よっちんのフォト日記

旅先や日常で感じたことを
写真と文章で綴ってみたい。
そう思ってブログを始めてみました。

ポルトガル旅行記:7日目(その3)ー「どこに行っても路地裏好き」:ギマランイス

2018年02月11日 | 海外旅行ーポルトガル
Guimarães, Portugal

さてさて、ポルトから1時間弱列車に乗ってギマランイス(Guimarães)にやって来たワタクシ達は、
世界遺産に選定されているギマランイス歴史地区を歩いていました


ワタクシは特別に観光名所や有名スポットじゃなくても、こういう町並みを歩いている時が楽しいのです。
日本とは違う建造物を見ながら、そぞろ歩きするのが楽しいんですよねぇ


旧市街の中心部に入っていくとノッサ・セニョーラ・ダ・オリベイラ教会
(Igreja de Nossa Senhora da Oliveira)に着くんですよ。なかなか立派な教会です


日本では「広場」というものがあまり意識されませんが、欧州では歴史的に都市住居が密集化しているため、
教会や宮殿、市場などの前に一定の空地を確保し、政治的に重要な儀式を行ったり、
コミュニティの中心機能を持たせた広場というのが大切にされてきた歴史があります


異国を旅すると、日本とは違う歴史や文化を肌で感じることが出来るんですよね。
それこそが、海外旅行の最大の楽しみではないかなぁと思います


真っ赤なセーターが落ち着いた街並みの中に映えていました。ワタクシは赤というか、エンジ色やレンガ色の服が好きなのですが
自分もこういう風に町並みに映えればいいなぁと思うのでした


いつも思うことなのですが、かつての日本も美しい町並みがたくさんあったんですよね。
それが近代化、産業化という言葉の下、歴史的な町並みが破壊されたことを残念に思わざるを得ません


何から何まで欧米諸国を礼賛するほどアホなわけではありませんが、都市景観に関しては
日本を含めてアジア諸国は、これから先、欧州などから学ぶべきことは多々あるでしょうね


アフォンソ1世の像がありました。ではでは、ギマランイスの城に向かうとしましょうかね

使用したカメラ:1~3枚目はFUJIFILM X-T1、他はFUJIFILM X-Pro2


ここギマランイスはさほど知名度が高い世界遺産ではありませんが、
散策しているとすごく魅力があるというか、素敵な街だなぁと思いました。
私は派手な観光地よりも、こういう街に心惹かれるのかもしれないですね



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ポルトガル旅行記:7日目(その2)ー「ポルトガル発祥の地へ」:ギマランイス

2018年02月10日 | 海外旅行ーポルトガル
Guimarães, Portugal

さてさて、ポルトガル滞在7日目のこの日、ワタクシ達はホテルを朝食前にチェックアウトし、
特急列車などの発着駅であるポルト・カンパーニャ駅に向かいました


駅のコインロッカーに行き、スーツケースをロッカーに入れ、切符売り場に行きました。
そして、この日の目的地であるギマランイス(Guimarães)行きの切符を買いました。
ポルトからギマランイスまで約50分。大阪から京都に行くくらいの距離が往復で2€(約270円)は安いです


この日はポルトからギマランイスまで行ってギマランイスの街を散策し、再びポルトまで戻って特急列車に乗り、
リスボンには夕刻に到着してリスボンに泊まるという予定を立てていました。
ポルトの郊外を行き来する各駅停車の列車は、なかなか可愛いデザインですね


車内はギマランイスに向かう観光客と、地元の人が半々という感じでしょうか。
ポルトガル国鉄は時間が正確なので有難いです。なにせ日本の鉄道の正確さに慣れているワタクシ達は、
海外に行くと時間のルーズさにイライラすることが多いですからねぇ


終点のギマランイスで下車したのですが、ここでビックリすることがありました。
列車がホームに着き扉が開くと、この列車は今度はポルトに向かう列車になるのでポルトに向かう乗客が並んでいました。
その先頭にいた女性と目が合うと、「ア~」「エ~」と互いに声が出ました。
この女性、滞在2日目にリスボンのジェロニモス修道院で会話を交わし、3日目にシントラのペーナ宮殿で再会し、
5日目にポルト・カンパーニャ駅で同じ特急列車から下車してきて過去に三度、偶然出会った日本人女性なんです。
なんとこれで四度目の出会いとなりました。こういうことがあるんですねぇ


駅から20分ほど歩くと、世界遺産でもあるギマランイス歴史地区に到着します。
リスボン、ポルトに比べ知名度も低い場所ですので、日本人(日本人以外の東洋人にも)には出会いませんでした


ギマランイスという名は、この地にポルカトゥーレ伯領を築いたヴィマラ・ペレス伯の名前ヴィマラニスに由来します。
また、ポルトガル初代国王アフォンソ1世が生まれた地として知られ、
旧市街の広場の壁に「ポルトガルここに誕生す」と書かれており、ポルトガル発祥の地と言われています


