11月2日の夜は8月末にも利用した入谷のホテル。普段は8,000円くらいするのに日によっては4,200円と都内ではありえない価格で泊まれるうえ部屋も申し分ありません。朝食も600円なのに品数豊富なバイキングだし、こじんまりしたホテルなので中国人団体が泊まることなく騒々しいこともありません。朝は10時ころにチェックアウト、地下鉄で上野へ移動しようかと思ったが鶯谷まで歩いても15分かからないのでそちらを試してみることに。
駅への道中、ホテルから5分くらいのところに鬼子母神があるので参拝。「当たり前田のクラッカー、恐れ入り谷の鬼子母神、その手は桑名の焼き蛤」ふとこれが思い出してしまいます。それで、ここを参拝したのならここも行きたくなったなと鶯谷から山手線に乗って。
巣鴨とげぬき地蔵で有名な高岩寺へ来ました。実は初めてなんですね、参道はよく「おばあちゃんの原宿」と言われますけど祝日なので家族連れもいて今日は平均年齢低そう。それでも塩大福の店はどこも並んでいるのですが。
とげぬき地蔵はばあ様の行列ですが、男は普通にお参りを。御朱印を所望したらなかなかの達筆でした。その後は巣鴨から都営三田線に乗って品川を経由して横浜へ。改札を出てから気づいたが、JRで品川乗り換えのほうが20円安かった…。着くと丁度昼時、行きたい店があるのです。横浜駅から歩くこと10分余り、その名は家系ラーメンの総本山吉村家。
店先の行列はざっと30人くらいかなあ?正直、私は行列してまで食事するのが大嫌いで、唯一許すのが大名古屋ビルヂング地下の「肉そばけいすけ」だけなんですが今日は別です。最後尾に並びますと若い店員が出てきて「食券は先にお買いになって並んでください」。混雑緩和もあるのでしょうが、並んでいる途中でしびれを切らして逃げられなくするための方策でしょうね。ほかの人気店でも外に並ぶと「先にご注文伺います」と言ってオーダー取るのと一緒でしょう。しかし並ぶのを見ていると5人とか7人とかの単位で入店させている。どうなっているのか?と思えば店内のカウンター席をブロックで区切って数人単位でまとめて座らせている。ほぼ同時にラーメンを提供すればだいたい同時刻に食べ終えて帰ってゆく。上手い方法だがゆっくりと食べることはできないという欠点はある。もっともラーメンだし、並んでいる人を考えたらさっさと席を空けるのもマナーだ。入口のガラスには「ヤマサ吉村家監修醤油とんこつ鍋つゆ新発売」とポスターがあって驚き。家系ラーメンスープで鍋ってどうなんだ、というか取り扱いスーパーってそんなにあるのだろうか。そして程なくして店員が「まもなくご案内いたしますが、食券を確認いたします」と提示を求める。といってもこの時点で味の好みは聞かれず所持しているかどうかだけのよう。しかし入店までに別の店員がもう一度「食券確認します」と。そんなに客を疑っているのか?と言いたい。
ようやく店内に入り、案内されたのは中央部の湯で鍋の真向かい辺り。なぜは左隣は空席のままで埋めればいいのにと思ったら、そこが料理提供口になっていた。カウンター席には前から直接渡されるがテーブル席に子供連れが入っているためだ。入店順に希望が聞かれ私は最後、「濃いめ・多め」とオーダー。麺の硬さは普通にしておく。初めての店、まして総本山の店だもの、固めオーダーして本当に固かったら話にならんからね。待つこと5分余りでラーメン到着。麺の太さからして早いと思うけど、食券を確認することで見切りで茹で始めていたのかもしれない。固めオーダーでも入店3分前くらいから茹で始めても問題ないでしょうから。
