こんにちは😊スタッフの上野です。
最近、昼間は暖かいですが、朝晩は冷え込む日が増えてきましたね。
治療院でも、ストーブを出してみたり、少しずつ冬に向けて準備しております。
さて。今日はお休み、ブログ担当日なのですが。あんまりよくないことがありました。
私事ですみません。
実は、風の便りで、
半年前に会ったばかりの、
同級生の訃報を聞きました。
おそらく、自死だったそうです。
驚きと信じられない気持ちとで
混乱していますので、
今日は、先日の池田先生の講演会の感想を載せさせていただき、
勘弁していただこうと、思っております。
講演会を終えて、私が特に心に残ったのは、
実技の際、池田先生が
「皆、脉を取るときの指の当て方がなっとらん!」とおっしゃり、
目の前にいた私の手をとり、
「いいか?こうやってやるんや」と、丁寧に解説してくださったことです。
ベテランの先生にとっては、できて当たり前のような、基本のことであっても、
呆れるでもなく、馬鹿にしたような態度をみせるでもなく、真摯に教えてくださいました。
初学者の私には、
とてもありがたいことでした。
おそらく、先生ご自身が、
脉を取る姿勢、指の当て方、指の圧の強さ、取穴など、
基本の基本、といわれることをおろそかにせず、大事だと思われていらっしゃるのかなと、感じました。
「もう前にやったからいい」
「できるからやらなくていいや」
「すでに知ってるからいい」と侮らず、基本の手技を何度も復習することが、上達するためには大切なのかもしれません。
院長がつねに言われている「学と術は車の両輪、頭を磨く前に手を磨け」
「石の上にも三年」「時中」と同じ内容を期せずして池田先生もおっしゃっていました。
千里の道も一歩から。また今日も励んでいきます。
池田先生、ありがとうございました。