こんにちは。今日は気持ちの良い晴れ間が広がり、気持ちの良い1日となりましたね😊
今月より新しく始まった、連続テレビ小説「らんまん」ご覧になっていますか?
実は、ここで脉診が度々出てきていましたね。
(今日の画像です)
この脉を診た後すぐに
「残念やけど、夜明けまで持つかどうか」
と、主人公万太郎の母であるヒサを診た、お医者さまが話すシーンがありました。
実は、これは脈拍数で判断したのではなく
「脈状」を元に五臓六腑の気血津液の様子を診る脉診が行われていたことが窺い知れるシーンでした。
東洋医学的に脈を診る場合、西洋医学的な見方とは違い
(西洋医学では、脈拍数と不整脈がないかどうかを診るため、脈拍を
最も強く感じる場所で1カ所に絞って診ています)、身体の中全体を
診せていただくために、左右3カ所ずつ計6カ所の脉を診ています。
その脈のうちかたや、脈の状態を約30種類ほどに見分けて
生命力や病の盛衰を診断しています。
先日の放送のような発言が出たのは
七死脈と呼ばれる、この脈状が出ると予後が悪く亡くなってしまうだろうと
いう脈状だったからであろうと思われます。
脉診流経絡治療では、こうして脉からみなさまの身体全体の
気血津液の様子を診せていただき、お身体のアンバランスを
調整する治療です。古代中国に起こった伝統的な治療法ですが、
江戸時代にも日本では行われていた治療です😊
ドラマのワンシーンから、知っていただけたら嬉しいですね😊