さて本家のラーメンですが丼は少し小さめで黒いですね。食べログを始めるずっと昔に一度だけ本牧家に行ったことがありますが、そこにしろ”亜流”と言われる山岡家にしろ青くて大きめの丼を使いますが、あちらのほうが食べやすくて好きなんですがね。卓上にある生姜を少々、ニンニクを少々、そして胡椒少々と思ったらドバっと出てきた。こればかりは致し方ない。その味ですが「ふーん、これが総本山の味なんだ」が第一印象。この味が基準なら、先日広島で食べた横綱家はやっぱり違うし、名古屋で蔓延っている「CPS系」と呼ばれるものは邪道でしかない。しかしこのラーメンはパンチは薄いと思う。濃いめで頼んだので醤油の味は塩気がきつく感じるほど濃いなとは思いますが、豚骨や鶏ガラの風味は薄いかな。もっとガッチリと煮出したほうが旨みがあっていいと思ったのが第一印象。あと、もう少し汁が熱くてもいいかなとも思う。
それよりも麺の硬さが普通にしては柔らかすぎる。これね、正面で茹でているからずっと見ていたのだがあまり手際が良くない。平網を使うのは当然だがまず湯切りができてない。もっとしっかりとチャッチャと切ればいいもののチョンチョンチョンと軽く三度振っただけで丼へイン。これならラーメン山岡家 南2条店のバイト店員のほうがよっぽど上手いよと思ったし、スープにも悪影響を与えてしまっているような気もするが、私の麺が入店順に作るからか柔らかめをオーダーしたのがいなかったからか最後に鍋からすくい揚げられた。この時点で普通を通り過ぎてしまっていたのではと思う。そして更に気になったのは、左隣の空席を挟んでオバサンが食事していたのだが、厨房の店員に向かって「今日はいつもより濃い」などと言っているから常連かな。でもこの人並んでいたっけ?ましてオバサンひとりと思っていたら食べ終えると丼を持って厨房の中へ。どうやら店の人のようで賄いとして食事していたのだ。人間だもの腹が減っては何とやらだし食べるなとは言わないが、まだ行列が切れない13時ころに客席を使って賄いはどうかと。外には早く席が空かないかなと待っている人が何十人も並んでいるんですよ。だいたい賄いは客が落ち着いてきた14時過ぎとかに食べるものだと思うし、どうしても食べるのなら裏に休憩スペースを作ってそちらでと思う。混雑時間帯の客席での賄いは感心しません。それと帰りにご自由にお持ちくださいと袋に入ったものがあったが見ると茎が妙に長くて不揃いな椎茸。さすがに持って帰る人は10人いて1人か2人程度でした。
駅への道中、ホテルから5分くらいのところに鬼子母神があるので参拝。「当たり前田のクラッカー、恐れ入り谷の鬼子母神、その手は桑名の焼き蛤」ふとこれが思い出してしまいます。それで、ここを参拝したのならここも行きたくなったなと鶯谷から山手線に乗って。
巣鴨とげぬき地蔵で有名な高岩寺へ来ました。実は初めてなんですね、参道はよく「おばあちゃんの原宿」と言われますけど祝日なので家族連れもいて今日は平均年齢低そう。それでも塩大福の店はどこも並んでいるのですが。
とげぬき地蔵はばあ様の行列ですが、男は普通にお参りを。御朱印を所望したらなかなかの達筆でした。その後は巣鴨から都営三田線に乗って品川を経由して横浜へ。改札を出てから気づいたが、JRで品川乗り換えのほうが20円安かった…。着くと丁度昼時、行きたい店があるのです。横浜駅から歩くこと10分余り、その名は家系ラーメンの総本山吉村家。
店先の行列はざっと30人くらいかなあ?正直、私は行列してまで食事するのが大嫌いで、唯一許すのが大名古屋ビルヂング地下の「肉そばけいすけ」だけなんですが今日は別です。最後尾に並びますと若い店員が出てきて「食券は先にお買いになって並んでください」。混雑緩和もあるのでしょうが、並んでいる途中でしびれを切らして逃げられなくするための方策でしょうね。ほかの人気店でも外に並ぶと「先にご注文伺います」と言ってオーダー取るのと一緒でしょう。しかし並ぶのを見ていると5人とか7人とかの単位で入店させている。どうなっているのか?と思えば店内のカウンター席をブロックで区切って数人単位でまとめて座らせている。ほぼ同時にラーメンを提供すればだいたい同時刻に食べ終えて帰ってゆく。