Tamashima, Kurashiki City, Okayama Pref.
さてさて、岡山旅行の二日目(1月6日)は天気予報通りに朝から雨でした。
倉敷のアイビースクエアに泊まったワタクシは朝6時に目を覚ましたのですが、窓の外はかなりの雨でした。
この日の行動をどうするか悩んだのですが、天気予報で雨雲の動きを見ると9時頃からは雨こそ降ってはいるものの、
さほど激しい雨ではなさそうです。これならば傘をさせば散策は可能だろうと考え、ワタクシは8時半にホテルを出発しました。
ワタクシが訪れたのは倉敷市の「玉島」という地域です。玉島は倉敷の中心部から高梁川を隔てて南西に広がる地区です。
玉島はかつては瀬戸内海に点在する小さな島々だったのですが、江戸時代になると備中松山藩により大々的な新田開発が行われました。
元禄時代には北前船と高瀬舟の水運により、玉島は港町として栄えたんです。
写真に写っているのは溜川というのですが、新田開発によって生まれた溜川は、玉島爪崎地区から玉島港まで注ぐ川です。
この川の周囲が玉島の古い町並みが残っているエリアなので、ワタクシはこの界隈を散策することにしました。
寒雨…冬の冷たい雨が降っていますが、ワタクシは初めて訪れる町にワクワクしていましたので寒くはありませんでした。
溜川に橋がかかっているのが見えると思いますが、この橋がなかなか興味深いんですよ。
実はこの橋はドラム缶を利用した浮き橋なんです。ドラム缶を3本×35列の105本使ってこの橋ができてるみたいです。
玉島にある通町商店街に駐車場がないため、川を挟んだ空き地に駐車場を作り、その利便性のためにドラム缶橋がつくられたそうです。
1980年にこのドラム缶でできた浮橋が設置され、1986年に改修され現在も普通に生活道路として利用されています。
このようにドラム缶橋といっても実際はちゃんと橋になっており、全然揺れずにかなり安定していて普通に渡れます。
ちょっと揺れるくらいの方が面白かったのですが、そうはいきませんでした。
こちらが「通町商店街」でして、玉島で一番距離の長い商店街だそうです。端から端まで約230mの長さだということです。
創業100年を超える商店もあり、かつては映画館(現在は閉館)もありました。一昔前は大いに賑わったようですね。
そんな賑わいは嘘であるかのように、現在は昭和から時間が止まったかのようなお店が何軒もありました。
ではでは、昭和レトロな玉島の町を散策するとしましょうか。
使用したカメラ:FUJIFILM X-T30
倉敷市玉島…倉敷では美観地区はもちろん、鷲羽山や瀬戸大橋などには行く人もいるでしょうが、玉島となるとちょっとマニアックかなぁ。
でも、私には観光地でなくても魅力を感じる場所ってあるんです。玉島はそういう場所なんです。
雨が降り続いていたので美しい青空を撮ることは出来ませんでしたが、レトロな玉島の町の魅力が伝われば嬉しいです。
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さてさて、岡山旅行の二日目(1月6日)は天気予報通りに朝から雨でした。
倉敷のアイビースクエアに泊まったワタクシは朝6時に目を覚ましたのですが、窓の外はかなりの雨でした。
この日の行動をどうするか悩んだのですが、天気予報で雨雲の動きを見ると9時頃からは雨こそ降ってはいるものの、
さほど激しい雨ではなさそうです。これならば傘をさせば散策は可能だろうと考え、ワタクシは8時半にホテルを出発しました。
ワタクシが訪れたのは倉敷市の「玉島」という地域です。玉島は倉敷の中心部から高梁川を隔てて南西に広がる地区です。
玉島はかつては瀬戸内海に点在する小さな島々だったのですが、江戸時代になると備中松山藩により大々的な新田開発が行われました。
元禄時代には北前船と高瀬舟の水運により、玉島は港町として栄えたんです。
写真に写っているのは溜川というのですが、新田開発によって生まれた溜川は、玉島爪崎地区から玉島港まで注ぐ川です。
この川の周囲が玉島の古い町並みが残っているエリアなので、ワタクシはこの界隈を散策することにしました。
寒雨…冬の冷たい雨が降っていますが、ワタクシは初めて訪れる町にワクワクしていましたので寒くはありませんでした。
溜川に橋がかかっているのが見えると思いますが、この橋がなかなか興味深いんですよ。
実はこの橋はドラム缶を利用した浮き橋なんです。ドラム缶を3本×35列の105本使ってこの橋ができてるみたいです。
玉島にある通町商店街に駐車場がないため、川を挟んだ空き地に駐車場を作り、その利便性のためにドラム缶橋がつくられたそうです。
1980年にこのドラム缶でできた浮橋が設置され、1986年に改修され現在も普通に生活道路として利用されています。
このようにドラム缶橋といっても実際はちゃんと橋になっており、全然揺れずにかなり安定していて普通に渡れます。
ちょっと揺れるくらいの方が面白かったのですが、そうはいきませんでした。
こちらが「通町商店街」でして、玉島で一番距離の長い商店街だそうです。端から端まで約230mの長さだということです。
創業100年を超える商店もあり、かつては映画館(現在は閉館)もありました。一昔前は大いに賑わったようですね。
そんな賑わいは嘘であるかのように、現在は昭和から時間が止まったかのようなお店が何軒もありました。
ではでは、昭和レトロな玉島の町を散策するとしましょうか。
使用したカメラ:FUJIFILM X-T30
倉敷市玉島…倉敷では美観地区はもちろん、鷲羽山や瀬戸大橋などには行く人もいるでしょうが、玉島となるとちょっとマニアックかなぁ。
でも、私には観光地でなくても魅力を感じる場所ってあるんです。玉島はそういう場所なんです。
雨が降り続いていたので美しい青空を撮ることは出来ませんでしたが、レトロな玉島の町の魅力が伝われば嬉しいです。
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