ホテルそばのバス停から洲際棒球場まではたっぷり30分はかかりました。
なんかすごい球場だな…。桃園や新荘よりもずっと立派だわ。
入口で係がサイズは？と聞いてくる。サイズ？なんの？と思ったら台湾チーム応援の揃いのＴシャツを配布しているようだが「そんなもんいらんわ！」。ノーサンキューと断りました。
今回の座席はちょっと遠い感じはしますけど無事に入手できただけよかった。というのもこの試合だけは発売から10分経たずに完売してしまったのだ。私がチケットの発売日をうっかり失念していて、気づいたのは発売日の午後。ああ、今日発売日だよ、どこの席あいているかなってネットで確認すると完売！しかし日本と違って台湾では野球のチケットを手数料を払ったうえで自己都合で払い戻すことが可能だ。なのでキャンセルが出ることを期待して頻繁に確認していたらポツポツキャンセルはでるが希望する価格帯では無かったり位置が三塁側だったり上段だったりと、もうキャンセル出ないかなと思うようになった10日くらい前になって一塁側内野で下段が1席出たので即確保して購入できた。なんでも粘ってみるものだが、日本でも興行チケットの自己都合払戻を認めればいいのに。転売を禁止する癖に払い戻しには応じないというのはどうかと思う。どっちかを認めるべきだ。
しかし予想していたとはいえ超アウェイーですよここ。甲子園やヤフオクドーム（来年からはペイペイドーム）もアウェイー感があるけどその比じゃない。
人だかりができているのでなにかなと思っていると中居と上原と新井。いつまでも見ている訳にもゆかないので食べるもの調達しよう。
兄弟丼、なんか興味があるね。親子丼とどう違うんだろ…というのは冗談で（ここを本拠地にしているのが中信兄弟だからであって）。
屋台村ができていまして大盛況、そりゃあガラガラの桃園とは違いますからね。なにを買おうか…。
比較的すいている店で肉をパン生地で巻いて揚げたようなものを購入。1本70元だったかな？見栄えはよくないが味はよい。飲み物は缶ビールなんですが、なんと場内にファミマが臨時売店を出しているんです。ファミマと言うことは缶ビールが市価で買えます！桃園なら350ミリ50元、500ミリ70元なんですけど、定価なら350ミリ39元で500ミリが49元でした。これは嬉しいね、ほかにも弁当やお菓子を販売。おでんもあったが売れた形跡はない。
本日の先発は今永。今永はよく侍ジャパンに召集されているし、国際試合でしっかり結果を出している。2年前の「プロ野球チャンピオンシップ」では台湾相手に6回無失点12奪三振と華々しいことも。そろそろ試合前セレモニーです。
台湾の打線は王柏融が1本もヒットが出ていないのが、日本ハムファンとして気になるわあ。18時30分スタートです。
まさかこんな試合展開になるとは！
台湾の先発は廖乙忠。日本でプロ野球選手になることを夢見て宮崎の日南学園に野球留学するもドラフトにかからず、履正社医療スポーツ専門学校に進学し台湾に戻ります。そして今年から台湾野球の中信兄弟に入団して先発で15試合に登板し3勝5敗で防御率は4.36。台湾ではいいほうといえるかな、典型的な打高投低だから。
その廖乙忠から近藤は四球で出塁し（プレミア12に四球王というタイトルは無いのか！）暴投もあって2塁まで。最近日本ハムの観戦で言えないからここで思いっきり「アホ、アホ」って言ってやった（笑）。続く鈴木がタイムリー3塁打で1点先制、吉田正もタイムリーで2点と順調なでだし。
そして今永はと言うと立ち上がりが良くない…。王威晨がヒットで出塁し、続く首位打者の林立や元メジャーの胡金龍を打ち取ったまではいいが林泓育がヒットで朱育賢が打った球はどんどんレフトスタンドへ近づいて場内は大歓声！まずい、これでは3ランじゃないか！と思ったらフェンス直撃で跳ね返った。ただ台湾も馬鹿でなぜか進塁をしなかったんだよな。それでアウトでピンチを乗り切ったのはいいがどこか不可解。
3回には台湾の投手が王宗豪に交代。台湾電力野球隊に所属する、いわば社会人野球の選手なんだけど、日本は菊池のヒットで出塁して鈴木が2ランホームランで4点目！そもそも菊池に鈴木ってここはマツダスタジアムか？それ以前にホームラン3本とは、鈴木誠也は神懸かりすぎだ。
