連休中日でしたが、あいにくのお天気でした。
いかがお過ごしですか?
今日は、東京の漢方鍼医会本部へ研修会へ行ってまいりました。いつも同じ新幹線で行きますが、他の乗客の方がいつもと全然違う感じでした。
今日は「気について」の講義や治療の各論、実技がありました。
鍼灸治療では「気」の調整を行なっています。「気」と言われても目に見えるものではないので、なかなか理解していただくことは難しいかもしれません。
当院では「病気から元気へ」をご提案させていただいています。「病気」も「元気」も同じ「気」のはたらきによるものです。「気」とはエネルギーそのものです。この説明しづらい「気」ですが、古代中国の書物にたくさん出てきています。古来から脈々と伝えられてきているものなのですね。
「その気になる」のも
「気が乗らない」のも
「気のせい」も
「気がおけない」のも
「気がかり」なの
「お気に入り」も
「気が惹かれる」のも
総て「気」なのです。
いかがですか?目には見えませんが、エネルギーがあることを端的に表現していると思われませんか?
我々は「元気」「宗気」「胃の気」「精気」「清気」「真気」「衛気」「英気」「正気」「邪気」など数えると80あまりの「気」があり、それを学んでいます。そのうえで、鍼灸によって一番良い「気の調整」を図るか!を常に学び続けています。
ですから、痛みを伴う治療や苦痛を伴う治療は不要なのですね。あくまで「ここちよい」治療を目指しているのです。
少しでも興味をお持ちいただけたら嬉しいです。
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