思いつくままに書くブログ

基本旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。そして忖度なくものを言う。いいものはいい悪いのは悪いと。

続 湯快リゾート 片山津 NEW MARUYAホテルに泊まる

2015-12-24 12:01:52 | 2015年の旅行記
今回も勿論夕食前に風呂に入る。食事の時間は18時半スタートで1回転しかしないとフロント係の説明。師走の平日だからこんなものでしょうが、18時半スタートオンリーだとさっさと食って寝たい年寄なんかはどうかな?って思ったね。お風呂は内風呂は大浴槽がひとつ、外に小ぶりな露天風呂があります。泡風呂とか檜風呂とか寝風呂とかサウナとか、そんなものは全然ありません。でも昔の温泉ってそんなものだったな。子供の頃に泊まった温泉宿で露天風呂なんて無かったもの。

時間より少し早く「ご夕食の準備が整いました」と館内放送。レストランに向かいましょう。ここのバイキングは嬉しいことに酒の肴になるような料理が多いことですね。他の温泉宿のバイキングだと家族連ればかり意識して、子供が喜ぶポテトや唐揚のような揚げ物ばかりが目立ち食べるもの無いぞと思うことあります。またここと同根と言われる伊東園ホテルの場合ほぼ同額の料金でアルコールが飲み放題。そうなるとどこで帳尻合わせるかと言うと料理なんですよ。伊東園にも何度か泊まったことあるけどいかにも冷凍食品、全然手をかけていない食い物ばかり。刺身と言っても殻付きのままの海老がてんこ盛り。海老は好きだけど殻をちまちま剥くのは面倒。他も業務用の煮ものを温めただけのようなものだったり枝豆がてんこ盛りだったりと、もう少しお金払いますから旨い物喰わせてくださいって思うんです。

だけどここは今は「てっちり食べ放題」を謳っており、パフォーマンスキッチンコーナーで小鍋に入ったてっちりが用意されていて卓上に用意されたコンロで温めて食べられますし、天ぷらも揚げたてですし(海老と蓮根しかありませんが…)、郷土料理コーナーには治部煮もあります。



こちらは1回目のチョイス。ビールは瓶ビールでモルツを注文(600円)。下の方に盛られたのは蒸篭蒸し。肉・魚・野菜の3つの蒸篭がありましたね。それとコンロを使った料理が多いのが湯快リゾートの特徴だと思う。去年3月に下呂で泊まった時はほうば味噌があったが、こちらはてっちりのほかにアンコウ鍋があったり、御飯コーナーには石焼ビビンバの具もあって作ることできるし(石焼じゃなく鍋焼きだけど)、ラーメンコーナーで鍋にスープと麺、具を入れればミニラーメンもできる。これはいいアイディアだと思いますね。



2回目のチョイスはてっちりの雑炊で。てっちりコーナーで「あとで雑炊があります」と言うから、ある時間になったら鍋を持ってコーナーに戻りそこに御飯を入れてもらうのかと思ったら、そうではなく別の鍋で作った物。作り過ぎたのか、あとから係が「雑炊もう一杯いかかですか?」と配って歩いてました。とても旨いふぐ雑炊でしたのでお代わりしました。ともかく腹いっぱい。料理のコントロールもしっかりしており、欠品しても待つことなく次が運ばれていましたし、もうすぐ終了と言う時間になっても補充がされていました。

朝食は朝8時から始まりました。



正しい日本の朝食でしょうか。スクランブルとウィンナーはご愛嬌ですけど、絶対あれば取りますよね。御飯の上にはおくらとめかぶ。「ねばねば丼コーナー」というのがあって用意されていました。ねばねばするものって体にいいものばかりですよね。皿の左上が空いてますけどあるものが乗っていました。



下呂もそうでしたけど、焼き魚は卓上のコンロで自分で焼くんですよね。焼きたての塩サバは脂もあって美味しいですね。ともかく温泉入って腹いっぱい食べて7,500円税別は満足ですよ。

そうそう、エレベータに案内があったけど通年同額は厳しくなったようで休前日は8,500円、年末年始は10,500円に値上げだって。値上げと言ってもこの程度なら文句はないし、だいいち正月でも10,500円で泊まれるところはほかにありませんよ。それにひとり割増は0円のままなので一人旅にも優しい。実際食事のときに見渡したら、ひとりで食事している人結構多いですね。ひとりで手軽に温泉宿となったら湯快リゾートしか無いかもしれませんね。大江戸温泉物語ならもう少し高いしさ。