上手い方法だがゆっくりと食べることはできないという欠点はある。もっともラーメンだし、並んでいる人を考えたらさっさと席を空けるのもマナーだ。入口のガラスには「ヤマサ吉村家監修醤油とんこつ鍋つゆ新発売」とポスターがあって驚き。家系ラーメンスープで鍋ってどうなんだ、というか取り扱いスーパーってそんなにあるのだろうか。そして程なくして店員が「まもなくご案内いたしますが、食券を確認いたします」と提示を求める。といってもこの時点で味の好みは聞かれず所持しているかどうかだけのよう。しかし入店までに別の店員がもう一度「食券確認します」と。そんなに客を疑っているのか?と言いたい。
ようやく店内に入り、案内されたのは中央部の湯で鍋の真向かい辺り。なぜは左隣は空席のままで埋めればいいのにと思ったら、そこが料理提供口になっていた。カウンター席には前から直接渡されるがテーブル席に子供連れが入っているためだ。入店順に希望が聞かれ私は最後、「濃いめ・多め」とオーダー。麺の硬さは普通にしておく。初めての店、まして総本山の店だもの、固めオーダーして本当に固かったら話にならんからね。待つこと5分余りでラーメン到着。麺の太さからして早いと思うけど、食券を確認することで見切りで茹で始めていたのかもしれない。固めオーダーでも入店3分前くらいから茹で始めても問題ないでしょうから。
さて本家のラーメンですが丼は少し小さめで黒いですね。食べログを始めるずっと昔に一度だけ本牧家に行ったことがありますが、そこにしろ”亜流”と言われる山岡家にしろ青くて大きめの丼を使いますが、あちらのほうが食べやすくて好きなんですがね。卓上にある生姜を少々、ニンニクを少々、そして胡椒少々と思ったらドバっと出てきた。こればかりは致し方ない。その味ですが「ふーん、これが総本山の味なんだ」が第一印象。この味が基準なら、先日広島で食べた横綱家はやっぱり違うし、名古屋で蔓延っている「CPS系」と呼ばれるものは邪道でしかない。しかしこのラーメンはパンチは薄いと思う。濃いめで頼んだので醤油の味は塩気がきつく感じるほど濃いなとは思いますが、豚骨や鶏ガラの風味は薄いかな。もっとガッチリと煮出したほうが旨みがあっていいと思ったのが第一印象。あと、もう少し汁が熱くてもいいかなとも思う。
それよりも麺の硬さが普通にしては柔らかすぎる。これね、正面で茹でているからずっと見ていたのだがあまり手際が良くない。平網を使うのは当然だがまず湯切りができてない。もっとしっかりとチャッチャと切ればいいもののチョンチョンチョンと軽く三度振っただけで丼へイン。これならラーメン山岡家 南2条店のバイト店員のほうがよっぽど上手いよと思ったし、スープにも悪影響を与えてしまっているような気もするが、私の麺が入店順に作るからか柔らかめをオーダーしたのがいなかったからか最後に鍋からすくい揚げられた。この時点で普通を通り過ぎてしまっていたのではと思う。そして更に気になったのは、左隣の空席を挟んでオバサンが食事していたのだが、厨房の店員に向かって「今日はいつもより濃い」などと言っているから常連かな。でもこの人並んでいたっけ?ましてオバサンひとりと思っていたら食べ終えると丼を持って厨房の中へ。どうやら店の人のようで賄いとして食事していたのだ。人間だもの腹が減っては何とやらだし食べるなとは言わないが、まだ行列が切れない13時ころに客席を使って賄いはどうかと。外には早く席が空かないかなと待っている人が何十人も並んでいるんですよ。だいたい賄いは客が落ち着いてきた14時過ぎとかに食べるものだと思うし、どうしても食べるのなら裏に休憩スペースを作ってそちらでと思う。混雑時間帯の客席での賄いは感心しません。それと帰りにご自由にお持ちくださいと袋に入ったものがあったが見ると茎が妙に長くて不揃いな椎茸。さすがに持って帰る人は10人いて1人か2人程度でした。
「そんなに旨いか?」と思いましたw