思いつくままに書くブログ

基本旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。そして忖度なくものを言う。いいものはいい悪いのは悪いと。

新橋のカウンター洋食屋 むさしやのオムライス

2016-11-04 13:25:30 | 2016年の旅行記
新宿に着きますと今季一番の冷え込みですので寒い。今日の昼飯はラーメンと決めていました。メトロの駅で24時間乗り放題券を買い(600円)新橋へ移動、新宿はなんだか入りたいなあ、新規開拓したいなあという店が思いつかないんですよ。

新橋へ着き最初に言ったのはガッツリ食べたいこともあり野郎ラーメン。新橋の店は未訪なのでいいかなと。しかし食券自販機を見ると豚骨ばかり目立つ。ここのラーメン豚骨じゃなかったよなあ…と探すもほかの味が見当たらない。店員が「お決まりですか」と出てきたので「普通の豚野郎ラーメンは」と訊くと当店では止めました。すべて豚骨味ですと、店によっては残っているんですがなどと言うので「じゃあ結構」と店を出た。豚骨味を考案してレパートリーを広げるのなら結構だが代償に従前の味を止めたら本末転倒でしょう。単価も30円か50円か高くなっており、体のいい値上げかな。

ともかく向かいのビルに入り、前なら「天丼あきば」にするところだが今は新橋ぎょうざに業態変更してしまっている。何にするかなあと歩いているとむさしやを発見。いつもは昼休憩時間に見るからとんでもない行列になっているが、時間も遅めなので5人しか並んでいない。一度試してみたいと思っていたからそれが今日なのだ!とこちらに決めました。

看板には明治18年創業とありますが当時はどこにあったのですかね?ネットで調べても出てこないし、明治18年はさすがに古すぎるが当時から洋食屋だったのでしょうか?その洋食屋ですができるものはスパゲティーナポリタンとオムライスがウリで他にはドライカレーや煮込みハンバーグがある。オムライスなど久しく食べてないし値段も700円と手頃なのでそちらに決めて並び始めますと厨房から「ご注文は」と訊かれます。回転率を上げるために先に作って席に座ったとほぼ同時に提供するシステムでキャッシュオンデリバリーとなっているようだ。

待つこと10分で席が空き「オムライスの方こちらへどうぞ」。代金700円と引き換えにオムライスが登場です。大皿にオムライスと付け合わせにナポリタンとキャベツの千切り。ナポリタンは付け合わせにしては量が多く、両方の味を楽しみたいならオムライス一択ですね。味噌汁がマグカップでもお椀でもなく社食の給茶機の湯飲み!?に入っているのは面白い。



そのオムライスですがいま流行りのトロトロオムライスではなく、田舎の洋食屋で出てくるような、家で作ったかのような薄焼き卵で包んだタイプ。割ってみますとご飯のボリュームは結構あります。これが不味いはずもなく、安定の旨さって感じです。これが700円で食べられるのなら昼時はサラリーマンで並ぶのがよく分かります。ナポリタンにしろ、口をケチャップで真っ赤にして食べるのがいいんですよね。味噌汁は薄味かな…具もワカメとネギだけですし和風スープ?のような位置づけかなあ。ただ一つ不満があると言えばオムライスの飯、チキンライスのチキン含有率が低いかなと。鶏が二欠けくらいしか出てこなくて実態は単なるケチャップライスというところかな。

ほかの客が飯をドライカレーにして注文しており、そっちのほうが旨そうだと思った。辛さも調節できるとメニュー表にあったし、次回はそちらを試してみたい。このビルはよく来るビルですからね。

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