ただし今永もしっくりこないというかピンチ招きすぎなんだよな。王威晨から胡金龍まで3者連続で出塁した時はまずいと思ったぞ。
そして台湾の攻撃が盛り上がるとお客さんは内外野関係なく総立ちになるからこっちも立たざるを得ない。でないと全く見えない。
ここらで腹が減ったので、今度は餃子の売店で10個入り70元で買ったら何やらタレをかけてくれた。こういう餃子の食べ方もまた旨かったりして、ビールも追加しています。なぜか酔わないんだよなあ…。
そうそう、4回から大野雄大が登板しているんだけど王柏融がヒットを打ったよ、ようやくのヒットにお客さんも大歓声だが、私もハムファンとして非常にほっとしています。にしても台湾は5回までヒット8本も打って無得点とはついていない。
6回には丸からもタイムリーが出て5点目。
大野から山岡に交代し林哲瑄（富邦）・王柏融と抑えるも王勝偉（兄弟）のところで代打岳東華（兄弟）、今年になってようやく芽が出てきたような選手なんですが得点にならんかったとはいえ代打でヒットを打つんだから立派だよな。最後に大きく試合が動いたのは9回。菊池がヒットで出て近藤またまたまたまた四球で1塁2塁。そして鈴木がレフトへのタイムリーヒットで6点目、この試合初打席の源田も2点タイムリーで8点目。もうこれは負けるわけがない。その裏に王柏融が2本目のマルチで出塁してその後2人を抑えたからこのまま完封勝利と思ったらうまくゆきません、サンフランシスコジャイアンツ傘下の2Aにいる張進德がタイムリーで1点入って台湾人歓喜！日本人あーあって感じになるけど試合は8-1でゲームセット。
22時を過ぎ、帰りの足がどうなるか分からないので、このままずっと見ていたかったが球場をあとにしました。こんな時間に市内へ戻るバスがあるのか？と不安だったが22時40分過ぎに12系統のバスがやって来て、23時15分に台中駅に戻ることができました。バスを待っているとタクシーの勧誘が煩いが誘惑に負けなくて良かった。そして台湾まで遠征してきて3勝0敗でスーパーラウンドへ1位進出できたのはよかった。
さあ、明日は日本へ帰国だ。
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なんかすごい球場だな…。桃園や新荘よりもずっと立派だわ。
入口で係がサイズは？と聞いてくる。サイズ？なんの？と思ったら台湾チーム応援の揃いのＴシャツを配布しているようだが「そんなもんいらんわ！」。ノーサンキューと断りました。
今回の座席はちょっと遠い感じはしますけど無事に入手できただけよかった。というのもこの試合だけは発売から10分経たずに完売してしまったのだ。私がチケットの発売日をうっかり失念していて、気づいたのは発売日の午後。ああ、今日発売日だよ、どこの席あいているかなってネットで確認すると完売！しかし日本と違って台湾では野球のチケットを手数料を払ったうえで自己都合で払い戻すことが可能だ。なのでキャンセルが出ることを期待して頻繁に確認していたらポツポツキャンセルはでるが希望する価格帯では無かったり位置が三塁側だったり上段だったりと、もうキャンセル出ないかなと思うようになった10日くらい前になって一塁側内野で下段が1席出たので即確保して購入できた。なんでも粘ってみるものだが、日本でも興行チケットの自己都合払戻を認めればいいのに。転売を禁止する癖に払い戻しには応じないというのはどうかと思う。どっちかを認めるべきだ。
しかし予想していたとはいえ超アウェイーですよここ。甲子園やヤフオクドーム（来年からはペイペイドーム）もアウェイー感があるけどその比じゃない。
人だかりができているのでなにかなと思っていると中居と上原と新井。いつまでも見ている訳にもゆかないので食べるもの調達しよう。
兄弟丼、なんか興味があるね。親子丼とどう違うんだろ…というのは冗談で（ここを本拠地にしているのが中信兄弟だからであって）。
屋台村ができていまして大盛況、そりゃあガラガラの桃園とは違いますからね。なにを買おうか…。
