こんにちは。スタッフの松本です。
金曜日はツボの話。今日は肩井(けんせい)をご紹介します。
肩という漢字があるように、このツボは肩にあります。
場所は、首と肩先(あるいは肩峰)の間、トントンと肩たたきするところです。
ここには僧帽筋という、首から背中に広がる大きな筋肉があるところです。
肩井は肩こりの治療によく使われます。
肩こりといっても、原因も、こる場所も様々です。
使い過ぎて筋肉が疲労しているのか、逆に使わない為に気血が停滞しているのか…。
内臓疾患による関連痛の場合もあります。
場所も、この肩井の他にも、首の後ろや横、背中、腕の付け根など…様々な「肩こり」があります。
当院に肩こりの治療でご来院の患者様には、辛い場所はどこか、また日常生活はどのようにお過ごしなのか、お話をうかがって治療させて頂いております。
最近は朝晩が肌寒くなってきましたので、布団から肩が出ていると冷えて肩がこります。また、寒さで肩に力が入ってしまい、筋肉が緊張して肩こりになったりします。
肩を回したり、呼吸に合わせて大きく上げ下げするなど、日頃から動かしてあげましょう。
肩こりをそのままにしておくと、頭痛やめまい、耳鳴りといった症状の原因にもなってしまいます。
また内臓疾患からくる関連痛だった場合、身体からのサインを見逃してしまい
重大な疾患の発見が遅れてしまうかもしれません。
反対に胃腸が悪いと思っている方がいますが
肩こりが原因の事もあります。
ただの肩こりだから…と軽視せず、辛い痛みはぜひご相談下さいね。
スタッフの松本でした。
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