あまの鍼灸院ブログ

鍼灸院での毎日の様子をアップしています。
鍼灸院ってどんなところ?と知っていただけたらうれしいです。

陰中に陰陽あり 陽中に陰陽あり

2022-12-11 21:40:00 | ブログ
こんにちは🌞連日良いお天気が続いていますね。
毎週日曜日は、院長の自伝です😊

鍼灸治療を正しく理解していただくために東洋医学の基本である陰陽論から説明させていただきます。
この陰陽論が、書かれている基本書物は四書五経の中にある「易経」です。
占いのイメージが強いですが、この本を出発点としています。
昨日も、家内と一緒に易経の勉強会に出かけてまいりました。
今日の画像は、易占いで使用するサイコロです😊
占いの側面が際立っていますが、それだけではありません😊

この陰陽論は大変複雑で、陰の中に陰陽が有り、陽の中にも陰陽があります。
つまり、上下・左右。あるいは東西・南北にはっきりと分かれるものではありません。
上の中に上があり下の中に下が有ると言った様に大変複雑ですので、
東洋医学を学ぶ者はその入り口でつまずいてしまうのが現実です。
しかし、病気は矛盾があるから引き起こされるものであります。
又、世の中の森羅万象全ての事象が矛盾により成り立っているとも言えます。

 ノーベル生理学・医学賞を受賞した山中教授は、NHKテレビの『人体』で、
西洋医学が進歩したと言ってもまだ解明されたのは三パーセントに過ぎないと言われていました。
神の創造物『人体』は東西医学を通じて『神秘』のベールに包まれているのです。
あらゆる災害に対して、政府や役人は「想定外」と言う逃げ言葉がありますが、
小宇宙たる人体を扱う治療家には「想定外」で起きた病を如何にして想定内に持ち込み治癒せしめるかであります。
では、東洋医学の根幹となる「陰陽」について詳しく述べていきます。

次週に続く

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