ワタクシにとっては、そういう歴史溢れる町並みを歩くだけで幸せというか、
楽しくて楽しくて仕方がないんですよねぇ


ではでは、なかなか日本では紹介されることが少ないギマランイスの街を
拙い表現ではありますが、魅力を紹介していきますね

使用したカメラ:6,8枚目はFUJIFILM X-T1、他はFUJIFILM X-Pro2


ポルトガルにいわゆるツアー旅行で来るコースからいうと、ここギマランイスは外れているからでしょうね。
拍子抜けするぐらいに町は静かで、訪れている観光客はほぼ欧米の人でした。
静かな街を散策するのは、ゆったりした気持ちになれてよかったです



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ポルトガル旅行記:7日目(その1)ー「夜明け前」:カイス ダ リベイラ・ポルト

2018年02月09日 | 海外旅行ーポルトガル
Cais da Ribeila, Porto, Portugal

さてさて、しばらく途絶えていたポルトガル旅行記なのですが、またまた再開したいと思います。
ポルトガル滞在7日目の朝、ワタクシは夜明け前のポルトの街を撮影しようと、
朝の5時半にホテルを出て、ドウロ川の河畔を歩いていました


この日(8月27日)のポルトは厚い雲に覆われていました。前日もそうだったのですが、
夏のポルトは早朝は海からの霧や雲に覆われ、陽が昇ってくると雲や霧が消えていくようですね


ドン・ルイス1世橋の姿もこれで見納めです。今、あらためてポルトの街は素敵だったなぁと思います。
もう一度この街を訪ねてみたい。そんな思いにさせてくれる街でした


写真の正面部分にワタクシ達が泊まったホテルがあります。決して高級なホテルではないのですが、
ロケーションは最高でした。今はホテルもネットで予約が出来るのでありがたいですね


悠々と流れるドウロ川を眺めながら、この場所でのんびりとしたい気持ちもあるのですが、
この日はポルトからリスボンに戻らなくてはなりません。
家人がホテルで待っているので、早く戻らないと家人が心配しますな


とにかくポルトガルの人は朝が遅いです。朝6時過ぎのドンルイス1世橋は、通行する車もほとんどありませんでした


このエリアをカイス・ダ・リベイロと呼ぶのですが、昼間から夜は観光客で大賑わいする場所ですが、
早朝は全く人がいません。やっぱり欧米の人というのは夜型なんですねぇ


夜が明けるとともに行動する農耕民族のDNAを受け継ぐ日本人は朝型の人が多いです。
ホテルのフロントの人は、毎朝早い時間にカメラを持って外に出ていくワタクシの行動が不思議なようで、
ホテルに戻ると「夜は眠れましたか?」と質問してきました。
もしかしたら時差で眠ることが出来ず、一晩中起きていたのではと思ったのかもしれないですね


ではでは、ホテルに戻ってこの日の行動を始めるとしましょうか

使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2


体質だと思うのですが、どこの国に行っても夜の11時頃になればその時間に眠くなり、ぐっすり眠れます。
そして、朝の6時頃になればスッと目が覚めます。時差ボケというのを感じたことがありません。
日本に帰って来ても、翌日の朝から普通に仕事をしていたので、ありがたい体質だなと思います



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ポルトガル旅行記:6日目(その13)ー「去りがたい街」:カイス ダ リベイラ・ポルト

2017年12月21日 | 海外旅行ーポルトガル
Cais da Ribeila, Porto, Portugal

さてさて、ポルト滞在二日目も夜が更けてまいりました


ワタクシ達は「Jimão Tapas e Vinhos」(ジマオ・タパス・エ・ヴィーニョ)で、
最高の食事とワインを堪能し、約2時間のディナーを楽しみました。
お店を出た時は夜の9時。でも、この時間帯がポルトガルでは一番お店が賑わうんですよねぇ


夜のドウロ川。川面に写り込む灯りがなんとも素敵ですよねぇ。
この光景を見るのもこの日が最後です。ワタクシ、この光景を目に焼き付けていたのです


ライトアップされたドン・ルイス1世橋とセラ・ド・ビラール修道院。なんと素敵な夜景でしょう。
ワタクシ達は、本当にポルトに来てよかったと何度も何度も言ってたんですよ


実はリスボンのホテルで女性二人組の日本の方がいて、ポルトに日帰りで行くと言ってたんです。
確かにポルトまでは特急列車で3時間弱ですので、早朝にリスボンを出発すれば10時までにはポルトに着くし、
夜の8時までにポルトを出発すればリスボンに戻ることは可能でしょう


でも、それはあまりにももったいない。ワタクシ達はドウロ川の河畔のベンチに腰掛け、
ゆっくりとこの夜景を眺めていました。そんな楽しみは日帰りでは出来ませんからねぇ


これからあと何度海外旅行が出来るのかなぁ。海外に限らず、国内もあと何度旅行が出来るのかなぁ。
この年齢になるとそんなことを思いますが、出来る限り旅を続けていたいと思います


