラマツソウ
タニウツギ/タムシバ/ナンゴクミネカエデ
雪融けしたばかりの青雲岳には、これからどんなお花が咲くのでしょう。
雪渓のわきでは、今日もこんなお花たちが見られました。
カタクリ/ショウジョウバカマ/キクバオウレン
ナエバキスミレ/コミヤマカタバミ/ツマトリソウ
咲き広がっていたのは、このお花たち
ゴゼンタチバナ/イワカガミ/コシジオウレン(ミツバノバイカオウレン)
大岳への登り返しでは
ヒメサユリに もう一度 ご挨拶します。
その後は、とにかく滑らないように注意して、保久礼登山口に下り立ちました。
たくさんのお花に出会え、雪国の山の豊かさを実感した 2日間でした。
オオバギボウシ/クルマバナ/マイヅルソウ
ウラジロヨウラク/アカモノ(イワハゼ)
お花は、ここに載せた以外にも咲いていました。
見た順番と掲載順は、一致していません。
ここも登らなくちゃですね。
黄色のスミレはナエバキスミレなんですね。
どちらか迷いました。
ツルタチツボスミレ?
確かに会いましたが、御挨拶しませんでした。(^^ゞ
いい山でしたよね~。(^^)
ヒメサユリ、ほんと可愛くて素敵な花ですね。
バスがないので私も縁がなく、憧れるだけの花です。
シラネアオイもいたんですね。いいなあ~
ところで、ここにコメントするのもヘンですけど、
はなねこさんの利尻・礼文レポ、今回改めて拝見させていただきました。
図鑑にない花の名前も記載されていて、「さすが!はなねこさん!」
お陰さまで助かりました。ありがとうございます。
はなねこさんの時はお天気も良くて、ゆっくり全部周れて、良かったですね。
私も今度はゆっくり周りたいと思いました。
(いつ行けるやら、ですけど・・・)
全く同じコースで追っかけをしてきました。
二口からでは、大岳と青雲岳の間を歩けないので
遠回りしてね (^^) でも、それで正解でした。
ナエバキスミレでもオオバキスミレでもいいと思いますよ。
混在というか、移行型があったように思いました。
写真のはナエバに思われましたので、そうしておきました。
ほんとに♪ いい山だと思いました。
利尻岳は、いいお天気の日に登れたのですね。
お天気を見てから出かけられる場所ではないので
晴れたのは、本当によかったですね。
礼文島ではレブンアツモリソウも見ることができ
たくさんのお花に会えていい山旅でしたね。
様子がわかったので、こんどはいいとこどりでゆっくりとね (^^)
私も今度は6月前半に行ってみたいです。
ヒメサユリはとても可愛くて、見るとニッコリしてしまいます。
送迎を個人対応してくれるといいですね。
やっぱり、守門岳に行かれたんですね。
残雪期の山はお花いっぱいでとっても魅力的ですね。
で、来年は ↑ sanpoさんやcyu2さんたちも誘って人数増やして
宿に送迎依頼っていう案もありますね(^^ゞ
ツアー組もうかしら(^^ゞ sanpoさ~~ん どうですか~!?
はい (^^)v せっかくですからね。
今回は浅草岳の方がお花が多かったのですが
山としては、守門岳のほうが変化があって楽しかったです。
まぁそれも、お天気や わずかな日にちの差で
印象はガラッと変わってしまうかもしれませんが。
そうですね。来年はツアーもいいかもしれませんね。
通行止めも今年度中には復旧するそうですから
一時間以上費やした林道歩きはしなくてすみそうですよ。(^^)
浅草に続いて守門でしたか、守門のヒメサユリは色が
良いですね。雪のある頃はあの保久礼小屋が埋まる
ほどの雪になります。東洋一の雪庇のころにまた
是非お出かけ下さい、さらに素晴らしい眺めになります。
さすが、雪国の山ですね。標高が低い割に、初夏の花から初春の花までいっぱい見れたんですね。
それに、残雪と深緑の入り交じった山々の風景も最高でしたね!
ツルタチツボスミレにも逢えてよかったですね。
昨日は尾瀬に出かけました。天気予報が変わってばかりで翻弄されましたが、最後は思い切って出かけました。
終日空は重い雲で覆われてましたが、時々晴れ間がのぞいてくれました。至仏山は涼しかったんですが、アヤメ平はめっちゃ暑かった!いや、熱かったですよ。
ありがとうございました。ブログアップは数日後になりそうです。
はい (^^) せっかくなので登ってきました。
とてもいい山ですね。
また行ってみたいですが、さすがに雪の季節は無理です。
東洋一の大雪庇は、写真で見るだけです。(^^;)
網張のあたりには、とても濃い色のヒメサユリがあって
驚きました。だいぶイメージが違いますね。
このあたりの山は、標高が低くてもお花が多いですね。
雪国ならではのお花もあり、十分に楽しめました。
至仏山も花の盛りだったでしょうね。
ホソバヒナウスユキソウ、また見に行きたいです。
アヤメ平も行かれたのですか。健脚ですね。