レガスピへの道 (でも時々、菊川)~Road to the Legazpi City Albay!~

37年7ヶ月の会社生活を終え、次のステップをフィリピンで過ごす事に決めた男のつぶやき
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2021年11月11日のまにら新聞から

2021-11-11 07:20:28 | フィリピン

2021年11月11日のまにら新聞から

11月11日のまにら新聞から
GDP7.1%増 予想軒並み上回る可能性

 比統計庁(PSA)は9日、第3四半期(7〜9月)の国内総生産(GDP)伸び率が前年同期比で7・1%だったと発表した。比中央銀行の予想値6・2%、コロナ禍前の19年同期成長率6・3%を共に上回った。88年第4四半期以来の最高の12・0%を記録した前期(4〜6月)に引き続き高成長率を維持した格好となり、10月からの防疫規制緩和の成果が反映される21年通年の成長率では、政府と主要国際機関の予想を軒並み上回る可能性も見えてきた。

 21年の比の成長率について、国際通貨基金(IMF)は3・2%、世界銀行4・3%、アジア開発銀行(ADB)は4・5%と予想していた。それに対し第1〜3四半期までの平均成長率は4・9%となり、首都圏での10月16からの警戒レベル3、11月5日からの警戒レベル2への緩和が反映される前に3国際機関予想を上回った。国家経済開発庁(NEDA)のチュア長官は「4〜5%という政府予想を上回る可能性さえある」と述べた。

 産業の3大分類別に見ると、第三次産業(サービス産業)が8・2%、第二次産業(鉱工業、建設業など)が7・9%と順調に回復。他方、第一次産業(農林水産業)はマイナス1・7%と低迷した。9月に3万ヘクタールの農業被害を与えた台風13号(比名ジョリーナ)などの災害に加え、防疫規制下の入域制限による生鮮食品の流通コスト増と大量廃棄も影響したと見られる。

 業種別に見ると、建設業が16・8%と2桁成長。卸・小売・自動車修理業は6・4%、製造業も6・3%と堅調な回復を見せた。

 他方、需要面から見ると、政府のインフラ投資や企業の設備投資を含む総資本形成が22・0%と急伸。公務員給与や政府による消費財購入など政府最終消費支出も13・6%と2桁成長し、家計最終消費が7・1%の伸びだった。

 政府による史上最大規模の予算執行に加え、現行のIRC(金利回廊)制移行後最低の政策金利(2・0%)をとる中銀の低利政策が設備投資・住宅投資を促進させ、マクロ経済の成長をけん引した格好だ。

 ただし、1〜9月のGDPは13兆3230億ペソと19年同期と比べるとなお5・7%低く、コロナ前には回復していない。

 ▽FDI増加も貢献

 この結果を受け、ロペス貿易産業相は「第4四半期は経済回復がより強固になる」とコメント。また、GDP統計には直接表れない成長要因として、ワクチン接種の進展と海外直接投資(FDI)の増加を指摘。「今年7月までのFDIは55億6000万ドルで、20年同期比で43・7%、コロナ前の19年と比べても30・2%増加している」と説明した。(竹下友章)

11月11日のニュース
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サラ氏盟友「サラ氏は確実に大統領選に出る。副大統領ペアは問題でない」

  「生産72億ペソ増える」「第4四半期救われた」 防疫規制緩和で経済回復に期待
首都圏の防疫規制緩和を受け経済界からも歓迎の声が続々上がっている

  邦人男性が自殺か カビテ州
カビテ州ジェネラルトリアス市の住宅で首を吊った状態の日本人男性見つかる

  大統領とパッキャオ氏が面会
6月以来対立してきたドゥテルテ、パッキャオ両氏が数カ月ぶりに面会

  新船着場オープン パシッグ川フェリー
パシッグ川フェリー事業でパシッグ市カラワアン船着場が新たにオープンした

  人口の27.6%が接種完了
9日時点でフィリピン国民の27.61%にあたる3011万人が接種を完了した

  新規感染者2646人
新規感染者数は2646人、累計感染者は280万9311人となった

大衆紙の話題
農家の夫婦殺害

ヌエバエシハ州リサール町エストレリャで7日午前8時10分ごろ、畑の中のニッパヤシで屋根をふいた簡素な自宅の中で、農家の夫婦の射殺死体が見つかった。通報を受け現場に到着した警察の調べで、被害者はアルマンド・ブランドスさん(48)とその妻のテレサさん(48)であることが分かった。2人は全身複数箇所を撃たれており、現場からは空の薬っきょう複数個が回収されている。警察は徹底した捜査を誓っている。(10日・Pジャーナル)


2021年11月11日のまにら新聞から econoTREND

2021-11-11 07:12:11 | フィリピン

2021年11月11日のまにら新聞から econoTREND

11月11日のまにら新聞から econoTREND
PLDTブロードバンドサービス収入が83%増

 通信大手フィリピン長距離電話(PLDT)によると、家庭向け光ブロードバンド事業部門の第3四半期(7〜9月)サービス収入は90億ペソで、前年同期比83%増加した。コロナ禍でリモートワークが増えたことで需要が高まった。1〜9月期では353億ペソで前年同期比25%増。同社は1〜9月にブロードバンドネットワークの増強に468億ペソを支出し、比の総世帯数の半分以上をカバーできるまでサービス網を拡大している。9月末時点での契約件数は209万件。(9日・インクワイアラー)


地方店舗を接種会場にジョリビーとマクドが提案

 国内ファストフード大手のジョリビーとマクドナルドの運営会社は共同で、地方でのワクチン接種を進めるためそれぞれの店舗を接種会場として2週間提供することを政府に提案した。政府は1日当たりの国内のワクチン接種回数を150万回に引き上げるため接種会場の確保を必要としている。両社は11月の2週間だけファストフード店を会場として貸し出し、地方自治体が主体となってワクチン接種を実施する案を提示した。(9日・インクワイアラー)

セブパシフィック損失49.8%増の220億ペソ

 格安航空大手セブパシフィックの運営会社セブエアーによると、1〜9月期は219億9000万ペソの損失で、損失額は前年同期比49.8%増えた。防疫強化措置に伴う入国や国内旅行の規制で旅客数が激減したため。総収入は91億5000万ペソで同52.7%減少した。同期の旅客数は同60%減の190万人、旅客事業収入は同71.9%減の33億4000万ペソだった。貨物事業収入は42億6000万ペソで20%増加した。(10日・スター)

1〜9月決算でペトロンが純益

 サンミゲル傘下の石油元売り最大手ペトロンは1〜9月期決算が49億9000万ペソの純益となり、前年同期の126億ペソの損失から大きく改善した。コロナ禍でも経済活動の回復が顕著となり売上が伸びたほか、経費削減策も功を奏した。総収入は前年同期比35%増の2915億ペソ。(10日・スター)