Hoobastank - The Reason (Official Music Video)
「心の音楽のふるさと」は、心の中の帰るべき「自分の音楽の故郷・原風景」だとすると、
今回はちょっと違う。
この曲を聴くとあのひと・あのとき・あの場面・あの場所など何かを必ず思い出すみたいな。
なにか「思い出と結びついている音楽」がだれにでもあると思う。
特に音楽が好きな人は、この手の感受性が強いと思われる。
思い出と音楽の結びつきを『音楽は思い出とともに』というタイトルでシリーズ化してみるのも一興かなと突然思いついたので、始めてみます。
第一弾は、LA出身のHOOBASTANKであります。
"THE REASON"という曲。
2003年発表のセカンドアルバム"THE REASON"に収録された曲で、当時夜中に聴いていたAFNでよくかかっていた。ビルボードシングルチャートで最高位2位の大ヒット。
サビのメロディがとても印象的で心に引っかかっていた。
時は2003年。。。もうそんなに経つんだ。。
実は、アメリカのバージニア州へ「オシアナ・エアーショー」という米海軍主催の航空祭を当時3年連続で見に行った。最初の2年は旅行会社のツアーを利用して行ったのだが、最後の1年は無謀にも自分で企画して見に行ったという。。ツアーで現地の移動はもっぱら観光バスで団体行動だったので、何も考えず人任せだったが、自分でとなるとレンタカーで移動となる。外国で自分でクルマを運転してみたいという純粋な動機があったので、個人で行ってみようとなった。
ニューヨークやLAといった大都市では地下鉄、バスなど交通機関が発達しているので、レンタカーを借りなくても移動は大丈夫だけど、バージニアの田舎となるとそうはいきませぬ。
基本的にアメリカの田舎は「クルマがないとどこにも行けない」。
バージニア州のノーフォーク空港で予約しておいたレンタカーを借りる。
日本から直行便がないため、ノースウェスト航空でデトロイト経由で行った記憶。
初めてアメリカ車を運転できるのかな、とワクワク楽しみにしていたのだが、
お店が用意してくれたのはなんと三菱のギャラン。。
当時、三菱自動車は不祥事で評判を落としていただけに、ずっこけそうになった。
アメリカくんだりまで来て、なんで三菱車を運転しなくてはならいの?
初めての右側通行は、否応なしに初心者へ戻らされてしまうため、嫌な汗が出まくり。
クルマの運転は頭で考えるのではなくて、体が覚えている。これを思い知らされた。
左側通行モードで動くよう体が自然に動くようになっているため、
ウインカーを操作するつもりが、何度ワイパーを動かしてしまったことか!
貴重な体験ができた忘れられない旅となった。
バージニアビーチ~ワシントンDCを日帰りで往復するという無謀な長距離ドライブも敢行し、
心身ともにボロボロに疲れたけど楽しかった!
というわけで、バージニアビーチという海岸に面した街でクルマを運転しているときに、
毎日ラジオでかかっていたのがこのHOOBASTANKの"THE REASON"という曲。
この曲を聴くと、無条件にバージニアビーチやオシアナ基地の風景を思い出す。
貴方の思い出の音楽は何でしょうか?
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