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highdy の気まぐれブログ

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切ない恋の花をくれた女(ひと)その2

2020年09月04日 | その他



もっと若い早い時期に気付けばよかったものを・・・、いまとなっては「後悔先に立たず」で申し訳ない気持ちです。でも、いまが幸せならば、彼女のためには良かったのかも?

文通と勿忘草
 そんなわけで、近所の優しい山ガール S 子は嫌いではないけれど興味はなく、バスの中で「女性には山は危険だから辞めなよ!」とばかり言っていた記憶があります。
highdy が大手企業の中途採用試験の合格通知が届き、転職することが決まったとき、「大手の会社ではゴルフもすることになるでしょうから・・・」と、当時はゴルフもやっていないのに、手編みの可愛いゴルフのクラブカバー3枚と手紙の中に勿忘草(ワスレナグサ)の押し花を入れて手渡しでくれました。
 初めはご挨拶と御礼から始まり、4、5年間(
ということは、彼女を晩婚にさせてしまったなぁ、highdy の所為かも?)文通をしていましたが、彼女はいつも小さなきれいな文字でびっしりと少なくて5~6枚、多い時は10枚もの部厚い便りを送ってきました。そのお便りにも入っていたことがあります。highdy も3回に1度くらいは3枚前後の返信をしていました。
 時折、highdy の実家に山登りの土産や季節の付け届けがあったそうで、親父が心配して電話をかけてきたこともありました。
だって、親しいとはいえ手をつないだことすらもない関係ですから、「全く付き合っていないよ!、手紙には返信するけど・・・」と答えると、「そうか、それならええが・・・、あそこは子供が女2人じゃけぇのう(だからな)、結婚は認められんけぇのう(認められないからな!)」と親父のアドバイス。
最近はそうでもありませんが、当時の田舎の風土として、
highdy も複数の先輩から「男の子がいない家庭の女性を嫁にすると、下手をすれば4人の親の面倒を看る可能性があり、酷い不幸になる」というのが通説で、同じような話を何度も聞いていました。
従い、
highdyも例えそのような女性に惚れられても、諦めた方がいいという考えは持っていたのであまり気に留めていませんでした。

恥かしながら知らなかった 
花言葉 
 
highdy 勿忘草は 「切ない恋の花」であり、その花言葉は「私を忘れないで」であることを知ったのは、いまの紫陽花と結婚した翌年に当時はとても高いパソコンを手にし、インターネットに接続できるようになってからです。それも何かのキッカケで紫陽花に教えられてからです。

(折角、花を贈っても相手がその意味を解さない highdy のような無教養の人間では無駄になりますね。現役時代自分の専門外で困ったそのような積み重ねが、もう少し勉強をしなくてはという機運を起こさせ、親父の介護をしながら勉学に励みました。 少し勉強すると自分の馬鹿さ加減が判り、さらに・・・と、6年間に3回も学士入学・卒業を繰り返しました。紫陽花も呆れていました。現役時代の職場には一流大学卒・院卒がゴロゴロいたため、その連中に負けたくない一心で猛勉強の独学をし、実力主義の会社だったので一応ほぼ人並みに昇進・昇格していました。)

その時初めて、文通する便りの文中に何度か書いてあった
好き」という言葉を婉曲的に表現した言葉(私に合いそうな素敵な優しいご両親、お嫁に行きたいくらい、等々)が何度かあったことを思い出しました。
若い 
highdy はなんと真面目な(素朴な都会ずれしない)青年だったことか!馬鹿!自分から言うな!)そんなことは全く意に解さず、それにしてもお馬鹿さん、純真というより無知だったのですね。
ゴルフクラブカバーはとても大切に扱い、結婚直前まで使っていましたが捨てました。段ボール箱一杯もあったお便りも、
紫陽花に気付かれないように少しずつ何度も分けて持出し会社で捨てました。

お詫びの機会も逸し・・・ 
 ひと言だけでも無知だったお詫びをと思って同窓会での再会を期待しましたが、遂にその機会を得ることなく今日に至っています。
逆の立場でいま思えば、S 子にとっては非常に辛い想いであったろうと反省しています。その頃は、鈍感というか、未成熟というか、人の心が読めなかったのだろうと思います。
風の便りでは、山仲間の先輩をご主人にしたそうで、幸せなら声をかけるべきでないと思っています。
highdy の処世訓に「後悔先に立たず! しなくて後悔するなら、いまやれ!」というのがあります。(まだ、アップしていませんでしたね。)
そうは言っても、いまやるのが適切か否かも、大切な人生の分岐点を左右するものなので、熟慮を重ねて決断することも重要です。

勿忘草をくれ、何度も想いを伝えたかった S 子さん、
本当に申し訳ないことをしました、ごめんなさい。
あなたの幸せをお祈りします




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