ワタクシにとって旅に行くということは、美しい風景や美味しい食事を楽しむことも目的なんですが、
自分の頭の中にある知識を実際に確かめてみることが楽しみなんですよねぇ


では、そろそろホテルに戻るとしましょうか。この日、ポルトで過ごした二日間をワタクシは忘れることは無いでしょう。
本当に本当に素敵な街でした。愛おしい、愛おしい街でした

PS.明日からはまたポルトガルを離れて、関西の秋から冬にかけての光景を紹介しますね

使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2


定年退職したら語学の勉強をしたいと思っています。英語を今以上に話すことが出来れば、旅がもっと楽しくなるでしょうし、
スペイン語を勉強して中南米を旅するのも楽しいなぁと思ったりもします。
ただ、最近は物覚えが悪くなってきたので、新しいことが覚えられるか不安ですねぇ



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ポルトガル旅行記:6日目(その12)ー「料理も最高、雰囲気も最高」:Jimão Tapas e Vinhos(ジマオ タパス エ ヴイーニョ)・ポルト

2017年12月20日 | 海外旅行ーポルトガル
Jimão Tapas e Vinhos, Porto, Portugal

さてさて、ポルトで過ごす一日も夕刻となりました。となれば、楽しい夕食の時間ですよねぇ


この日なのですが、ワタクシ達はネットで美味しそうな店を調べた結果、
ホテルのすぐ近くにある「Jimão Tapas e Vinhos」 (ジマオ・タパス・エ・ヴィーニョ)を予約しました。
ただ、ディナーの時間が遅いポルトガルなので、ここのお店は7時からしか予約が出来ないんですよ。
ワタクシ達は7時と同時に、お店に入店したのでありました


こじんまりとしたいい雰囲気のお店なのですが、辞書のような分厚い本が何冊も置いてあるんです。
「何でレストランに辞書があるんやろ?」とワタクシは不思議に思っていたんですよ


と思っていたら、辞書ではありませんでした、こうしてフォークやナイフを入れて持ってきてくれるんです。
なかなかオシャレじゃないですか。やりますなぁ


お店の名前のVihnoはポルトガル語でワインのことですので、ワインが安くて美味しいのは言うまでもありません。
そして、とにかくポルトガルのレストランは一品の量が多いので、Tapas(タパス)という小皿料理が中心のこのお店なら
たくさんの種類の料理を食べることが出来るだろうと思ったんですよ


どーですか。まずは「エビのジマオ風」が運ばれてきました。英語のメニューに「Jimão's Shrimp」と書いてあったので、
そう訳すのが妥当でしょうねぇ。これが実に美味かったんですよ。エビの味噌を使ったソースが本当に美味しかった


どーですか。これは英語のメニューでは「Octopus With Paprika」と書いてあったので、
「タコのパプリカ風味」というところでしょうか。これもタコが柔らかくて美味しいんですよねぇ。
ポルトガルではタコをよく食べます。大阪人並みに食べるのではないでしょうか


どーですか。これが美味くて美味くてワタクシ達絶賛の「イカ墨のパスタ」です。
周囲に並んでいるのはタコなんですよ。このパスタが実に美味しかったんです


パスタもタコも最高でした。もう一度食べたいです。もしポルトにもう一度行く機会があれば、
このお店と前日に訪れたワインバーは絶対に再訪したいです


どーですか。続いては英語メニューでは「Creamy Mashrooms With Asparagus」となっていたので
「マッシュルームとアスパラガスのチーズ焼き」というところでしょうか


シンプルな料理ですが、マッシュルーム、アスパラガス、チーズといった食材がいいので、これもまた美味いんですよねぇ。
そして、ワタクシ達のテーブルの給仕をしてくれていた若いウェイトレスさんがすごく素敵な女性なんです。
日本人よりも小柄で(たぶん150cmくらいかなぁ)、ショートカットの黒髪が実に似合っていました。
英語がすごくクリアでわかりやすく、なんと言ってもテキパキと機敏に働く姿が印象的でした


どーですか。「Jimão's Sausage」と書かれていたので「ソーセージのジマオ風」というところですかね。
これもまたワインに合う美味しい料理だったんですよ

ワタクシ達が料理に、お酒に大満足しているとオーナーだと思われる女性が挨拶に来てくれました。
観光地にありがちな素っ気ない対応ではなく、本当にいいお店だなぁと思いました。
この日もお店の選択は大正解ということでした

Jimão Tapas e Vinhos…11 12 Praca Ribeira | S. Nicolau, Porto 4050-513, Portugal

使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2


旅行に行くと特別高価なものを食べたいとは思いませんが、その土地の美味しい地元料理を食べたいといつも思います。
ポルトガルは魚介類をよく食べますし、味付けも素材を活かした味付けが多いなぁと感じました。
絶対に日本人の口に合います。私はポルトガル料理が日本でも普及してほしいと願っています



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