混雑するであろう シルバーウィークには 出かけない予定でしたが
5日間も続く晴天予報に 気持ちがつい負けてしまって
大車輪で用事を済ませて どこかに行こうということになりました。
とはいえ、高いところに行きたいヒト(私)と、長時間歩くのは無理というヒト
両方の事情を受け入れてくれて、しかも、駐車場や乗り物の混雑が比較的少ない
そんな山はそう多くはありません。
連休4日目の朝8時過ぎ、ゴンドラ駅前の舗装された駐車場には まだ余裕がありました。
コンドラリフトにもたいして待たずに乗れて、やれやれ これで一安心
その後、ロープウェーを乗り継いで、栂池高原へと上がりました。
ビジターセンター脇の登山道を登りはじめるとすぐに、白馬三山が見えてきました。
白馬の街からも、ゴンドラからも、すっきりと見えてはいたけれど
登山道から見る山は 格別です。 嬉しい
樹林帯では、ゴゼンタチバナやタケシマラン、マイヅルソウなどが赤い実をつけ
また、所どころで鮮やかに色づいた木が 目を楽しませてくれます。
一時間ほどで開けた平坦な場所に出ました。
このあたりの色づきが この二日間では 一番でした。
鹿島槍や唐松岳などが望める場所なのですが、すでに雲が上がってきていて
山と紅葉のコラボは、明日のお楽しみです。
天狗原への登りから先ほどの場所を見下ろすと わぁ 素晴らしい
あの 眩いほどの 黄色い帯の 端っこを歩いてきたんですね。
わずかな登りで 天狗原へ。ここでは 大勢の人が休憩中でした。
画像は、翌日(23日)の休憩デッキ
雲が増えてきて 山肌には斑に影ができているけれど、それすらもいい眺め
木道脇のナナカマドは 赤やオレンジ色に
黄金色までは あと少しですね。
風吹大池への分岐を過ぎると、岩だらけの登りがはじまります。
このあたりの色づきはまだ浅くて、ナナカマドの赤い実が目を惹きました。
眺望が開けて、眼下に 天狗原が見えて来ました。
下っていく人
そして、下ってくる人
岩場の付近からは 大勢の人とすれ違うようになりました。
右手の紅葉の奥には 頸城の山並みが
そして、手前の黄色は、なんと お花のようです。
目の前の岩陰に ミヤマキンバイが見えたときには びっくりしましたが
さらに先を見ると、チングルマやヨツバシオガマも わずかに咲いていました。
雪融けが遅かった場所なのですね。
ミヤマキンバイ/ミヤマダイコンソウ/ミヤマリンドウ
雪渓はもうこんなに小さくなりました。
初雪が降る前に 全部なくなってしまうのかな
台地のような 白馬乗鞍岳の端に出ると、前方には 小蓮華山への稜線が見えました。
前回 ここを通ったときには ガスで真っ白だったので、初めて歩く山のよう
こんなだったのね~ と、キョロキョロ
山の印象は、お天気で大きく変わってしまいますね。
ケルンからわずかに下ると 白馬大池が望め
あの吸いこまれるような青さに 今回も出会うことができました。
雪倉岳や朝日岳がしっかりと見えています。
池のほとりのナナカマドは まだ オレンジ色です。
そして、今夜のお宿、白馬大池山荘に到着です。
テント場はガラガラですね。
時間も早いことだし、少し上のほうまで行ってこようかな
日向ぼっこをしながら(お酒も飲みながらね )待っている という夫を残して
チングルマで赤く染まる 雷鳥坂を登っていきます。
安曇野方面には雲が上がって真っ白、行く手もガスに覆われがちでしたが
右手にどっしりとした雪倉岳を望みながら
船越ノ頭(2593m)へ
残念 小蓮華山方面も隠れてしまいました。
さて、戻りましょうか。
前日に電話予約した際に 「22日はもう空いていますよ」 と言われたとおり
白馬大池山荘で 夕食のテーブルについたのは、30人ほどでした。
夕食のカツカレー
割り当てられたお部屋も 個室同然で、ゆったりと過ごせそう
おやすみなさい 嬉しいことに、明日も いい天気だという予報です。
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(2) へ続きます。
あのお天気続きですものね。
紅葉はどこも見頃、高いところへ行けて良かったですね。
立山からも白馬の方が見えていましたよ。
と、みんなでメデタシ、メデタシ。
おかげで、楽しんできました。
今回は白馬岳にはいかれませんでしたが
船越ノ頭からは、剱岳の山頂が見えましたよ。
山日和でしたね。
今年も紅葉が早そうですね。
さすが晴れ女の皆さん!はずしませんね!
白馬というとどうしても花の盛夏に行きたくなってましたが、この時期も良いですね~
季節を変えてそれぞれに楽しめる、日本の四季は美しいですね(^^)
でも、ほんとにいいお天気でした。
>季節を変えてそれぞれに楽しめる、日本の四季は美しいですね(^^)
さすがに cyu2 さん、うまくまとめてくれますね~。
お花の山は紅葉もいいですね。
つまりは、一年中(私は冬は無理だけど)登山適期ってことでしょうか。