こんにちは!
スタッフの石黒です。
「鍼ってたくさんやってもらった方が効く気がする」
「お灸って熱い方が効果があるんだよね?」
「熱いのを我慢した方が効く気がする」
などなど、、、
よく、こんな質問をいただきます。
日本人特有の感覚だといわれる「良薬口に苦し」でしょうか?
鍼も灸も沢山やって、刺激が強い方が効果がありそうといったイメージがあると思いますが、
実際にはそうではありません!
これは鍼にも灸にも共通して言えます。
洗濯洗剤の表示で例え話をさせていただくことが多いのですが!
洗剤を余分に入れたら綺麗になる!わけではないのです。
適量が大切です。
鍼に関しては院長のブログに譲るとして、、
お灸の刺激についてお伝えしたいと思います。
「熱いのを我慢した方がいいよね?」
と聞かれることが多いですが、
いえいえ、そんなことありません🧚♀️
熱ければ熱いほど効果があるのではなく、
程よい温かさで十分効果があります。
ですので、お灸が熱いと感じたら我慢せずお伝えください📣
家でのセルフケアのお灸をする場合も、熱いと感じたら我慢せず、お灸の場所をずらす、
もしくはお灸を取り除いてくださいね。
治療目的によっては、少し熱さを感じていただく必要がある場合もございます。
発散させる目的を持って施灸することが、ごく稀にございます。
捻挫などの急性期に行う必要が出てくることがございますが、この場合
皮膚の発汗程度を診て、きゅう師である我々が取り去ります。
このようなお灸は、ご自宅でやっていただくことはございません。
火傷の恐れがあるからです。治療点を見極めて行わなくてはならないからです。
基本的には、心地のよいお灸が「ちょうどよい、ぴったりの」治療です。
一人一人の肌の質、その日の体調やお灸をする場所によって熱さの感じ方も変わってきます。
ですので、お灸一つとっても一人一人違ったものになってきます。
当院では、その方にあった刺激量で施術をさせて頂いています。
熱いイメージのあるお灸ですが、
実際には心地の良いものとなっています。
「熱くないのに、お灸してもらったら背中がぽかぽかしてきて気持ちがいいね」
と先日嬉しいお言葉をいただきました。
お灸は熱いものではなく、心地がいいもの
そんな認識が広まれば嬉しいです😊