こんにちは🌞今日は台風の影響なのか、びっくりするぐらいの暑さとなりましたね。
近頃、治療院へお子さまが多く来てくださるようになりました。どんな症状に小児はりをオススメしているのかをお話しさせていただこうと思います。
先ず!古典的に有名なところは
かんのむし 夜泣き(これは同じ肝の変動とみています)
夜尿症(おねしょのことです。)
神経症、心身症
成長痛を含む痛みの疾患
といったところでしょうか?
最近で多いのは、アトピー性皮膚炎(アレルギー性疾患全般)、近視矯正、易疲労(疲労回復のための治療も含む)、関節変形、発育の悩み(低身長や哺乳力不足、早熟、学習障がいなど)、胃腸虚弱などでしょうか?少しエネルギー不足のお子さまが増えてきています。習い事や学習塾などで、ストレスが多く、運動量が足りていないお子さまが増えてきていますね。時代でしょうか?
ところが、先週あたりから通院してくださっているお母さまの一言が、とっても嬉しかったので!
「天野さんのところに行けば、何でも治るからって言われたんですが、病気も何もない子どもにも鍼ってやってもらってもいいですか?」とのこと😋
何でも治るから連れて行ったほうが良いと勧めてくださった患者さまにも感謝ですが、来てくださった患者様には本当に頭が下がりました!
気になる答えですが!
「ぜひどうぞ〜!(^^)」
です。はり治療で、心身のバランス調整をしています。お腹が空いて、ご飯を食べて大きくなるのと同じように、いろんな感情の動きや、環境の変化などで「気」も盛んになったり(元気ですね!)、少なくなったり(落ち込んだり、泣いたりなどでしょうか?)、バランスをとって毎日を過ごしています。毎日が初めて記念日とも言えるお子さまは、元気も旺盛ですが、刺激も我々とは比べ物にならないのです!ですから、その刺激によって変動している「気」の調整をすることによって、より健やかに過ごしていただくことができるようになります。この「気」の調整によって、免疫力の向上や生命力の強化につなげることになり、様々な症状に対応する「なおすちから」を高めることになっていくのです。
当院で行なっている治療は、お子さまにかぎらず、どなたに対しても「ご自身で治るちから」を回復させ、症状の緩和に繋げています。ですから、何でも治るから!という表現は間違いではなく、本来私たちは、そういう「チカラ」を持っていることを示しているのですね。
ですから、この病気にははり!というものではないのです。
最後にひとつ、夜泣きやかんむしはお子さまだけが原因ではないことが多々あります。お子さまは、大人が考えているよりずっと敏感に周りの大人のことをみています。一番身近なお母さまが疲れていたり、イライラしていることを敏感に感じ取っています。そのストレスで夜泣きなどにつながるお子さまも少なくはありません。
鍼灸院をお尋ねになる前に、ご自身が疲れすぎていないか?気持ちに余裕があるか?を思い返してみてください。
お母さまが余裕を持つだけで、治ってしまう夜泣きもありますよ。それだけ「気」の影響するところは大きいのです。
私たちは、本来「治るようになる仕組み」を自分の身体の中に持っています。もっと言えば「病気にならないような仕組み」も持っています。これらを「自然治癒力」とか「免疫力」などと言いますね。これを、上手に引き出すことが治療の基本です。
今日も元気いっぱいのお子さまが、治療にいらっしゃいました。将来を担う希望あふれるお子さまたちの健やかなご成長を「小児はり」で応援していきたいと思います!
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