心の中では

今期はアニメを１つも見ていなかったのですが、
以前からチェックしていたアニメを見てなかったことを思い出しました。


その名も、『クズの本懐』。
絵が綺麗なマンガが原作です。

主人公・花火は同じ学年の麦と付き合っていますが、
それは仮の関係。
２人ともそれぞれ、片想いをしている学校の先生がいて、
好きな人の代わりとして付き合っている。
いわば、かけがえのある、恋人。

という感じです。

続きが気になりますね～。
久々に恋愛系のアニメを見ます。
気がついたら、もう８話くらいまでいっていました。
いかん・・、もう終わってしまう・・・。
と、いつもブームに乗り遅れる私なのであった…。


そして、今久々に小説も読んでいます。
恋愛小説を読むのも久しぶりです。

タイトルは『すべて真夜中の恋人たち』。

『ナラタージュ』が映画化するということで注目を集めているなか、
レビューを見ていると、『すべて～』の名が出てきたのが目に留まり、
気になって図書館で借りてみました。

人付き合いが苦手な主人公が、カルチャーセンターで出会った
５０代くらいの高校の物理教師と親しくなっていく・・・という内容です。

しかし、その出会いかたというのが、あまり真似はしたくない・・・。
気分が悪くなってトイレの手前で吐瀉したところで出会ったというもの。
ゲ●は吐きたくありませんが、出会い探しにカルチャーセンターに行ってみるかと思いました。

文章はとても読みやすく、自分に共感できるものでした。
なんというか、とてもやさしい文章だと思いました。


良い作品に出会うということは、人との出会いと似ているなと思います。
その作品を描く裏には、人がいるのだから当然ですが。
誰かも同じようなことを言っていました。


さっき気づいたけど、どちらも先生絡みの内容だなぁ。
どんなに年月が経っても、どんなに色んな人と出会っても、
“あの先生”の存在は私の中でいつまでも残っていて消えないものなんだなと思います。

きっと先生のことは忘れられないし、忘れられるはずもない。
心の中ではいつもどこかに“あの先生”がいるんだと。

先生絡みの作品に自然と惹きつけられるのは、仕方ないことなのかなと。