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あってはならないことが起こってしましました
先月26日(日) 午前9時ごろ奥さんに「龍門ダムに行ってくる。夕方から仕事に行く」などと連絡。
勤務先から「出勤していない」と連絡を受け 警察へ捜索依頼が出ました
これまで男性は 水くみに龍門ダム付近を訪れていたと・・・・
黒髪山を守る山の会 会長へも警察から捜索救助協力要請があり
翌日 27日(月)朝から 警察 消防 と共に道案内役として参加が始まり、僕も含めた6名が捜索に加わりました
男性の車は駐車場に止まったまま 室内確認 手がかりは・・
山ばかりではなく ダム周囲も 警察犬も出動して捜索されますが
翌日9/28(火)も見つからず 9/29(水) も捜索が行われましたが 発見に至りませんでした
しかし、生死を分ける 72時間も経過し・・・捜査現地本部は閉鎖
その翌々日の 10/2(土) 朝 けたたましく サイレンを鳴らして龍門ダムへ走る パトカー・消防隊の車が!
朝から登り始めた登山者が 異状に気づいて発見されました。
そして、警察へ 110通報
そして昨日 10/3(日) 司法解剖が行われて 身元が発表されました
山の会では 一連の捜索行動を振り返り 二度と起こらない仕組みについて話し合いながら ご苦労様会を行いました
悔しい どうして携帯の電波が・・・
あれだけ 捜し歩いたのに・・
見つからなかったんだろうか・・
今や 携帯アプリ YAMAP の GPS 位置情報を確認しながら山歩きする時代
声掛け 道に迷ったら 引き返す GPS の位置情報を確認するなどできなかったのだろうか・・
今日 警察から入手した 発見現場周辺を 歩いてみました
確かに 迷いやすい場所だったのかな・・
まず レスキューポイントNo,31から 33近辺です
山道も 崩れて 不安全な場所も
黒髪山龍門側 危険個所RP31~33 2021.10.4
RP (レスキューポイント) 救助を警察へ連絡する場合の 目印 番号です
黒髪山では 山の会 警察 消防 共通な番号で 呼び合っています
是非 活用されてください
絶対に 無理しない 道迷ったら 引き返す
行動計画に 余裕を持って下さい
今年 4月から 消防防災ヘリコプター「かちどき」も運用が開始されました
佐賀空港から 黒髪山まで 15分かからずに 飛んできます
ヘリコプターとは ホイストポイント と言って 特定の場所まで移動しないといけませんが 救助が早まると確信しています
安全な 山歩きをしましょう!
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