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今回のテーマは、卵胞刺激ホルモン いつの頃が高値? です。
卵胞刺激ホルモンについて、次の質問を 受けました。
★ 卵胞刺激ホルモンについて、正しいのはどれか?
- 視床下部から分泌される。
- 黄体に作用してプロゲステロンの分泌を促す。
- 特殊な構造から性腺刺激ホルモンのグループには含まれない。
- 次第に低値になると閉経を迎える。
- 月経周期最初の頃に高値である。
さてさて、ひとつづつ 整理していきます。
1.視床下部から分泌される?・・・これは、間違いです!
卵胞刺激ホルモン(FSH)は、脳の視床下部から放出される 性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)の指令を受け、脳の下垂体脳前葉から卵巣へ 分泌され ます。
2.黄体に作用するのではなく、卵巣のなかにある 原始卵胞 に作用・刺激し、そのうちのひとつが成長をはじめます。
3.立派な 性腺刺激ホルモンのグループです。
4.次第に低値になると閉経を迎える??・・・これも、間違いです!
卵胞刺激ホルモン(FSH)は、値が 高いほど 卵巣機能が減少していることを示し、20とか30以上とかになってくると閉経が近いと言われたりするようです。
FSH(mlU/ml) | |
---|---|
卵胞期(生理開始~排卵) | 3~12 |
排卵期 | 5~24 |
黄体期(排卵後~生理) | 1.3~6.2 |
閉経後 | 26~120 |
男性 | 1.5~12.4 |
ちなみに、FSH値とAMH値(抗ミュラー管ホルモン)を合わせてチェックすると、より閉経の時期の確認ができる効果があると言われています。
5.月経周期最初の頃に高値である??・・・これが、正解です!!
不妊治療で病院に行くと最初にいろいろ検査を行いますが、その際、生理3日目あたりに 血液検査をして FSH などのホルモンの値を調べることが多いです。
つまり、卵胞期の初期の 検査結果が基準 となります。
女性ホルモンが乱れると起りやすいのが、月経不順 や 無月経 です。月経不順や無月経が続くときは、ホルモン分泌の調子が悪くなっている可能性が高いというわけです。
また、ホルモンがスムーズに分泌されないと、自律神経のバランスが乱れて、カラダ中に影響が出ることがあります。
たとえば、卵巣の働きが落ちてきて女性ホルモンの分泌量が減ると、視床下部は昼も夜もフル回転してホルモンを分泌させようとします。
そうなるとカラダはパニック状態になり、自律神経まで乱れてきて、頭痛 や めまい、のぼせ や 冷え、イライラ などの トラブルも。
これは間脳にある視床下部が、自律神経の中枢もかねているからです。
脳が ストレス を感じると、ホルモン分泌が乱れてカラダの調子も悪くなります。
反対に、好きな音楽 を聞くなど 心地よい刺激 を受けていると、ホルモン状態 が整って、カラダも元気になります。
これは医学的にもちゃんと証明されていること。
規則正しく、ストレスをためない生活を心がけることが、ホルモンを ベストな 状態に保っていくのに大切なことなのです。
同じような役目が 鍼灸に よってもたらせます。 あなたの身体を整えて健康に。
気の変化、変動を鍼灸により、複雑な状況の中、カップルで 自然に妊娠されるまで、鍼灸を使っての 心、精神的、身体的に 気血の巡りを良くするお手伝いをさせていただき、穏やかな状態で 妊娠され、出産までお手伝いしたいと考えています。
治療院の場所は、コメリ有田店さんの西隣りですので来院時の目印になります。
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