マネーゲームというけれど逸材だから仕方がないと思います。

2006年11月08日 | MLB
松坂大輔の移籍に賛否両論がある。
お金で入札、落札なんて「モノ」じゃないんだから。けど、もしあなたが野球を幼少からしていて辛く、きつい練習に耐えて、実力があり、マスコミに追いかけられたらどうだろうか?ほっとかないと思いますよ。スカウトは。窮地に立たされたら断ればいい。そういうのを予想して彼はポスティングに出たのだ。プロなんです。彼は草野球チームの人間ではないんです。彼が失敗というか金額にそぐわない成績ならどこの球団からも解雇、無視ですよ。お金はプロだから破格なんです。それは入札する球団が決めることで、募金で彼を獲得する世界ではない。それに松坂本人が納得すれば行って挑戦すればいいと思う。短命な世界だけに「一花、本場で華咲かせたい」と思っていいのではないでしょうか?南米のドミニカ、プエルトリコ、ベネズエラなんか生死かけてアメリカに来ています。Aロッドが良く標的にされます。あんなお金貰ってなんで打てないの!!また暴投!!ただ彼の幼少の苦労とか突如来るメンタル(心の病みたいな)凄いプレッシャーだと思いますよ。母国と家族の代表でトライしているんです。ただ破格契約してもいくら貧しくとも成績が伴わなければ厳しい現実が待っています。それがプロ。プロだから「よし俺が頑張れば母国も家族にも僕の活躍で人々が少しでも心豊かになれば」と思う。その精神が他国にはひしひしとある。日本は平和で奇跡の国と言われます。政治経済的にいろいろあっても日本人の代表としてエールを送ればいい。環境とか資源とか教育とかは違うけれど頭から完全否定していたら夢や希望は松坂だけでなく、彼に注目する多くの人にためらいが生じるだろう。野球でなくてもいい。自分が得意な分野に今、成果が出なくともいつか「続けていれば」陽の目が来る。それを信じていなければネガティブな人間ばかりになると思う。地道に淡々にって素晴らしいけれど、松坂だって恋愛とかバイトとか彼女との旅行とか青春時代に謳歌したいことを我慢していたかもしれない。それで、金、金、金、って松坂は言っていないよ。西武とか代理人がそういうの仕切っているのだし、彼がそんなビジネスのノウハウなんか知らないはず。ただ僕の実力を試していただきたい。だから彼はどのチームでもいいと言った。これはマネーゲームかもしれないが、松坂にあれこれ言うのはお門違いと俺は思う。お金は変動する。野茂がいい例ですよ。でも野茂を応援したい。ただ今、新聞もネットも野茂の記事は見ない。旬な時に旬な人材にエールを送ってもいいのではないだろうか?お金は確かに破格。でも数年前までこんなに日本人が海を渡り、同じフィールドに立てるとは思えなかった、でもいまみんな凄い活躍ですよね。とイチローも松井も言う。オールスターにもゴールデングラブにも選ばれる。日本野球のレベルの高さに各国が注目し同じ国民として誇りに思い、まずは彼の「夢の舞台」に応援する。それから真価が問われていいのではないだろうか?
コメント (1)
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