思いつくままに書くブログ

基本旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。そして忖度なくものを言う。いいものはいい悪いのは悪いと。

ルアンパバーンといえば托鉢だけど… 観光地化の弊害

2024-09-26 07:35:31 | 2024年の旅行記(海外旅行)
9月7日、きょうは昼過ぎの飛行機でバンコクへ戻る。もうちょっと連休あればいいのだが有給公休組み合わせて5日が精いっぱい。



というわけでもないが朝5時に起床、外は真っ暗け。簡単に身支度をして5時半前に外に出る、門は閉じてあったが人ひとり通れる分は開けてあった。



誰もまだ歩いてない、ちょっと早かったかな。



しかし道路は通行止めになっていた。



準備は始まっており、私にも何やら売りつけてくるオバサンが何人も。そうです
ルアンパバーンの托鉢です!
ルアンパバーンは街丸ごと世界遺産ですが、その世界遺産たる所以と言うか最大の観光資源、それが托鉢(あえて観光資源と言わせてもらいます)。





もう少し明るくなれば寺からオレンジ色の袈裟を着た僧侶がぞろぞろと街を歩き、食べ物の施しを受けるわけで、10年前に一度見たことはあるんですが、どう見ても小さな椅子が並んでいる数が多い。つまり観光団体ツアーでやってくるから、オバサン達とツアーガイドは契約してて、ツアー客の席を用意し托鉢セットを売って生計を立てているわけ。なので私は見ているだけ、あまりに観光地化しちゃったというか俗化しすぎだから。



ちなみにここのはホテル客専用のエリア。



バスで裏路地までやって来た中国人団体客がぞろぞろ。宗教観は一緒でしょうから理解納得はできているだろう。



そして6時少し前になると寺から托鉢僧が出てきてぞろぞろと歩き施しをうける。





僧侶はお釜のようなものや袋を持ち、施しを受けたご飯やお菓子などを入れてゆくのだが、こんなに大勢いては貰いきれないし持ちきれない。というわけなのか道中の至る所にゴミ箱のような籠。





施しを受けたそばからポイポイ、ざざーと空けて回収してゆく。ご飯は以前はそのものだったが、今はビニール袋に個包されております。

あまりに観光地化してしまった弊害、要は僧侶も施しなど貰わなくても生活してゆけるでしょう。しかし重要な観光資源となっちゃって行政に辞めないように頼まれているんじゃないかと思いますね。そして回収したものは一説にはブローカーがいて、お菓子は翌日の托鉢セットに使いまわして、ご飯も傷まなかったら…らしい。運が良かったら昨日見たような干し飯になるかもしれないけども、あまりに多すぎるからね。



なので私は買おうとか参加しようという気にはなれなかった。





しかし一方裏に入れば物乞いしている子にざざーっと、逆に施し受けていたが僧侶なんだからこれが正しいように思います。



しかしこの犬は人懐っこい。決して無駄吠えしない、人にそんなに興味ないようだ。



日本だと人を見ただけで吠えたり噛みつこうとするバカ犬が多いけど、海外だとすごく利口である。きちんと躾けられているのだろうが、野良犬だってもし人に嚙みついたら捕まえられて帰ってこれないということは分かっているのだろう。それに愛想を振りまいておけば食べ物を貰えるかもしれないし。



裏小路では朝市が立ち始める、野菜や果物の販売がメインだけど。



蜂の子売ってたね、貴重な蛋白源なのだろう。長野県民じゃないので私は虫は食べませんが、これらはすべてスズメバチの種だとか。



私はこういう食事のほうがいいです、なぜかバターが見当たらなかったのでジャムトーストで。午前中はなにをしようかなあ?




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