こんにちは、スタッフ長谷川です☺️
梅雨入り間近になりましたね。
雨続きになる前に、と出かけた先でたくさん歩き、先日は酷い筋肉痛になりました😂
古典では、労働の種類を五労(ごろう)という五つに分類しています。
五労で考えると、歩くことは何に当てはまるでしょうか。
久行(きゅうぎょう。歩き過ぎ)
久視(きゅうし。見過ぎ)
久座(きゅうざ。座り過ぎ)
久臥(きゅうが。寝過ぎ)
久立(きゅうりつ。立ち過ぎ)
久行は肝、久視は心、久座は脾、久臥は肺、久立は腎を傷めるとされています。
五臓が傷むと、肝は筋、心は血脈、脾は肌肉、肺は皮毛、腎は骨髄、等というような、五臓が対応している体の部分や、それぞれの経絡が走行する場所に変調をきたします。
今回の私の筋肉痛は、久しく歩いたので肝を傷め、筋に症状が現れたと考えられます。
また、久行に関しては、歩くという動作以外にも、物事をこん詰めてやることも含んでいます。
歩く、見る、座る、寝る、立つ、は生きる上で必要な動作であり、やっていけないわけではありません。
偏りなく、バランスよく行う必要があるのですね。
しかし、生活をしていると残念ながらそうはいきません。
座り仕事、立ち仕事、偏った労働をしなければいけない時も多々あります。
そこで、崩れてしまった五臓のバランスを整えることができるのが鍼灸治療です。
労働はもちろん、現代人はいろいろなストレスに日々さらされています。
心身をすり減らして頑張っている方も多いのではないでしょうか😢
お体のメンテナンスの手段として、ぜひ鍼灸をご利用いただければと思います。
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