こんにちは🌞今日も気持ちの良い秋晴れでしたね❣️
日中は本当に気持ちの良い気温ですが、朝夕との気温差が大きく、
体調を崩しやすくなっています。みなさまお気をつけくださいね。
さて、今日は「これ以上は治りません」と言われて
治療院をお尋ねいただいた患者さまのお話をご紹介します😊
病名は「感音性難聴」。一般的に、非常に治りにくいとされる難聴です。
内耳に問題があることによることから、薬物治療がなく
大変難しいタイプの難聴とされています。
難聴だけではなく、耳鳴りもあって耳鳴りが鬱陶しく
夜も不眠となり、睡眠薬を処方してもらっておられる状態でお越しいただきました。
この患者さまは、以前肩こりや腰痛でお越しいただいていたことがありまして
(10数年以上前になります😊)今回は、思い出していただくご縁になりました😊😊😊
治療を行なって、3回目にはかなり症状が軽減し
5回目の治療に、今日お越しいただきましたが、ほとんど聞こえは
よくなられたとのことです😊😊😊
耳鳴りもほとんど消失し、睡眠薬を飲まずに眠れるようになったと
嬉しいご報告をいただきました❣️❣️❣️
何度もご紹介させていただいておりますが、究極の目標は
夜にしっかり眠れて、お昼間にきちんと活動していただけることなのです😊
完治までは至っていませんので、もう少し治療にお越しいただきますが
こんなふうに、10年ほどの間が空いてのご縁がいただけるのも
鍼灸師という仕事の魅力です😊😊😊ありがとうございます😊
東洋医学では、難聴という症状が出ていることは着目いたしますが、
「伝音性」「感音性」などという判別はいたしません。
出ている症状も重要ですが、先ずは五臓六腑の気血津液の様子を
うかがって、どこに変調をきたしているかを診せていただいています。
耳の症状だから👂耳を診るではなく
耳に変調をきたしているのは、どこが原因で出ている症状なのかを
探ることを重視しています。
東洋医学には大原則がございます。
「すべての病は精気の虚からはじまる」
なんだか耳慣れないかもしれませんが、
身体全体の中で、少し元気の足りないところがあると
そこから病気を拾ってしまったり、発症してしまうのですよ。
という意味です。
同じ風邪でも、お腹を壊す方、喉が痛い方、咳がひどい方、熱が出る方
など色々ですが、基本的には普段弱い部位に症状が出ることがほとんどですね。
東洋医学では、普段からこの少し弱い部分を助けることを
1番の治療目標として、病気になりにくい体づくりを目指しています。
難聴が何故、回復したのか⁉️
患者さまの、精気の虚の部分を少し補うお手伝いをしたことによって
自然治癒力が機能して、ご自分の生命力で治る方向にいかれたということなのです👍
鍼はお灸はお手伝いに過ぎません。治す力は患者さまのなかにございます🙌
難聴について、少しだけ補足をさせていただきます😊
低音域の難聴は、かなりの確率で治療成績が良いのですが
高音域の場合は、難しいケースもございます。
こちらも、先ずはお身体を拝見させていただいてお話をさせていただいています。
治らないと言われて、治療をあきらめるのではなく
脈診流経絡治療という選択肢をおひとつ頭の中に
入れておいていただけたら嬉しいです😊
おひとりでも多くの患者さまが、諦めではなく希望をお持ちいただけますように😊
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