思いつくままに書くブログ

基本旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。そして忖度なくものを言う。いいものはいい悪いのは悪いと。

可部線に乗ってから広島風横浜家系ラーメンを食べる

2016-10-24 08:34:03 | 2016年の旅行記
10月22日、広島にやってきました!



目的は勿論、マツダスタジアムでの日本シリーズ観戦です。今季の観戦の集大成となるでしょう。駅構内は至る所カープ、カープ、カープ。札幌駅だってここまでファイターズにはならないけど、万年Bクラスが四半世紀ぶりの優勝なのですから仕方ありません。若い人は広島が優勝したのを知りませんから(私はかろうじて覚えてますよ。西武とのシリーズは8戦までありましたし)。



しかし広島は雨模様。今夜の試合が心配になります。さて本日のチケットですが20日10時の発売時間はさすがに仕事中で買えませんでした。適当に理由づけて職場を抜け出してスマホ操作とは思ったのですがタイミングを逸して…。なのでヤフオクの世話にならざるを得ません。人によってはヤフオクでの転売に苦言を呈するでしょうが、私は使いたい人は使えばいい、今回の場合は私と同様に買おうにもその時間は無理という人のほうが多かったでしょう。平日の10時に時間のある人は学生か暇人くらいです。希望落札価格は1万円までならと思って臨んだものの平均落札相場は定価の4倍でしたかね。さすがにマツダスタジアム初の日本シリーズなだけあります。かといって辞退する気はさらさらなく、今年は広島で交流戦が無かったのでマツダスタジアムは今季未訪問なわけですし、広島とのシリーズなどそう何度もあるとは思えんし、学生じゃないから金で解決できるわけで、もうここは意地ですよ。ファンの心意気というところかな。

そのチケットですが駅横の広島東郵便局に留置きで書留で送るというので受け取りに行くとゆうゆう窓口は行列、5人も並んでた。みな一様に「局留めの書留の受取で、照会番号は○○○」と言ってますから同じ目的でしょう。郵便局員も大変だ。ともかくチケットを確保、座席位置は前よりなんだよなあ。応援団のリードが見える11列目以降が良かったのですが文句は言えません。もっとも、今日が雨で中止ならチケットは明日に順延となるんですが、明日は観戦できませんので私が今度はヤフオクに出品せねばなりません。

そうなると夕方まで時間があるのでどこかへ行こう。宮島で必勝祈願とも思ったのですがこの天気ですので…。そういえば可部線に数年は乗ってないなと思ったので可部行きに乗車。113系4両編成でした。前乗った時は105系ばっかりだったけど、227系も投入されたので激減したようです。あれだけ国鉄型車両ばかりだった広島は227系が目立つようになりました。





30分くらいで今のところ終点の可部に到着。駅周辺はなにも無く商店街があるわけでもないしコンビニもスーパーも見当たらない。古い住宅街という感じ。駅構内は改良工事中で4番ホームを新設中。延伸後は3番と4番を使って行き違いできるようになりますが、となると1・2番の行き止まりホームは不要になるのでしょうね。



河戸方面あき亀山まで復活延伸されるのは来春のダイヤ改正とのことで、おいおい乗りに来ねばなりませんね。20分後の列車で折り返しました、広島まで乗る必要はなく横川で下車、全線乗車しても240円なんですね、さすが短距離路線。





横川から広電に乗り、十日市町で乗り換えて原爆ドーム前へ。本町の商店街へ入り昼食にしようと思います。この日は肌寒くて自宅を出るときに羽織るものを着てこなかったので余計寒い。それこそユニクロで買おうと思ったほどだが、ともかく温かいものがいい、ラーメンにしようと歩くも商店街には見当たらず。なのでと横道にそれたらラーメン屋を発見。



広島なのに横浜家系です。ほんと最近は至る所に増殖していますが、勿論吉村家の系譜じゃないしこちらはどうでしょうか。見た目は家系どころかラーメン屋らしくないですね。店先の看板だけでしょうか。

店内に入ると昼時を過ぎたからか先客は4人ほど、入口の食券自販機で購入するのですが横に店員がぴったりと待機している。こういう店って却ってどうかと思うんですね。食券自販機を導入している以上省力化のためなのは明白なわけでして(でなければ席で直接注文を取ればいい)。まあここは基本形のラーメンでしょうと700円のラーメンをチョイス。



店先や券売機付近のメニュー表には「ランチタイム小ライスサービス」とある。家系ラーメンにはライスは付き物ですよ。食券を渡して「固め・濃いめ」をチョイス。席に案内されて店内を見渡しますが、上からキリン一番搾りの提灯がこれでもかとぶら下がりラーメン屋らしくない、焼き鳥屋みたいだ。外観と言い内装と言いミスマッチといえるが居抜き開業なんでしょうね。外を歩いて冷えたのでトイレに入り済まして出ると店員が「ラーメンできましたので、お席に置いてあります」だと。入店から10分も経っておらず早すぎる。大概は家系は太麺だから茹でるのに時間がかかり、固めでも7分くらいは茹でるのがデフォだ。それから盛り付けるわけだから入店からはどうしても10分はかかるもの。まさか入店の時点で見切りで茹で始めていたのか?少々疑問である。しかし店員は小ライス云々は言わない。折角ですので頼もうと「ランチサービスの小ライスください」というとまさかの回答。

「平日ランチタイムだけのサービスです、すみません」

もう慣れっこと言う感じでさらっと言う。そんなことどこに書いてあるんだよ!と言いたい。するとメニュー表の小ライスのところに「平日ランチタイムサービス」と小さく書いてあるがどうでしょう?メニュー表にもしっかり平日限定なら限定と謳うべきだし優良誤認ですよ。私だけではない、あとから入って来た客も同じことを言って同じようにあしらわれていたし、週末は10人や15人くらいは聞いてくるのではなかろうか。でも別料金なんですとは言わないので勧める気もないのか、勧めたところで「お金かかるならいらない」と断れるのがオチなんでしょう。私もコメを食べる気が失せました。



肝心のラーメンですがビジュアルは家系なんですが、汁をすすると何かが違う感じ。家系といえばそうだがコクが足りないというか、やっぱりきちんと修業した店じゃないからな。トイレの中の張り紙にも「数年前に横浜を旅行して家系ラーメン食べて感銘を受けたので、広島でこのラーメンを広げたいと思って開店した」とありましたしね。小ライスが無料サービスで無かったことが評価に影響していないとも言い切れません。名古屋の家系ラーメン「CPS家系ラーメン」よりはマシではありますがね。きちんと「平日小ライス無料サービス」と書いてください。