西村ヒロのハーモニカ・ダイアリー

ハーモニカ、音楽のことなどを綴ります
https://herosharp.wixsite.com/harmonica

2011-06-12 15:18:36

2011-06-12 15:18:36 | Weblog

ツアー初日は朝6時にバスで京都駅着。下車して直ぐに携帯電話を車内に忘れたことに気付いてタクシーに乗り込み「バスを追ってくれ!」と刑事ドラマのようなキメ台詞。一瞬高揚感につつまれたもののすぐに失望と後悔、自己嫌悪を感じることに・・・。結局、深夜バスとして京都駅に折り返して来た当のバスから返却してもらったのだがそこへ向かうタクシー内でデジタルレコーダーとエフェクターの電源を無くしてしまった。なんだかボーっとして先が思いやられるような一日だった。
それにしても先斗町という狭い路地に老舗っぽい店が並ぶ中にあるスターダストクラブ。今年で18年目だがもっと旧くからのあるようなブルースが染み付いた店で親父さんから引き継いだ二代目がオーナーとしてやっているという素敵なところなんで一発で気に入った。
ギターの晴ちゃんこと田中晴之氏とは十数年ぶりの再会だしデュオでやるのは初めてだったがそのアフタービートの効いたgrooveとクリアーなトーンは今回のブルースLIVEにバッチリ。即興演奏の中で相手の音や方向性を素早くキャッチして包み込んでくれる演奏は温かい人柄そのままだ。
薄暗い店内に座るお客さんたちはとても熱心にかつ楽しんでくれる。文化として根付いているようにかんじたのは旅人としての勝手な思い込みだろうか?
二日目の津山市は緑に囲まれた大きな川が市街を流れて城下町の風情が残るところ。学生時代から何度も訪れているし気さくな人が多い土地柄だ。
場所は廃業したお風呂屋さんを改装して居酒屋にしたところをコンサート会場にしての演奏会でタイル貼りが残っていたりするところがユニーク。バンドは地元のギター、ピアノ、ベース、ドラムという編成でリハーサルは少し時間かかったが本番では満席お客さん50人はもちろんバンド、オーナー含めてとても楽しんでもらえたようだ。行ってわかったのだがJAZZ LIVEというより西村ヒロ・コンサートという企画(曲目は先方の意向でJAZZスタンダード)。
ギターも担当した主催者が私の大学時代のバンド仲間や別の友人とも遊び仲間だったことが判りいっそう親近感が増した次第で自分も訪れたことのある当時珍しかったLeeを扱うジーンズショップがアーケード街にあったという話やバイクの話で終了後の会場での打ち上げは盛り上がりホテルに帰ったのが1時でその後、学生時代からの友人が経営する閉店後の「もり田」という居酒屋へ繰り出し二人きりで日本酒。先日、デビュー前に一緒にプレイしたこともあるFried Priedの二人がイベント出演後の打ち上げに訪れたという話も嬉しかった。にしても友人は会話のリピートが増えてきてかなりベロベロだったような?
三日目は津山線でノンビリと移動し岡山駅経由で広島へ向かう途中。