よっちんのフォト日記

旅先や日常で感じたことを
写真と文章で綴ってみたい。
そう思ってブログを始めてみました。

新緑と藤の花-京都府宇治市:平等院

2024年05月08日 | 京都(京都市以外)
Byodoin Temple, Uji City, Kyoto Pref.

さてさて、京都府宇治市を訪れて、まずは抹茶スイーツと抹茶蕎麦を楽しんだワタクシ達でしたが、
次は宇治のハイライトである平等院を目指して歩いて行きました


平等院が近づくに連れて、新緑が眩いカエデの木が目立ってきました。この淡い緑色がワタクシは大好きなんですよ


カエデの木の向こうに平等院の門が見えてきました。ではでは、平等院に参拝するとしましょうか


すると見頃を迎えた藤の花がありました。誰もが足を止め、その美しい姿に目を向けていました


平等院というお寺の中にあるからでしょうか。藤の花の色が、いつも以上に高貴な色合いに見えました


さて、ここ平等院なのですが、言うまでもなく開基は藤原頼通です。
頼通は大河ドラマ「光る君へ」の中心人物の一人である藤原道長の長男ですね


平等院というお寺については、この後いろいろな場面で折に触れて説明することになるとは思いますが、
今年は大河ドラマで「源氏物語」が取り上げられたために、「源氏物語」の「宇治十帖」の舞台となった宇治の町には、
例年以上に多くの観光客が訪れているようです


次には見事なツツジの花がありました。そしてこのツツジの花を眺めながら、さらに先へ進んでいきます


そこには息を呑むような美しさの平等院鳳凰堂が佇んでいます。この姿は何度見ても、美しさにため息が出ますわ

使用したカメラ:1、6枚目はFUJIFILM X-Pro2、他はFUJIFILM X-T30


我が家から宇治までは高速道路を使えば、車で1時間15分くらいなのですが、公共交通機関を使うとなると
JR奈良線宇治駅、もしくは京阪宇治線の宇治駅に向かうことになります。
関西は私鉄が発達しているので、私鉄でもJRでも行くことが出来るという場所が多いんですよ。
ただ、JR宇治駅と京阪宇治駅は隣接しておらず、かなり離れているので戸惑う人も多いようですね。



ブログランキングに登録しています。こちらをクリックしたいただくと嬉しい限りです。

にほんブログ村 写真ブログ 写真日記へにほんブログ村

よっちんのフォト日記 - にほんブログ村


新緑の前に“抹茶”に舌鼓-京都府宇治市:「中村藤吉本店」

2024年05月07日 | 京都(京都市以外)
“Nakamura Toukichi Honten”, Uji City, Kyoto Pref.

さてさて、4月20日の土曜日なのですが、ワタクシは家人と前日に「新緑がキレイな時期やから新緑を見に行こうか」という話になり、
家人とどこに行こうか悩んだのですが、家人が「新緑も見たいけど美味しい抹茶のスイーツ食べたいわ。
宇治でも新緑とか見ることができるの?」と訊かれたので、「宇治も新緑がキレイやで。それなら宇治に行こうか」と話が進みました。
ワタクシは新緑と平等院鳳凰堂、家人は新緑と抹茶スイーツを目的に京都府宇治市へ行くことに話は纏まったのでした


自宅を朝の8時過ぎに出発。JR宇治駅に9時半に着きまして、近くのコインパーキングに車を停めました。
ワタクシ達にしてはゆっくりとした出発なのですが、家人がどうしても行きたいお店が10時に開店なんです。
その開店時間に合わせて10時前に宇治につきたいということなので、この時間になったんですよ


これが家人が熱望した「中村藤吉本店」という、安政元年創業という宇治茶の老舗です。
この写真、実はお店を出てきてから撮影したものでして、ワタクシたちがお店に着いた時にはすでに30人ほどの行列でした


店内には明治・大正時代の製茶工場を、現代風に改修したオープンテラスのある「喫茶室」があり、
各種銘茶や多彩な抹茶スイーツを食べることが出来る人気店、いや、超人気店のようですな


10時と同時にお店が開いたのですが、順番にゆっくりと喫茶室に案内されます。
これが大阪だと「早く入れろや」「いつまで待たせるねん」などと怒号が飛び交いそうですが、ここは京都の宇治です。
皆さん、穏やかに案内されるのを待っておりました


