腕章。
千葉県の袖ヶ浦フォレストレースウェイというレース場で行われる英国の旧車をメインとしたイベント:サイドウェイ・トロフィーが日曜日に開催された。
出場者である知人から誘われたのだが、ちょうど木更津で仕事があったのでこれ幸いと行ってみた。
ピット・クルーという扱いでピット近くのパーキングへ停めたが、自分のMiniが近年のモデルではないか?と思えるほど 周りは旧車ばかり。
出場するのは旧い公道モデル、フォーミュラ・カーからバイク迄と様々だ。
かの有名な生沢徹氏もオフホワイト色のポルシェを駆って出場。
炎天下ともいえる暑い日差しの中、帽子も被らず観戦したり話し込んだりと夢中になった数時間で、後で鏡を見ると赤く日焼けしていた。
Morgan エアロスポーツ。1931年、戦前のクルマだ。
三輪車で後輪がひとつゆえにお尻がシュッとしぼんでキュートだ。
レースに出場して、しっかり走っていた。
もっともデモンストレーション走行みたいな感じだが。
エンジンがVツインで剥き出しがカッコいい。
よく見かけるのは、カムを駆動するロッドが出ているタイプ(ハーレーと同じ)だが、これはサイドバルブ方式なのでロッドが無く同じ箇所あたりに短いバネが付いている。本来はそれが金属ケースに覆われているものをオーナーはわざわざ見えるように手製の透明な蓋に変更しているが、写真ではケース内(丸いポッチが左右それぞれに付いているのが蓋)がうまく見えない。
ともあれオーナーの愛車へのこだわりが伺える。
このヘルメットも珍しかったしカッコよかった。ビンテージだろう。
ゴーグルは自分も使ってるHalcyon 。
英車なんで当然だろう。
Velocette(ベロセット)というバイク、写真で見たことはあるが実車は初めてだ。
ピットには、このメーカーのいろいろな車種が揃っていたが人気があるようだ。
レース中の低めの排気音がシブかった。
BSAももちろんあったが少なく、Triumphは皆無だったような。
小排気量車ではBridgestone が圧倒的に多く(昔は作ってたんだぁ)、シリンダーの金属組成が独特で人気があるそうな。
ロータリーバルブというものが装着されていて、2ストロークの吸気タイミングを調整し易くしていているというのは初めて知った。OHVなどのカムのタイミング調整みたいなものだろう。
フォーミュラカー・レース。このカテゴリーはけっこう本気度が高い。
ピット内の写真いろいろ。
このエンブレム、たまらん!
リアのフォルムが可愛いかったりセクシーだったり。
これはアルファロメオ。
ダハハ、排気口!
オースチン・ヒーレー。
オーナーの方が「オイルも水もダダ漏れだ」と言ってたが、楽しそうだった。
このグローブ、こういったひとつひとつのこだわりがイイねー。
うーん、キュートだ。