こんにちは!スタッフの福山です。
今年もあと4日、新しい年への準備はお済みですか⁉️
私はここ数年、年末年始を家で過ごせるので、31日の夜に『お屠蘇』を作って元旦に頂いています😋
『お屠蘇』とは、中国の後漢の時代に名医の華佗(かだ)が発明した薬酒で、日本には平安時代の初期に伝わりました。江戸時代には一般庶民の口にも入るようにまで広まり、日本の風習として定着しています。
『お屠蘇』の「屠」は屠(ほふ)るとも読み、鬼を葬ったり邪気を払ったりする意味があり、「蘇」は魂を目覚めさせるという意味があります。それぞれ組み合わせて「邪気を払い心身を蘇らせる」という意味だそうです。病気を起こす鬼=細菌、これを殺す💪伝染病予防の意味で作られたと『本草綱目(ほんそうこうもく)』に解釈されているそうです。
一年間の邪気を払い、長寿を願ってお正月に頂く祝い酒になります。
私は薬局で『屠蘇散』を購入して『お屠蘇』を作ります。
一般的な『屠蘇散』には、
☆白朮(びゃくじゅつ):健胃・利尿作用、鎮痛
☆山椒(さんしょう):健胃・整腸作用、寒気を取り去る
☆桔梗(ききょう):去痰・解熱作用、鎮痛、鎮静
☆桂枝(けいし):健胃作用、風邪薬として作用
☆防風(ぼうふう):頭痛を取り、発汗、去痰作用
などの薬種が調合されています。
子供の頃は、美味しくないなぁとペロッと舐めるだけで終わっていた『お屠蘇』🍶
意味を知って自分で作って頂くと、想いが変わりますよ✨😃✨
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます