
昨年の12月に 黒褐色になっていた アオノリュウゼツランの実は
その後 どうなっているでしょう。
(前回の記事「12月のアオノリュウゼツラン」は ⇒ ★ )
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残ってるかなと 心配していたけれど
アオノリュウゼツランは まだしっかり立っています。
そして。。。
あっ 実が割れてる!?
3裂した実の裂け目には 網状の繊維が見えていて
やはり、ユリの果実に似ていますね。
種子は もう飛んでいったのかな。 空のように見えます。
落ちていた実(ラッキーでした)を拾ってみると
付け根のほうが乾燥しすぎ?て 形が少々いびつだけれど
種子が残っており、大きさは 8mmくらい
褐色の種子は しいな果でしょうか?
というわけで
アオノリュウゼツランは はるか高いところから 種子を散布中でした。
新宿御苑は広いけれど、どこまで行ったでしょう。
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他に、この日のトピックスは
ヒノキ科のエンピツビャクシンの木
名前の由来はこの木から鉛筆を作ったことによるそうですが
現在は他の材に代わられたとのこと。
また、この材から精製される精油は美容品の原料となるほか
ハーブオイル、虫よけなどに活用されるそうです。
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春らしいものも 少しだけ
サツマカンザクラ(薩摩寒桜)だそうです。
今はまだ咲き始めで、蕾がどっさりです。
満開になったら見事でしょうね。
ハチジョウキブシの花芽が 縄のれんのよう
フクジュソウが咲き始めました。
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温室では、豪華な花付きのランなどとともに
ベトナムツバキが盛りでした。
ベトナムではテト(旧正月)を祝う花だそうで
ベトナムの王朝時代には王家の花とされていたとか。
ぽってりと艶やかで しかも品のある花です。
裂開してました。
ユリのような割れ方は期待通りで、見られてよかったです。
実がうまく落ちているといいですね。
アオノリュウゼツランは草なんでしょうかね。
最初の写真ではこんもり葉っぱを付けた木に見えましたがズームすると何となんと。
高いところから実を散布中でしたか。
今度は新宿御苑で実生さがしの楽しみが・・。
アオノリュウゼツランは何十年かに一度 開花すると言われていて
あの高く伸びているのは花茎なので、多年草ではないでしょうか。
あれだけ高いところから散布すれば、風に乗って遠くまで行けるんでしょうね。
面白いです。
アオノリュウゼツラン、メキシコ原産とあって日本にはないダイナミックなお姿ですネ。
果実は正にユリ科、高い所から散布って(高過ぎ)面白い~(^^)/
そう、昨年6月頃に浦安にある例のテーマパークに行った折
園内に植栽されたアオノリュウゼツランが咲いていたのを思い出しましたヨ。
ホント、各地で開花した年なんですね
浦安の例のテーマパークで花をご覧になってましたか。
昨年は開花ラッシュだったんですね。
花を咲かせ、その後も種子を散布するまで花茎を維持するには
大変なエネルギーが必要なんでしょうね。
毎年咲かないわけだわ・・と思いました。
それだけ苦労して送り出した種子がどこかで芽吹くといいですね。
行ってこられましたか。さすがに探究心の塊のような方ですね。
種子を観られたのは良かったです。
私も嬉しいです。ありがとうございました。