こんにちは😊スタッフの上野です✨
最近、暖かくなったかと思えば、風が冷たかったりなど、天気の移り変わりが激しいですね🤔
色々な面で、調子を崩さないようにしたいものです。
さて。今日は院長との話題で挙がった、ツボをひとつ、ご紹介します。
ツボの名前は、「膏肓(こうこう)」です。
「病膏肓に入る」ということわざをご存知でしょうか。
意味は、病気が重くなって、治る見込みがなくなることです。
何となく聞いたことがある……という方もいらっしゃるのではないでしょうか😁
膏は胸骨 の下の脂肪組織、
つまり心臓の下の心外膜のことを指し、肓は横隔膜のことを指します。
場所は、背中の、左右の肩甲骨の間、骨の際のあたりにあります。
由来は、中国の春秋時代、
晉の王様が病気になり、
秦から名医を呼んだところ、
病気が2人の子どもとなって、
名医が来るから肓の上と膏の下にかくれようと話している夢を見ます。
そして、医者が到着して診察すると、
病の根幹が肓の上と膏の下に入ってしまっているから、治療できないと言われたという、故事によります。
心臓と横隔膜の間の空間…
東洋医学の古典文書「難経」三十一難によると、
この場所はちょうど三焦の中の、上焦に該当します。
そして三焦は「名ありて形なし」と言われ、実態は捉えられないが、鍼灸治療には重要な役割を果たしているとされています。
つまり膏肓は、
病を根底から治すためには、
とても大事なツボなのではないか?と予想できますね😁
また、色々調べて、学びを深めていきます🥰✋