ＪＲ吉祥寺駅の高架下で関西風の出汁のうどん いぶきうどん

その後しばらくブラブラしてから京王井の頭線で吉祥寺へ。






井の頭線に乗ったのも、吉祥寺で降りたのもすごく久しぶりだな。この時点で15時になるところ。今日の西武ドームまでの経路は新宿でも池袋でもなく、ちょっとひねくれて国分寺経由で行くことに決めた。西武多摩湖線なんてしばらく乗ったことが無いのもある。



しかしまだ行くには早すぎるので、日高屋にでも入って昼飲みしようか。いやもう少し吉祥寺駅周辺をぶらついているとＪＲの高架下に「いぶきうどん」を発見してビックリ。



大阪の天神橋筋商店街にあって人気店だけど、ほかでは見たこと無いからチェーン店じゃないと思っていた！にしても食事時間から外れているのに盛況な感じ。よし、それじゃあ酒じゃなくてうどんだしを飲もう！実は天神橋筋の店も使ったことが無いのでいい機会かも。店先の食券自販機でかけうどん（290円）を購入。東京都内で300円以下でうどんが食べられるのは非常に安いと思う。

店員に食券を渡すとうどんを湯がきだし、雪平鍋に出汁をとって温めなおし味見しながら。てっきりすでに出来上がった出汁がサーバーに入ってて投入するだけかと思っていた。待つこと5分ほどで出来上がり。別スペースのカウンターに移動していただきます。



まず見た目は関西風のうどんですのでスッキリした色合いです、ネギと天かすは受け渡しカウンターにあって自由に使えます。そしていりこが3匹、店の名前にもなっている「伊吹いりこ」を使用しているそうですが、正直どこの品物なのか知りませんでした。伊吹と言えば伊吹山が浮かびますが、あれは滋賀県の山でもぐさの産地でいりことは全く関係ないなと。で調べてみると瀬戸内海にある伊吹島で500人ほどの人口の島で、名産品がいりこなのだそう。

まず汁をすすりますと、私も色んな店でうどんを食べますし、大阪市内で食べることが多いですが、どこの店のうどんだしよりもスッキリした味なのに程よい濃さで、こんなに旨いとは驚きです。具として浮かぶいりこ3匹からもじわじわと出汁がでている感じです。この汁を普段の味噌汁の代わりにご飯に添えて毎食食事したいほどですから。うどんも讃岐うどんで程よい太さとコシが私好みであります。大阪市内のうどん屋のゆるゆるとした麺もいいけど、やっぱりコシがあったほうがいいよね。



そして卓上の丼には揚げて塩を振ったいりこも置かれていまして、まずそれだけをつまんでみると程よいカリカリ感と塩気に香ばしみがあって旨いんですよ。それをうどんに投入すればさらなる旨味が重なって…。これが290円で楽しめるのですから大変コスパがいいですし、私は余計な具はいらないと感じました。かけうどんだけで十分勝負できる商品です。いままで天神橋筋でスルーしてきたのを後悔してしまいました。また「いぶきうどん」を利用しよう。



ではメットライフドームへ向かいますか。