どーですか。家人がオーダーした「まるとパフェ[抹茶]」です。このビジュアルは「映え」ますなぁ


竹筒の中にいろんなものを入れてパフェにしているんですね。これは外国人にも喜ばれますね


中に入っているのは「抹茶アイスクリーム」「抹茶シフォン」「まるとパフェ用特製アイスクリーム」「抹茶ソフトクリーム」
「生茶ゼリー」「レモンジャム」「ベリー」「白玉」「おこし種」「大納言小豆」ということで、
その上に「抹茶・鮮雲の白」が振りかけられているとのことです。なんだかすごいパフェですなぁ


どーですか。甘いものが苦手なワタクシは「宇治てん茶を楽しむ“きつね”生茶蕎麦[ZARU]」をいただきました


ワタクシは茶蕎麦が好きで、これまでもよく茶蕎麦を食べましたが、この茶蕎麦が一番お茶の味が濃厚でした


そして、上品な甘さのお揚げさんも申し分ない美味しさです。これにはワタクシも大満足でありました

使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2


数年前、宇治茶の産地である京都府和束町に行った時に、地元のお茶農家の人とゆっくり話をする機会がありました。
「ここ数年、お茶は値段の高いものから売れていきますねん。質の良いお茶ほどよう売れますんや。おかげさんでよう儲かってます」と
満面の笑みで話してくれたのですが、宇治で抹茶が飛ぶように売れている光景を目の当たりにすると、
あのオッチャンの言葉は誇張ではなく、事実なんやなぁと実感したのでありました。



ブログランキングに登録しています。こちらをクリックしたいただくと嬉しい限りです。

にほんブログ村 写真ブログ 写真日記へにほんブログ村

よっちんのフォト日記 - にほんブログ村


ズームレンズ-京都府笠置町:笠置駅

2024年04月21日 | 京都(京都市以外)
Kasagi Station, Kasagi Town, Kyoto Pref.

さてさて、ワタクシ達は再び笠置駅の方に向かって歩いて行きました


駅に向かう途中の小さな空き地に、艶やかなピンク色の桜がありました。エドヒガンザクラかなぁ


笠置駅の跨線橋の上から次の列車を待ちます。向こうに見えるのは笠置大橋。下を流れるのが木津川です


8時42分発加茂行きの列車がやって来ました。焦点距離は300mm(35mm換算で約460mm)。
望遠レンズならではの一枚となりました


この日は35mm、30mmマクロの単焦点レンズと、18-300mm、10-24mmのズームレンズを持って撮影に出向きました。
ワタクシは単焦点レンズが好きなのですが、こういう場面ではズームレンズがありがたいなぁと思います


上りホームに同じく8時42分発亀山行きの列車が入線してきました。ホームの上に並ぶ鉄柱が邪魔なんですよねぇ


この列車からは10人近い乗客が降りてきました。彼ら、彼女らから見ると、ワタクシは年配の鉄ちゃんに見えたことでしょう


「駅と桜」「列車と桜」を狙って笠置駅にやって来たのですが、まずまず狙い通りの写真を撮ることが出来たかな。
何よりも鉄道少年だった頃のような、ワクワクした気持ちになれたのが嬉しかったです


まだ時刻は9時前です。もうちょっと桜の撮影をしたいので、次の目的地に向かうとしましょうかね

使用したカメラ:1、6枚目はFUJIFILM X-Pro2、他はFUJIFILM X-T30


以前からなのですが、鉄道ファンの撮影マナーというのがよく問題にされるんですよ。
「立ち入り禁止の場所に入り込む」「駅員の指示に従わない」「近隣に無断駐車する」等々、数々の迷惑行為が行われているようです。
私はそういうことはしていないつもりですが、最低限度のマナーはしっかりと守っておきたいですね。



ブログランキングに登録しています。こちらをクリックしたいただくと嬉しい限りです。

にほんブログ村 写真ブログ 写真日記へにほんブログ村

よっちんのフォト日記 - にほんブログ村


満開-京都府笠置町:笠置駅

2024年04月20日 | 京都(京都市以外)
Kasagi Station, Kasagi Town, Kyoto Pref.

