偉大な恩師へ55番からのプレゼント。

2005年10月30日 | 松井秀喜
長嶋さんの文化功労者に選出されたニュースはすぐに松井秀喜に届いた。当然我々なんかよりも早く松井の大きな耳には届いていただろう。松井はミスターに対し、「おめでとうございます。賞だけで、はかれるような方ではないですけど、すばらしいこと。あれだけ国民の皆さんの気持ちを熱くした人ですから」と恩師へのメッセージを送った。脳梗塞で倒れてからも恩師への気遣いは忘れない。松井は以前こんなことを話していた。「いつも明るく調子はどうーだ?と気さくにお言葉をいただく、元気な監督ならいいけれど元気じゃなければ会いたくないですね。だってそんな監督みたことないですから」と。ただ帰国すれば必ず美味しいレストランでの“シーズン報告会”を開いてきた。スーパースター同志がとても大事に楽しみにしている会なのだ。ことしはそのシーズン報告会が長嶋さんの“文化功労者祝賀会”になりそうだ。もちろん松井から恩師への。将来も松井が文化功労者になるのも間違いないだろう。ただこの祝賀会のプレゼントもいいが、やはり恩師もメジャーを一度は夢を見た。その愛弟子が今ヤンキースで頑張っていることを我が子のように人一倍応援している。だから松井にはもう濃厚とも言われるヤンキース残留で気持ち良い更改をし、是非、来季は世界一になってミスターへ最大級のプレゼントをして欲しいものだ。
コメント (3)
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