比較的すいている店で肉をパン生地で巻いて揚げたようなものを購入。1本70元だったかな？見栄えはよくないが味はよい。飲み物は缶ビールなんですが、なんと場内にファミマが臨時売店を出しているんです。ファミマと言うことは缶ビールが市価で買えます！桃園なら350ミリ50元、500ミリ70元なんですけど、定価なら350ミリ39元で500ミリが49元でした。これは嬉しいね、ほかにも弁当やお菓子を販売。おでんもあったが売れた形跡はない。
本日の先発は今永。今永はよく侍ジャパンに召集されているし、国際試合でしっかり結果を出している。2年前の「プロ野球チャンピオンシップ」では台湾相手に6回無失点12奪三振と華々しいことも。そろそろ試合前セレモニーです。
台湾の打線は王柏融が1本もヒットが出ていないのが、日本ハムファンとして気になるわあ。18時30分スタートです。
まさかこんな試合展開になるとは！
台湾の先発は廖乙忠。日本でプロ野球選手になることを夢見て宮崎の日南学園に野球留学するもドラフトにかからず、履正社医療スポーツ専門学校に進学し台湾に戻ります。そして今年から台湾野球の中信兄弟に入団して先発で15試合に登板し3勝5敗で防御率は4.36。台湾ではいいほうといえるかな、典型的な打高投低だから。
その廖乙忠から近藤は四球で出塁し（プレミア12に四球王というタイトルは無いのか！）暴投もあって2塁まで。最近日本ハムの観戦で言えないからここで思いっきり「アホ、アホ」って言ってやった（笑）。続く鈴木がタイムリー3塁打で1点先制、吉田正もタイムリーで2点と順調なでだし。
そして今永はと言うと立ち上がりが良くない…。王威晨がヒットで出塁し、続く首位打者の林立や元メジャーの胡金龍を打ち取ったまではいいが林泓育がヒットで朱育賢が打った球はどんどんレフトスタンドへ近づいて場内は大歓声！まずい、これでは3ランじゃないか！と思ったらフェンス直撃で跳ね返った。ただ台湾も馬鹿でなぜか進塁をしなかったんだよな。それでアウトでピンチを乗り切ったのはいいがどこか不可解。
3回には台湾の投手が王宗豪に交代。台湾電力野球隊に所属する、いわば社会人野球の選手なんだけど、日本は菊池のヒットで出塁して鈴木が2ランホームランで4点目！そもそも菊池に鈴木ってここはマツダスタジアムか？それ以前にホームラン3本とは、鈴木誠也は神懸かりすぎだ。
ただし今永もしっくりこないというかピンチ招きすぎなんだよな。王威晨から胡金龍まで3者連続で出塁した時はまずいと思ったぞ。
そして台湾の攻撃が盛り上がるとお客さんは内外野関係なく総立ちになるからこっちも立たざるを得ない。でないと全く見えない。
ここらで腹が減ったので、今度は餃子の売店で10個入り70元で買ったら何やらタレをかけてくれた。こういう餃子の食べ方もまた旨かったりして、ビールも追加しています。なぜか酔わないんだよなあ…。
そうそう、4回から大野雄大が登板しているんだけど王柏融がヒットを打ったよ、ようやくのヒットにお客さんも大歓声だが、私もハムファンとして非常にほっとしています。にしても台湾は5回までヒット8本も打って無得点とはついていない。
6回には丸からもタイムリーが出て5点目。
大野から山岡に交代し林哲瑄（富邦）・王柏融と抑えるも王勝偉（兄弟）のところで代打岳東華（兄弟）、今年になってようやく芽が出てきたような選手なんですが得点にならんかったとはいえ代打でヒットを打つんだから立派だよな。最後に大きく試合が動いたのは9回。菊池がヒットで出て近藤またまたまたまた四球で1塁2塁。そして鈴木がレフトへのタイムリーヒットで6点目、この試合初打席の源田も2点タイムリーで8点目。もうこれは負けるわけがない。その裏に王柏融が2本目のマルチで出塁してその後2人を抑えたからこのまま完封勝利と思ったらうまくゆきません、サンフランシスコジャイアンツ傘下の2Aにいる張進德がタイムリーで1点入って台湾人歓喜！日本人あーあって感じになるけど試合は8-1でゲームセット。
22時を過ぎ、帰りの足がどうなるか分からないので、このままずっと見ていたかったが球場をあとにしました。こんな時間に市内へ戻るバスがあるのか？と不安だったが22時40分過ぎに12系統のバスがやって来て、23時15分に台中駅に戻ることができました。バスを待っているとタクシーの勧誘が煩いが誘惑に負けなくて良かった。そして台湾まで遠征してきて3勝0敗でスーパーラウンドへ1位進出できたのはよかった。
さあ、明日は日本へ帰国だ。