さてさて、笠置駅は上下線ともに列車が入線してきたので、駅の構内もどこか活気が感じられました


7時42分発加茂行きの列車が出発して行きます。子どもの頃から気動車(ディーゼルカー)がワタクシは好きでした。
新幹線や特急列車よりも、ローカル線の鈍行列車に心惹かれるというちょっと変わった鉄道好きの子どもでした


そして、7時42分発亀山行きの列車が出発して行きます。この後の列車は駅から少し離れた場所で撮影しようと思い、
一旦駅から外に出て行きました


駅から東に200mほど歩くと打滝川という小さな川が流れており、川の土手は桜が満開でした


今年もまた満開の桜を楽しむことが出来ました。元気に桜を見ることが出来るのは、幸せなことだと思います


そして、8時1分に笠置駅を発着する加茂行きの列車がやって来ました。
桜、橋梁、気動車…これを狙って打滝川の橋の上にやって来たんですよ


かつては急行「かすが」などの優等列車も走っていた関西本線ですが、今は特急列車も急行列車も走っていません。
それでも1時間に1〜2本の列車が上り下りともにあるのですから、まだマシな方なのかもしれませんね


この辺りの路線は関西鉄道として1898年に開業していますので、約130年の歴史を持つわけですね。
それ以降、1907年に関西鉄道は国有化され、1987年には国鉄が民営化されてJR西日本の路線となりました


ではでは、もう一度笠置駅の方に戻るとしましょうか。ワタクシ、鉄道写真を撮影している時は子どもの頃に戻ったような気がします。
でも、子どもの頃はまさか国鉄が無くなるなんて想像もしなかったなぁ

使用したカメラ:1、2、5、6枚目はFUJIFILM X-T30、他はFUJIFILM X-Pro2


私にとって桜が似合う場所というと、「お城」「お寺」「学校」というのがすぐに頭に思い浮かぶのでしたが、
今回、駅というのも桜が似合う場所なんだなぁと感じました。
桜の木が多い駅を調べてみて、来年はそういう駅を訪ねて回るのもいいかなって思うんですよ。



ブログランキングに登録しています。こちらをクリックしたいただくと嬉しい限りです。

にほんブログ村 写真ブログ 写真日記へにほんブログ村

よっちんのフォト日記 - にほんブログ村


桜と列車-京都府笠置町:笠置駅

2024年04月19日 | 京都(京都市以外)
Kasagi Station, Kasagi Town, Kyoto Pref.

さてさて、「桜と列車」の撮影を狙って笠置駅へとやって来たワタクシ達ですが、
7時18分発加茂行きの気動車がやってくる時間となりました


プラットホームと駅舎を結ぶ跨線橋の上から列車を狙います。静かな山あいの駅に「ガタンゴトン」と列車の音が響きます


京都府南部(山城地域)の宇治市、城陽市、八幡市、京田辺市、木津川市、久御山町、井手町、宇治田原町、笠置町、和束町、
精華町、南山城村の12市町村からなるエリアはお茶の産地として有名で、高級な「抹茶」「煎茶」「玉露」が作られています。
そんな「京都のお茶」をアピールしようと、「お茶の京都トレイン」というラッピング列車が関西本線や奈良線で走っているんですが、
そのラッピング車両が先頭車となってやって来ました


笠置駅から列車に乗ったのは2人、列車から降りた人は一人もいませんでした。
一日の利用客が180人ほどと言いますから、こんなものなんでしょうね


列車が加茂駅に向かって出発していくと、再び駅には静寂が訪れます


次に7時42分発亀山行きの列車がやって来ました。先ほどの列車が加茂駅で折り返して来たのですな


まるで桜の花に包み込まれるようにして、キハ120系の車両がゆっくりとプラットホームに入線します。
列車の中にいる乗客も、車窓の桜を満喫していることでしょう


7時42分には笠置駅で亀山行きの列車と加茂行きの列車が離合します。一瞬ですが駅に賑わいが戻ったような気がします


気動車独特のエンジン音が響きます。ワタクシにとっては桜も主役ですが、この気動車も主役なんですよ

使用したカメラ:FUJIFILM X-T30


この列車から背中に大きなバックパックを背負った若い女性の3人組が下車してきて、列車をバックに写真を撮っていました。
どうやら駅のすぐ北側にあるキャンプ場に、日帰りキャンプに来たようでした。
駅のすぐそばにあるキャンプ場って、考えてみたらあまり他には無いような気がしますね。



ブログランキングに登録しています。こちらをクリックしたいただくと嬉しい限りです。

にほんブログ村 写真ブログ 写真日記へにほんブログ村

よっちんのフォト日記 - にほんブログ村