ひかり薬局ブログ 『a・honto!?』

ひかり薬局で起きるいろんな出来事と 管理薬剤師 光田の日々の思い♪

夜の訪問者が置いていった物

2007年12月11日 | ひかり薬局の商品情報

071121_203809 夜、あるサプリメントのメーカーのIさんがやってきました。このメーカーの扱う商材は、65%濃度のプロポリスチンキとか、βーグルカンなど輸入が中心の特殊な物が多くて、効きそうですが、うちはサプリメントを多用することは好きではなく、積極的にお客サマに推奨することは滅多にありません。ただ、本当に特殊過ぎて扱いを躊躇することも時々あります。「厚労省の認可をまだとっていない脂溶性のビタミンC。アメリカではすごい効果!今ならモニターということで扱えます。」これは一昨年の提案。ちょっとコワソ~で遠慮。今晩の提案は・・ナノテクノロジーの化粧品。ちなみにナノメートルとは10億分の1メートルのこと。信じられない超微粒子なのです。それがこの頃、化粧品に応用されて、安全性が問題になっています。一般的な安全確認試験は大きな粒子の基準で行なわれていますから、今までと違った吸収や体内分布が考えられるナノの小ささは、コワイのです。Iさんいわく、「ナノサイズが危険なのは、血管に吸収される10のマイナス9乗から。この化粧品は10のマイナス8乗だから安全です。」もしかしたら記憶違いで10のマイナス7乗だったかも。(^^;)とにかく、危険なものより10倍大きい粒子の化粧品。米国と韓国が共同開発したもので、皮膚トラブルに抜群に良い。「じゃあ、シミが消える?」「シミはとれません。あれは化粧品ではとれません。」「しわ?」「しわなんか、とれませんよ~。」私、このIさんの商売っ気のないキャラ好きだな~~。全く、じゃあ何のためのナノ粒子トラブル用化粧品なのよ~とボヤキつつ、Iさんが置いていったサンプルを使ってみることにしました。意味不明の10のマイナス8乗。大丈夫だろうか?光田の肌は変化するかな?


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