あるがままに高齢を生きる! シャンソン、菜園とともに・・

予測不可能な未来のドラマに期待を寄せつつ、明日を見つめてまだまだ濃い時間を紡げたらとブログを書き続けます。

裁判員制度のこと

2016-11-20 12:32:18 | 日記

裁判員裁判について、いろんなドラマがあっていますね。

裁判員制度が始まるというとき、私にも最初に裁判員になるための分厚い書類が送られて来ました。70歳を超えたばかりのころだったと記憶しています。

私は初めてのことには大変興味がありまして、丁寧に全文を読み終えました。なぜかドキドキしながら。

それから何日くらい悩んだでしょうか。

しかし後ろ髪を引かれる思いで、高齢を理由に書類を送り返しました。

その後しばらくは悪いことをしたかのように悩み続けたのです。

いま10年以上を経過して、様々なことがわかってきましたが、裁判員を引き受けても断っても、多分悩みから逃れることはできなかったように思います。

裁判員制度については当然賛否両論あって然るべきですが、あのとき断ったからこそ、過去に捕らわれることなく、明日への一歩が踏み出せているのかもしれません。相当に重いテーマを与えられたのを、今になって改めて実感しています。